これまでオンライン活用について色々と紹介してきました。
特に先週の「2021年Web活用の大胆予想!どんな行動をするべきか??」は、かなりのボリュームになってましたね。
全て視聴された方は少ないかもしれません。
そこで今日のテーマは「オンラインは道具なのか」について絞ってみました。
そもそもオンとオフを分ける意味ってあるのかな?
仮想と現実の境界線 って結構曖昧なんじゃないか?
そんなお話しです。
この先、デジタルネイティブ世代でリハ対象となる方が増えてくるでしょう。
その時、あなたはこれまでの認識とこれからの認識を使い分けることができるでしょうか?
仮想と現実を曖昧にするオンラインはただの道具なのか?
■動画チャプター
■動画の概要
- オンラインはただの道具なのかという疑問。
- オンとオフを分ける必要はあるのか?
- オンターネットに接続できる道具が増えてきている。
- ゲームの世界が現実化している。
- ユングの集合的無意識がインターネットで具現化したのではないか?
- 同じ認識を持つ人同士で集まれるようになった。
- オンだろうがオフだろうが同じ世界であり違う世界。
- スマホを使いこなしているのか?
- SONYの統計では60%が使いこなしているという認識。
- でも使っていないアプリがたくさんある。
- 人間では操作しきれない領域に片足を踏み込んでいる。
- 道具の構造がわかっていなくても使える時代。
- ホームAIが身近になった。
- リハ介入でホームAI、AIスピーカーを使う可能性もある。
- AIでもできることとできないことがある。
- 仮想と現実の境界線はどこにあるのか?
- 逃避の手段として仮想世界がある、という側面。
- 現実の世界に虚構や仮想が溢れている。
- 自分が生み出している仮想世界もある。
- 人が認識している世界=現実世界とは限らない。
- 気がつくと、境界線が曖昧になってくる。
- 人が世界をどのように見ているのか?
- ではリハビリに応用するとどうなる?
- その人が見ている世界はなんなのか?
- 見ている世界によってリハビリの介入が変わるのではないのか?
- 今のリハビリは、ICFでいう個人因子以外の介入が主では?
- これからのリハビリは、個人因子(その人が見ている世界)への介入も必要になるのではないか?
- その人の視点で如何に関わるのかがポイント。
今回、結構あたまがぐるぐるとしてくるような、答えの無い話をしていました。
ただ、一つ言えることは、既に仮想と現実は曖昧になっているということ。
自分が見て認識できている世界が、自分にとっての現実。だけど、他の人にとっては現実ではないこともあります。
その認識の違いも引っくるめて、これからのリハビリのあり方を一緒に考えていきたいですね。
リハカレゼミ オンラインTEAM
認定講師 齋藤 信