【参加報告】真夏の夜を元五輪選手とウォーク!東京五輪 幻の東京開催マラソンコースをオーバーナイトウォークに参加してきました!

皆さん、こんにちは。
認定講師の齋藤です……が、今回はウォーキング療法士の齋藤です。

実は先週、ウォーキング療法士代表講師である柳澤哲先生主催、
真夏の夜を元五輪選手とウォーク!東京五輪 幻の東京開催マラソンコースをオーバーナイトウォーク
に参加してきました!

総勢11名で夜の都内をひたすら歩く!
幻となってしまった東京オリンピックマラソン東京コースを歩いてきた報告をしますね。

ウォーキング療法士からは、主催柳澤哲先生、認定講師加藤淳先生、齋藤の参加です。

 

コース概要

こちらは、過去のオリンピック関連の公式データから引用した図です。

東京オリパラマラソンコース

新国立競技場に始まり、浅草雷門まで。次に東京タワー前増上寺で折り返し、神保町の辺りまで戻り、皇居前へ。皇居前で折り返したら新国立競技場に戻ると言うコースです。
夜間ではあったものの、都内在住だとなかなか観光名所を巡ることもないので、周囲をキョロキョロしながら歩いておりました。

 

7/29 22:00 出発

新国立競技場

7/30 00:03 日本橋到着

日本橋

7/30 01:06 浅草雷門で折り返し

浅草雷門

7/30 03:51 銀座到着

銀座

7/30 05:22 皇居前

皇居

7/30 06:57 終了と記念撮影

ウォーキング記念写真

出発前の懸念

実は齋藤、以前ウォーキング療法士が参加する塩谷40.8kmウォークに参加した時、時間切れで完歩証明をいただけませんでした。
と言うのも、当時はウォーキング習慣が3km/dayで、週末に10km歩く程度でした。
しかも、当日途中で靴紐を結び直している時に通り雨に降られ、紐締めに失敗。これが靴擦れの元に。
さらに、塩谷のコースはウォーキングとは名ばかり?のトレッキングコース。いやむしろ整地されていない山道込み!
28km時点まではスムーズだったのに、残り13kmに倍の時間がかかってしまい、ズタボロになって終わった過去があるのです。
靴擦れ、本当に良くないですね。膝外側にメカニカルストレスが掛かる原因となり、1週間ほど立ち上がるのも困難で、熱感がなかなか取れずにいました。

今回は2月から距離を増やしつつ、ウォーキング療法士のメソッドを用いながら毎日6kmペースでウォーキングを続けてきたこと。そして、元々ランジを行った際の不安定性などを解消するため、マイソールの補助も入れての参加。

準備万端と言えればいいのですが……正直、膝が同じ状態になるのではないかと、かなり不安を抱えての出発となりました。

 

結果として無事完歩!

皆さんは6km/hと少しペース早めで歩いていましたが、僕は普段の5km/hのペースを守りつつ歩き切りました。

1km/h違うだけで、結構離れてしまうのですが、そこは都内。
信号待ちをしている間に追いつく形となりました。

そして、実はラストの10kmは僕自身も6km/hにペースを上げて歩いてみました。
やったことは、ウォーキング療法士のメソッドの一つ、重心の乗った蹴り出しがしやすいよう、少しだけ前傾姿勢になったこと。

5km/hの時は、あまりピッチを上げず、安定した速度を維持しようとしたため、重心を前に出さないよう注意していました。
ですが、残り10kmと終わりが見えていましたので、ペースを上げることにしました。

その時思ったのが……「6km/hの方が歩きやすかったかも」と言う体感でした。

ウォーキング療法士として指導する際のポイントは、ウォーキング療法士自身が再現できるよう、歩いて練習します。
長距離を歩くうちに、姿勢が崩れて、余計に疲れてしまいます。

疲れた時ほど、しっかりと姿勢を取り直す。
ウォーキング療法士メソッドとして学んだ効率的な歩行姿勢になることで、後半からでもペースを上げることができますし、温存していた力を一気に使うこともできます。

この最後の10km辺りでなんとなくは気づいていたんですよね。
膝も痛くなければ、塩谷の時のような余裕のない状態ではないということに。

 

完歩後の実感

齋藤Garminデータ東京オリパラマラソンコース

このデータは、齋藤のGarminでGPS計測したものなのですが、なんと、最後の3-4km分が電池切れで計測されていませんでした(泣)
とは言え、並べてみるとなかなか感慨深いものがありますね。

柳澤先生の報告では、距離「42.63km」、タイム「9:12‘32」、平均ペース「12’58/km(4.63km/h)」でした。

そして、僕の一番気にしていた、翌日からの身体ダメージですが……「全くない!

あ、いえ、嘘です。
少しばかり筋肉痛はあったものの、2日目には消えていました。
当然、塩谷の時のように膝のダメージが皆無。

メカニカルストレスがかかり、熱感もあり、1週間ほど歩くのに難儀した時と違い、今回はそのようなダメージはありませんでした。

大きな理由としては、
「全行程の間、効率的な歩行を維持できた」
ことだと考えています。

そこに役立ったのが、ウォーキング療法士として学んで実践してきた「効率的な歩行姿勢」です。
もちろん、マイソールによる補助も忘れてはいけませんね。kneeinを防止できたことで、長時間「効率的な歩行姿勢」が維持できる、コントロール可能な側部の状態が作れましたから。

僕の性格上、自分で実感したこと、体感したことしか伝えたくないところがあります。
今回、膝が心配で参加を渋っていましたが、決断の後押しをしてくれた加藤先生に感謝ですね。

日々、独りで歩いていると、現在位置が見えなくなりますからね。
実際に42.195kmの行程を怪我なく歩けたこと、翌日に疲れを持ち越すことなく歩けたことで、ようやく実感できました。

 

なので、あらためて皆さんに「ウォーキング療法士をオススメします」と実感を込めて言えます。
ちょうどこのイベントに前後して、ウォーキング療法士のオンライン体験講座と、認定講座の開催も決定しました。

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ウォーキング療法士 齋藤 信

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