既往歴に精神疾患がある患者さん・利用者さんのリハビリを担当することになったPT,STさんも大変ですよね。
突然【リハビリを拒否された】という声をよく聞きます。
穏やかな方で、話を聞いてくれていたそうです。
そこで、押し付けるではなく、ご本人に選択していただけるよう、
選択肢とそれぞれの説明をしたそうです。
そう、ご存知の方は、もうお気づきですよね。
ご本人にとっては、
- 「情報が多く」
- 「選択を迫られた」
ように感じたのでしょう。
この対応で「自分のペース」を乱され、
「危機感」を感じられたのかもしれません。
このように、その方の病気の特性や、
行動に対する対応を気をつけないと、
いつも通りのリハビリを行うのが難しくなります。
この話、対岸の火事と思っていませんか?
15年前は福祉サービスを受けている精神疾患をお持ちの利用者さんのうち、
身体的な介護を必要とする方は2~3割程度だったそうです。
ですが身体合併症を持つ方が年々増え、
今年から精神療養病棟で疾患別リハも始まりました。
院外に目を向ければ、今年3月のデータより
精神科退院患者さんの80%が在宅復帰されているそうです。
クリニックや訪問リハで関わる機会も増えてきています。
どの現場でも普通に関わるようになってきました。
もちろん、教科書的な内容や注意点はご存知かと思いますが、
在宅復帰されている方は、自分のペースを守って生活をしていると、
疾患特有の行動や、コミュニケーションが隠れています。
せっかく安定しているのに、疾患別リハが原因で
再入院してはほしくありませんよね。
そこで今回、統合失調症の特徴を確認し、
疾病特有の行動やコミュニケーション、
その対応法が学べる機会を作りました。
メンタルの負担にならないリハビリを組み立ててみませんか?
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*セミナーの早割期間は11月10日13時までです。