前回は、統合失調症の方に身体リハを行う上での4つのポイントを紹介しました。
今回は身体リハ以外のアプローチをする際に注意すべき4つの特性のお話しです。
これらをおさえておけば、その方にとって最適なリハビリを提供することにつながります。
是非、最後までご視聴くださいね。
Table of Contents
統合失調症のリハビリ、その最適解は?
動画の概要
- 統合失調症の方にどんなリハビリを提供したらいいのか?
- 大前提は「脳の情報処理に弱みを持っている」ということ。
- 情報が多いとパンクする。
- 共感が難しい。
- 自分と他人との境界線が曖昧。
- 同じ失敗を繰り返す。
- 基本姿勢は「本人のペースを守る」、「精神の破綻を防ぐ」
- 指示は簡潔明瞭に。
- 常識とは何かを学ぶ機会を作る。SSTなど有効。
- 過去の体験を現在に応用することが非常に苦手。
- 同じ指示でも繰り返し伝える。
- 療法士側の配慮がカギ。
- 本人のペースを守りながら目的が果たせる内容を準備すればOK!
今回は以上です。
動画でも概要だけでもチェックいただければ、統合失調症の方にリハビリを組み立てるヒントになるかと思います。
参考にしてくださいね。
IAIR認定講師 作業療法士 齋藤 信
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