統合失調症の方への疾患別リハで注意する4つのポイント

統合失調症の疾患別リハ

本日は世界メンタルヘルスデー!
少しだけでもメンタルヘルスに関する事を学んでみてくださいね^^

統合失調症の方のリハビリをする時、動きを真似てもらうのがすごく苦手ですよね。
あれって、一体何が原因かご存知ですか?
これをおさえておかないと、身体リハ介入をする際、

    • 「あの先生はいやだ!」
    • 「あたまがいっぱいになる!」
    • 「リハビリなんてしない!」

と拒否されてしまいますよ。

と言うことで、今回は記事よりも動画をメインとした内容でお送りします。

 

統合失調症の方への疾患別リハで注意する4つのポイント

動画の概要

    • 統合失調症は脳の情報処理に弱みを持つ病気。
    • 模倣運動が苦手でリスムに乗れない。
    • させられ体験などがある。
    • 脳内機能の情報処理に注目。
    • イメージと身体と感覚フィードバック。
    • 職業適性検査で正常群と比較すると、60〜80%の能力。
    • 脳の情報処理に弱みのない人と同じようにリハ介入すると情報過多になる。
    • 対処法として、「情報を与えすぎない」、「曖昧な表現をしない」、「一貫性のある繰り返しをする」、「階段や目標は小さく小さく設定」
    • 脳の情報処理に弱みを持つことを念頭に、現在行っているリハプログラムを見直そう。

今回は以上です。
動画でも概要だけでもチェックいただければ、統合失調症の方の身体リハ時の対応のヒントになるかと思います。
参考にしてくださいね。

IAIR認定講師 作業療法士 齋藤 信

 

各講義を紹介!

今回のお話しに関連する講義を紹介します。
無料セミナーもあるので、是非お試しくださいね^^

■LINEメッセージセミナー

「統合失調症の病態理解と対応のヒント」無料配信中
IAIR公式LINEとお友達になったら、
統合失調症
とトークしてください。
全6回で病態理解と対応のヒントを配信します^^
友達登録はこちら
https://lin.ee/9RSHDgL

■脳科学Activity研究会はこちら

齋藤の作業療法関連の教材が参加中見放題!
https://seminar.iairjapan.jp/ot_act2020/

■脳科学作業療法1日速習講座

脳科学の要素を作業療法に組み込むヒントを紹介します。
https://tlp.edulio.com/rehacollege/cart/detail/2028

■精神科OT向け身体アプローチ入門講座(収録版)

2020年1月に開催した講義の収録版です。
集団療法のなかで行う身体に働きかけるアプローチを紹介します。
https://seminar.iairjapan.jp/pot2010/

関連記事

  1. オンライン活用

    オンライン活用を始める前に知っておきたい3つのポイント

  2. 基礎勉強・基礎練習を反復していますか?〜国家試験問題から感じたこと〜

  3. 自主トレはなぜ続かない?

  4. 認知症を持つ人との関わり③

  5. 起き上がりの動作分析 〜頸部の注目ポイント①〜

  6. 医療の物語性

    患者理解を深めるために、医療の物語性を考えてみよう。