こんにちは。ILPT 主宰 赤羽秀徳です。
突然ですが、質問です。
健康のために心がけていることを
3つあげるとしたら、どのようなことですか?
・
・
・
考え中。
・
・
・
はい、ありがとうございます。
・
・
・
一般的には、
運動
食事
睡眠
禁煙
などがあげられるかと思います。
・
・
・
今回ご紹介したいのは、タイトルにあるように
「人間関係」と「健康」の関係についてです。
そこで、紹介したいのは、
「人生を幸せにするのは何?
最も長期に渡る幸福の研究から」
という動画です。
SNS上でも
かなりシェアされていますので、
ご覧になったことがある方も
いらっしゃるかと思います。
今回は、
その
「最も長期に渡る幸福の研究」を紹介し、
最後に「人生が変わる」ともいわれる
簡単なワークを一つ紹介したいと思います。
すでに動画をご覧になった方も
・この動画を見た後それをどのように
どんな場面にに活かせていたのか?
・今よりも、もっと有効に活用するためには、
どんな方法があるのか?
どんな場面があるのか?
など
振り返りとして
ご利用いただけたらと思います。
では、よろしくお願いします。
初めに動画の内容を簡単に紹介していきましょう!
◇「最も長期に渡る幸福の研究」の概要
・記録事項:
幸福と健康の持続に必要なもの
・対象年齢:
10歳代から
・研究期間:
1938年から82年間 (現在も継続中!!)
・性別:
男性
・現在の参加者
2000人以上
(開始当初からの参加者:
60人が健在
ほとんどが90歳)
・調査頻度:
2年ごと
以上のような概要で
行われているようです。
調査期間が長くなっているので、
現在の責任者は、4代目とのこと。
では、
一番に気になる
結果を早速ご紹介しましょう!!
(言葉にするとシンプルですが)
◇「最も長期に渡る幸福の研究」の結果
私たちを健康に、幸福にするものは、
・富でも、
・名声でも、
・無我夢中で働く事でも
なく
私たちを健康に、幸福にするものは、
【人間関係に尽きる】
と報告しています!
…
いかがでしょうか?
この結果…。
言葉にすると本当にシンプルですね。
でも、【人間関係】の悩みって
本当に多いと思いませんか?
いじめ
虐待、
パワーハラスメント、
登校拒否、
離婚、
殺人
など
解決方法はあるはずなのに…
◇「最も長期に渡る幸福の研究」の3つのメッセージ
では、次に動画で報告されている
人間関係に関する3つの
メッセージをご紹介します。
1.孤独は命取り
2.親密で良い人間関係は、
様々な問題を和らげてくれる
3.至難の業である
以上の3つです。
=======
1.孤独は、命取り
=======
まずは、一つ目
「孤独は命取り」について。
【孤独】つまりは、
独りぼっちということですが、
ここで、強調されているのは、
【群衆でも孤独を感じる】
ということです。
わかりやすい例としては
「家庭内離婚」
「家庭内別居」
と呼ばれる状況が
これに当てはまるでしょう。
これらは、
他人と協調したり、
他人に共感することが
難しくなってしまった結果、
孤独に近い状態に
陥ってしまった例
かと思います。
【命とり】
とも書かれていますが、
それは、脳や身体の衰えが
早いということの様です。
具体的には、
・「何かあったときに
本当に頼れる人がいる」
と感じている人の“記憶”は
はっきりしているようでですが、
・「全く頼れないと感じている人」
には、記憶障害が早期に現れる
とのことです。
脳トレとしても
人間関係をより良く維持することが
有効のようですね。
二つ目、
===============
2.親密で良い人間関係は、
様々な問題を和らげてくれる
===============
について。
より詳細にいうと
・親密な良い人間関係が
クッションとなり、
加齢過程の様々な問題を
和らげてくれる
とのことです。
具体的な報告としは、
・特にパートナーと共に幸せだと
感じていた人たちは、
80歳代になり身体的苦痛があっても、
精神的に幸福だとういう報告
逆に、
・不幸な関係にある人たちは、
身体的苦痛がある日には、
精神的苦痛で、
その身体的苦痛が
さらに増幅されていた。
とのことです。
身体的に苦痛があっても
精神的に幸福ということは、
苦痛の捉え方に違いが
あるといえそうですね。
苦痛を感じたときに、
楽観的に対処できるのか?
苦痛を感じたときに、
不必要に悲観的になるのか?
そんな違いが、
あることと思われます。
では、最後の
==========
3.至難の業である。
==========
について。
動画では、
・人間関係は、複雑に込み入っている
・よい関係を維持していくのは、至難の業
・その地道な努力は、地味で、その上死ぬまで続きます
と報告しています。
私が今まで、学んできた
選択理論心理学では、
誰かとの関係がうまくいかないときに
問題を起こしている原因となる人を
追求していくと、問題の解決が困難に
なるともいわれています。
このことは、
・人間関係は、複雑に込み入っている
ということを考えても、
納得できるものです。
◇その言葉は、効果的か?
さて、
今回の情報、
どのように活かせそうですか?
私生活や
臨床を考えた場合
何かヒントになりましたでしょうか?
…
今までも
時々、このメルマガにも
書いてきましたが、
人間関係が悪化するときには、
・自分が望むように相手を
変えようとする
ことをしていることが
多いといわれています。
わかりやすい例を
子育ての場面であげると
・ご飯食べなさい
・宿題やらなきゃダメよ!
・早く寝なさい!
など。
シンプルな言葉ですが、
この言葉を使い続けると
相手との距離が近づかず、
離れていってしまうでしょう。
私たちを健康に、幸福にするものは、
人間関係に尽きる
と言葉にするとこれだけなのですが、
前述のように、至難の業です。
◇シンプルなワーク
そこで、
最後に
一つ業を身につけるヒントとなる
例を一緒に考えてみましょう。
場面は、
・子どもが宿題をせず、
ゲームばかりしている場面です。
親が子供に
「宿題やらなきゃダメよ!
ゲームばかりやっていると
今日は夕飯なしだよ~」
と言っているとします。
この発言は、
・自分が望むように相手を
変えようとする
ものになっていますね。
短期的には、
問題は解決できるかもしれませんが、
根本的な解決にはならないでしょう。
そこで、
どのような言葉をかけたら、
子供との距離が近づくか
考えてみましょう!
まず、10秒お考え下さい。
1
2
・・
・・
・・
・・
・・
9
10秒
はい、ありがとうございます。
では、一例をあげてみましょう。
親が子供に、
「今日は、どんな宿題があるの?
お母さんが夕飯の準備が終わったら
何か手伝おうか? 」
という言葉。
当然、
その時の状況によって発する言葉は、
変わってくるでしょう。
大切なのは、
自分が発しようとしている言葉は、
「相手との距離を近づけるのか?」
「相手との距離を遠ざけるのか?」
を考えることだとされています。
・自分が望むように相手を
変えようとする言葉は、
多くの場合は、
相手との距離が、遠ざかるでしょう。
◇まとめ
今回紹介した動画の結論のように
「最も長期に渡る幸福の研究」から
【私たちを健康に、幸福にするものは、
人間関係に尽きる】
とされています。
そして、
動画の中でも、
「良い人間関係といっても
波風ないわけではありません」
といわれています。
言葉を選んで使用していても、
きっと波風はあるでしょう。
でも、
発する言葉を意識し、
言葉を選択していくで、
波風は、“不必要に”大きく
しなくて済むと思っています。
至難の業ですが、
解決方法は絶対あります。
まずは、
より健康で、より幸福になるために、
自分の発する言葉から
意識していたければと
思っています。
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