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脊柱は動かそうと意識するから動かない。〜脊柱への介入のコツ〜

脊柱は動かそうとすると動かない。 みなさん、こんにちは! IAIRの渡邉哲です。   今月から、全国各地でBクラスライセンスコースの 「脊柱」の講座がスタートしています。 今年度から新たに、TGAというコンセプトの元、 今までお伝えしていた脊柱セミナーの内容をより、 臨床的かつ具体的に活用出来るようにお伝えしています。   今回からの脊柱セミナーでも、ポイントにしているところは、 「評価⇔考察⇔治療」の流れ(参考記事:https://iairjapan.jp/archives/23848)を しっかりと行うことが出来るようになることを、 意識しています。   脊柱といいますが、 もちろん細かく見れればそれでいいのですが、 体幹という大枠で捉えることとして、 動いているところ、動いていないところをスクリーニングし、 介入していくとしています。   目指すべきは、動きやすい身体の獲得。 そのために、徒手的な介入をするのですが、 初めて、脊柱(椎間関節)に触れようとすると、 多くの受講生さんから、   「手が、滑っちゃうんです…。」 (2017年度開催の脊柱セミナーの写真です) という声をよく聴きます。 この理由は、 いろいろあると思います。   ・解剖のイメージが弱い ・関節面の構造のイメージが弱い ・動く感じがわからない     などなど。 あるかと思いますが、 一番の理由は、     動かそうと意識し過ぎている。   ということかなと思います。 セミナーでは、   骨構造的安定性を改善させる。   ということを目的に、 アプローチすると、 お話していることもあり、 力いっぱい動かそうとしちゃいますよね。   動いていないところを、動かさないと! と意識すればするほど、 手だけで動かそうとしすぎていませんか??   おわかりの通りですが、 直接脊柱に触れることは、わたしたちはできませんね。   私たちが触れているのは、 あくまで、皮膚や軟部組織、筋肉を介して脊柱(椎間関節)を触れていることになります。   動かそう動かそうと意識して、 手が出力としての役割に重きをおいてしまうと、 感覚を入力するための手として機能しなくなってしまいます。   この手の使い方に関しては、 こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。 (参考記事:触診アップデート「基礎と熟達」)     椎間関節の動きを引き出すには、繊細な力の出力が必要になります。 また、 その動きを感じ取るには繊細な手の感覚が必要になります。   これら、2つの運動の出力と感覚の入力の精度を高めるために、 私どもでは、tuneupセミナーと触診セミナーを開催しております。   tune upセミナーでもお伝えしていますが、 動かしたい方向に、精細な出力を可能にするには、 自分の胸骨と前腕を動かしたい方向に向けるだけです。   手を動かし過ぎるのが、NGです。     下の言葉はセミナーの中で、 お伝えしたのですが、     自分が動く、 すると相手は動いてくれる。(…かも)   これは、 人とのコミュケーションでも言えることですね。   だから、 治療はコミュニケーションなんです。     相手を自分の思うどおりに、 動かそうとしても、 なかなか相手は動いてくれませんね。   テクニックは、 あくまでコミュニケーションの道具の一つです。     脊柱のテクニックで、 手が滑ってしまうという人は、 ぜひ意識して行ってみてください。   IAIRでは、 上記のような視点での介入や評価の ポイントなども、お伝えしています。   それでは、 最後まで読んでいただきありがとうございました。   →【IAIRセミナーページ】 https://iairjapan.jp/calendar write by 渡邉 哲   ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇お知らせ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ IAIRの公式LINEが始まりました! まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。 お友達も続々増加中です^^! LINE@特典のクーポンもございます^^ クリック↑ ******************************************************* 一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 常任理事 理学療法士  渡邉 哲 E-MAIL:tetsu-watanabe■iairjapan.jp(←■を@に変換してください) HP:https://iairjapan.jp Facebookに登録する:https://www.facebook.com/iairjapan/ 個人ページ:https://www.facebook.com/tetsu.watanabe.94 *****************************************************...

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うつ伏せになれない方への脊柱アプローチ方法とは??

患者さんをうつ伏せにできない。。 体幹や骨盤へのアプローチ。 セミナーで聞いたりしているけど、 正直、、、、   臨床の現場で、 患者さんにうつ伏せになってもらってますか?   整形外科などの外来の方などでは、 リハビリの時に、治療台にサッと横になってもらこともあるかもしれませんが、   入院されている方で、 片麻痺や変形や痛みなどがある方に対しては、 うつ伏せを取ってもらうのって、 ちょっとした勇気が必要だったりしませんか??   養成校の時には、 うつ伏せへの動作介助なども、 学んだりしているんですけどね^^;   現場ではあまり行わない雰囲気を、 出しているところが多いと感じます。 個人的には、うつ伏せを取っていただくことでの、 カラダへの効果は大きいと感じているのです。   兵庫県にある市立加西病院では、 ”腹臥位療法”という取り組みもされているようです。 →http://www.hospital.kasai.hyogo.jp/06activity/10fukugai/index.html (以下、本文より一部抜粋) 腹臥位療法って何ですか? 寝たきりを作らない、いつでも、だれでも、どこでも取り組める療法です。 高齢化が進み、脳卒中や、パーキンソン病、慢性疾患にかかったあと、ベッドに寝たきりになってしまう方が増えています。腹臥位療法とは、うつ伏せになって、手のひらを下にすることにより、脳の視床下部というところに刺激を伝え、寝たきりにならないようにする療法です。神経内科有働尚子医師が 1998年に提唱しました。 (※写真は、上記ホームページより引用。)   体幹、脊柱へのアプローチをしたいけど… 「患者さんをうつ伏せに出来ないんです。」   という声を受講生さんから頂きました。   そういう声もあるので、 IAIRの脊柱セミナーでは、 座位でのアプローチもお伝えしています。 お伝えしている内容としては、シンプルです。   動かしたい関節に自分の指をあてて、 患者さん自身に体を天井の方に伸ばすように動いてもらう。   とはいえ、 言葉などでのイメージは出来ていたとしても、 いざ、自分のカラダで行おうとすると、 はじめは大変ですね^^;   まずは、レッツトライ! というところでもありますが、 一つ別法もお伝えします。   座位は、座位でも、 起座位です。 (引用:https://www.kango-roo.com/sn/k/view/2503)   呼吸リハなどで目にする姿勢ですが 起座位というのは、 本来は、呼吸苦がある際に取る姿勢で、 横隔膜を下げて、呼吸がしやすくなることを目的にしています。   お昼休みの時に、 デスクにうつ伏せで寝ている状態を、 イメージしてもいいかと思います。   OT室の作業台(テーブル)で、 クッションを利用したり、 プラットフォームとオーバーテーブルとタオルを使って、 上記の様な姿勢をとったりでもokでしょう。   多少、座位が不安定な方でも、 対応できる姿勢になります。   この状態から、 脊柱セミナーで目的としている、 「椎間関節、椎間板周囲の組織を滑走する」という事を前提に置いて、 アプローチしてみてください。 組織滑走法とは??? https://iairjapan.jp/about-tga   IAIRのテクニックは、 基本や目的を大事にしています。 そして、 そのベースをずらさないようにしながら、 応用的なアプローチも可能となっております。   脊柱セミナーは全国的に、10月からスタートします。 https://iairjapan.jp/spinal それでは、 最後まで読んでいただきありがとうございました。   →【IAIRセミナーページ】 https://iairjapan.jp/calendar write by 渡邉 哲   ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇お知らせ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ IAIRの公式LINEが始まりました! まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。 お友達も続々増加中です^^! LINE@特典のクーポンもございます^^ クリック↑ ******************************************************* 一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 常任理事 理学療法士  渡邉 哲 E-MAIL:tetsu-watanabe■iairjapan.jp(←■を@に変換してください) HP:https://iairjapan.jp Facebookでフォローする:https://www.facebook.com/iairjapan/ 個人ページ:https://www.facebook.com/tetsu.watanabe.94 *****************************************************...

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動作分析の前にこれをやろう!姿勢観察の方法

動作分析の難しさをあげるとすれば、それは「対象が動いているから」と言うことができます。 目で追わないといけない部分がたくさんあるのに、対象が動いてしまうので、どこを見たらいいかわからなくなってしまう。 そんなことがありませんか? 対策として「姿勢観察をする」ことを提案します。 この記事では、姿勢観察によって得られたことを考察する方法についてお伝えします。   動作分析にも通じる部分がありますよ。     ◇姿勢観察から考察へ 姿勢観察の結果を考察する際に、どんな考え方をベースにするかで、方向性が変わってきます。 数ある考え方の中から、今日は「力学」をベースにして考えてみます。   力学と聞くだけで、距離を置きたがる方もいるかもしれませんが、私程度が説明する力学ですのでさほど難しくありません。 臨床でも活かしやすい考え方ですので、参考になるかと思います。     対象者の姿勢観察から評価考察する際に、姿勢をそのまま取り扱うのは困難を極めます。 なので「単純化する」という作業を一番初めに行います。 人間の体を剛体モデル化して、図示するのは「単純化」に他なりません。 (極めて簡単に表現すると、「確認できたことを絵に描く」ということです)     先ほども触れた単純化のために、ランドマークの触診が必要なのです。 参考記事:姿勢評価に関係する筋膜の考え方     ◇姿勢観察の結果を紙に書く 単純化は人体の部位を各文節に分けて行います。 頭部 体幹 上肢(上腕、前腕) 骨盤 下肢(大腿、下腿、足部) どういう風に単純化するかは好みですけど、○とか□で十分です。     そして各部位にどのような力がかかっているかを推測していきます。     *圧縮と伸張の組み合わせがほとんどです。     対象者が主訴を訴えている部分にどのような応力が生まれているかを推測していきます。     同じ姿勢だとしても、各部位にかかる応力は異なります。 例えばこの図の姿勢でも 右と左ではこのように異なります。 どの部位に働くどんな応力が、どの組織に加わって主訴になっているのかを推測します。   ◇原因なのか結果なのか 現場ではいわゆる左右対称で正中化した姿勢を「基準」にしてどのくらい逸脱しているかで「不良姿勢」かどうかを判断していると思います。   その姿勢が ・主訴の原因を作り出しているのか ・主訴を和らげるためなのか で、プログラムの方向性は変わってきます。   何かの機能制限を代償するための姿勢であった場合、単純な正中化は主訴の軽減に結びつきません。   なので、対象者の姿勢を「原因と結果」に分けることが重要です。 つまり姿勢をアウトカムにするのです。   方法は単純です。 ★(術者が)対象者の姿勢を他動的に正中化させてみる。 この方法の結果   と考えることができます。   これでプログラムの方向性が決まりますね。         ◇仮説、予測、考察 プログラムの方向性と主訴の元になっている応力がわかったら、その応力が「どの組織」に加わっているかを特定していきます。 問診や触診や検査が必要です。     相手が(深さを含めて)どの辺にどのように感じているかを聞き出せれば、主訴の責任部位(組織)が予想できます。 さらに炎症が起きているか、浮腫なのか、筋硬結なのか、神経症状なのか、複合的なのかという「状態」も予想できてきます。     特定するために徒手的な検査を行うことでその信ぴょう性は増します。 (最近はリハビリ室でもエコー検査が行える場所もあるようですが、ほとんどの場合そうではないので、やはり徒手検査の水準は高めておきたいです)     ◇目的は診断ではなく治療介入する対象の特定 姿勢観察や徒手検査をすることは「診断」が目的ではなく、「機能制限の原因の特定」が目的です。 検査によって診断名がわからなくてもいいです。主訴を訴えている部位にどのような変化が起きているのかを総合的に判断するために、療法士も徒手検査を行うのです。     例えば、前十字靭帯損傷(または断裂)を鑑別するテストに「前方引き出しテスト」や「ラックマンテスト」があります。 これらのテストを非麻酔下で行うことの信頼性はかなり低いです。 しかし、術者の手には関節動揺が「感じ」られます。 その感触と運動分析を絡めて、予後予測やプログラムの遂行に生かすわけです。     脳神経テストも同様です。     まとめ 姿勢観察を行い、人体を単純化(剛体モデル化)して、力学の概念を使って考察していく方法を紹介いたしました。   こういった姿勢観察の評価は「止まっている」ものを考察するので比較的やりやすいです。 では動作分析(運動分析)だといかがでしょう? ハードルが上がりますね・・・   しかし、静止姿勢とは連続している運動の一部分を切り出したものと捉えられます。 そのため姿勢には運動(動作)の特徴が現れます。 静止姿勢を考察するということはとても有意義な評価です。     止まっている状態で評価しますし、紙とペンがあればできるので、ぜひ取り入れてみてください。 デジタルデバイスが進化して、スマホとアプリケーションだけでもかなり分析はしやすくなっています。 静止画像や動画を使って解析するソフトも以前より手に入りやすくなってきました。   しかし、リアルタイムに捉えるという意味では、その場で観察して考察できるに越したことはありません。 (書籍の紹介:「観察による歩行分析」)   評価結果を検証し、対象者の日常生活に行動変容を促す手段として「徒手介入」または「運動指導」が必要になります。 徒手介入を学ぶ講習会 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ https://iairjapan.jp/events/category/exp   他の認定講習会詳細は ↓↓↓ https://iairjapan.jp/calendar     【福田陽介無料メールマガジン】 毎週月曜日11:30にこっそりとお届けしています。登録はこちらから。...

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ROM改善の為に、end feelで見るべき◯◯動作。

ROMは基本中の基本。 ROM制限は、 臨床の現場で最も多い基本動作やADLにおける制限因子になるかと思います。 以前にも、ROM制限やROMexについてのコラムを描かせて頂きました。 1、ROMの「End feel」感じられていますか?? 2、ROM-exを行う前に理解しておきたい3つの知識とテクニック。 3、ROM-exで違いを感じてもらう1つの方法。 4、ROM測定よりも大事なことは、◯◯◯する事。 5、ROMの改善に対して、介護分野からヒントを得る。 6、ROM制限の原因を推測するために必要な2つのこと。   重複すると事ではありますが、 今回は、ROM改善の為に、endfeelで見るべき動作について、 考えてみたいと思います。 そもそもROMの制限因子は?? これは、主に3つと言われています。   1、骨性の制限 2、関節構造体(関節包、靭帯)の制限 3、筋や皮膚など軟部組織の制限   もちろんこれをどのように判断していくかがキーになります。 可動域という角度という数字(量)の評価だけでなく、 このend feelというのは、質感の評価になりますからね。   この感じ方のコツについては、こちらでお伝えさせていただいております。 https://iairjapan.jp/archives/14622 コラムを読んでも、 現場で患者さんや利用者さんと接していても、   解剖学、運動学って、 やっぱり大事だったんかー。。。   って、思いにいつもさいなまれますが…、 気付いた時に、勉強することができればいいのでは!?   始めるのに、遅いってのはないですからね、 やろうと思った瞬間がある意味一番早いですから。笑。   関節を動かす時に、見るべきポイント。 と、若干脱線しつつも戻ります。 ROMのend feelの際に、 チェックすべきポイントがあります。   それが、タイトルにも書きました「◯◯動作」です。 ◯◯動作   そう。   代償動作です。     ほぼ私見ですが、 整形外科疾患でも脳血管疾患の方の動きに対して、 代償動作をすることは、良くないイメージってありませんか??   健常者(正常動作)に合わせた動きでなければならない、 左右対称での動きでなければならない、   とか。   もちろん、効率的に体が動く状態であったほうが良いのは間違いないです。   ただ、ROMの制限があったり、筋力低下や麻痺があったりするなかでも、 なんとか動きを保とうとするために、目的を達成するために必要なのが、 代償動作です。     その人にとって、必要な動作であることを忘れてはいけません。   例えば、 先日報告コラムでも紹介した半年間免荷を強いられた高校生。 https://iairjapan.jp/archives/20626 股関節の屈曲や外転を行うと、 end feelの時に、目立った2つの代償動作が見られます。   体幹の屈曲と頸部の側屈です。   体幹の屈曲を細かく言うと、 下部胸椎の屈曲と骨盤の引き上げです。 頸部の側屈は、枕を押し付けるような状態ですので、 動きとしては伸展しつつ、側屈しているような感じです。   これは、動かない股関節をカバーするように、 本人なりに(無意識的に)選んだ動作パターンですね。 だから、今この代償動作は彼にとって必要な動作になります。 ただし、この代償動作しか行なえないというのは、 体にとっては、非効率なものになります。   股関節の屈曲や外転を行う際、 上記に上げた胸腰椎や頸部は、使い慣れている状態なので、 その動きを続けて行うことになります。   とすると、その該当する関節とは別の位置に、 痛みや制限が出てきてしまっている方も多くいると思います。   関節の可動域の改善が見込めない場合は、 その関連している代償動作がどこから起こっているかをみるのも、 着目すべきポイントになります。   ちなみに、高校生の頸部の調整を行うと、 その場では、股関節の可動域が、屈曲外転ともに10°ずつの改善は見られました。 https://iairjapan.jp/spinal (頸部の調整は、脊柱セミナーで学びます。) 首と股関節の繋がりがあるというのも、本人も不思議がっていました。   このようなヒントがあるので、 end feelを感じる時の代償動作もきちんと把握しておくことで、 改善のきっかけが見えてくることもあると思います。   ROMって奥が深いですね。   何か以下の記事も参考になれば幸いです。 1、ROMの「End feel」感じられていますか?? 2、ROM-exを行う前に理解しておきたい3つの知識とテクニック。 3、ROM-exで違いを感じてもらう1つの方法。 4、ROM測定よりも大事なことは、◯◯◯する事。 5、ROMの改善に対して、介護分野からヒントを得る。 6、ROM制限の原因を推測するために必要な2つのこと。 こういった基礎の積み重ねが、必ず日々の臨床に生かされてきます。 このROM-exや触れ方に関しては、 IAIRの全てのセミナーを通じて、お伝えさせていただきます。   若手のうちにしっかりと基礎練習をしておく学んでいきましょう! みなさん、今が一番若いですよ!!笑。 最後までお読み頂きありがとうございました。   →【IAIRセミナーページ】 https://iairjapan.jp/calendar   write by 渡邉 哲   ◇◆◇◆◇◆お知らせ◆◇◆◇◆◇ IAIRの公式LINEが始まりました! まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。 お友達も500名達成です^^! LINE@特典のクーポンもございます^^ クリック↑ ******************************************************* 一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 E-MAIL:info@iairjapan.jp HP:https://iairjapan.jp Facebook:https://www.facebook.com/iairjapan/ 渡邉個人Facebook:https://www.facebook.com/tetsu.watanabe.94 Instagram:https://www.instagram.com/iairjapan/ Twitter:https://www.instagram.com/iairjapan/ *****************************************************...

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ROM-exを行う前に理解しておきたい3つの知識とテクニック。

ROM-exを行う前に、抑えておくべきこと 先週、「ROMのEnd feel感じられていますか?」 https://iairjapan.jp/archives/12797 というテーマでお話させていただきました。 今回のものと合わせてお読みになっていただけると、 さらに、臨床で落とし込めるのでは無いかと思っております。   今回も、ROM-exについてです。   カルテの記入で、 1、ROM-ex(肩関節P&A) 2、筋力up-ex 3、立ち上がりex 4、歩行-ex ・・・・   なんて、書いたりしませんか?? 私は、病院時代はよく多用していました。   みなさんの現場ではどうかわかりませんが、 リハ室に来たら、 まずは、ROM-exをしてから、、、、   という、暗黙の了解というか、 流れが出来ていたように思います(苦笑)   今回はROM-exを行う上で、 基礎となる3つの知識とテクニックをお伝え致します。   1、凹凸の法則。   運動学の授業でもやりますが、 関節の動きの基本になる「凹凸の法則」です。   ● 凸の法則:凸側が動いた場合、転がる方向とは反対方向に滑り運動がおきます。 ● 凹の法則:凹がが動いた場合、転がる方向と同じ方向に滑り運動がおきます。   これを、意識して行うだけでも、 対象者の肩の動かされた感じは変わってきます。   肩関節や股関節、手関節などで動きは感じやすいかと思います。 2、触り方(虫様筋握り、ハンバーガーグリップ)   養成校の時に、患者さんへの触れ方として、 学んだことがあるかと思いますが、   虫様筋握りで、触れることが大事です。 上記の様な手の形になり、 患者さんの腕や足に、手掌面が全面設置する形です。   これは、やられてみるとわかりますが、 安定感があり、患者さんもリラックスしやすいです。   逆に、指先で握るような触れ方。 この触れられ方だと、 圧が指先のピンポイントになってしまうために、 患者さんとしても、緊張しすくなってしまいます。   またセラピスト自身の指先の緊張も生まれてしまうために、 患者さんの動きの感覚を、感じ取りにくくなってしまいます。   この触れられ方の違いでも、 関節の可動域には影響が出てしまうものです。     そして、最後に3つめです。 3、運動方向に対しての手の方向   上肢の挙上を行うと想定してください。 この時の前腕を持っている手の向きがポイントです。 基本は、運動方向に対して、セラピストの手掌面を向けて行くこと、 患者さんの腕や足を支える方向に置くことで、 患者さんはよりリラックスできるようになります。   逆に、手を返して不安定にさせることで、 患者さんの動きを引き出すということも、 場合によっては、使うこともできます。   と、3つの基礎知識とテクニックをご紹介させていただきましたが、   これら、全てセラピスト側で準備できることになりますね。   つまり、 患者さんのROM-exを行うにあたっては、   まず、 セラピスト自身の状態をきちんと整えておくことが必要。 ということに繋がります。   こういった基礎の積み重ねが、 日々の臨床に生かされてくるものと思います。   このROM-exや触れ方に関して、 来月仙台、静岡にてお伝えさせていただきます。 https://iairjapan.jp/events/event/rom-touch-sendai https://iairjapan.jp/events/event/exp-shizuoka20180224 若手のうちにしっかりと基礎練習をしておく学んでいきましょう! 最後までお読み頂きありがとうございました。   →【IAIRセミナーページ】 https://iairjapan.jp/calendar   write by 渡邉 哲   ◇◆◇◆◇◆お知らせ◆◇◆◇◆◇ IAIRの公式LINEが始まりました! まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。 お友達も500名達成です^^! LINE@特典のクーポンもございます^^ クリック↑ ******************************************************* 一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 E-MAIL:info@iairjapan.jp HP:https://iairjapan.jp Facebook:https://www.facebook.com/iairjapan/ 渡邉個人Facebook:https://www.facebook.com/tetsu.watanabe.94 Instagram:https://www.instagram.com/iairjapan/ Twitter:https://www.instagram.com/iairjapan/ *****************************************************...

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ROMの「エンドフィール(End feel)」をリハビリに活かす方法。

臨床における問題点第一位「ROM制限」 養成校や実習の時から、 このROM測定はめちゃくちゃ一生懸命に、 練習していた記憶があります。 ROM:Range of Motion(関節可動域)ですので、 関節がどのくらい動くのかというものを見るものです。   このROMを評価することで、大事なことが3つあります。   1、ROMの角度をきちんと測定する(量的な評価) 2、ROMの最終域での抵抗感、エンドフィール(end feel)を感じる(質的な評価) 3、ROMと動作の結びつきを考える。   これが、現場で求められていることになります。   ですが、慣れないうちは、 ROM(関節可動域)の角度だけを測定することだけに集中してしまい、 動かした関節のエンドフィール(End feel)の感覚などは、 まったくわからなかったという経験はありませんか?       私は、たくさん経験あります。 はじめましてから、緊張してしまって、 そのままの流れでいくと、   どのくらいの制限なのか、 どんな抵抗感があるのか、 どのように動きと関わってくるのか、   など感じたり、考えたりする余裕はなくなってました。苦笑。   このROM制限のエンドフィール(end feel)の種類を感じることで、 次にどのようにアプローチしていくかで、 道すじが見えてきます。   エンドフィール(End feel)の3つの種類   先にも書きましたが、 このエンドフィールの抵抗感から、 何が制限の因子になっているかを、 見つけることができます。(質の評価です) エンドフィールには、 大きく3つに分けられます。   ① 骨性 関節運動の最終域で、骨と骨がカチッと抵抗感を感じる。   ② 関節包性 関節内で、靭帯や関節包(深部)がじんわりと引き伸ばされる抵抗感を感じる。   ③ 軟部組織性 関節周囲の筋や軟部組織の表層の抵抗感を感じる   この3つでおおよそ、 目星をつけて、ROM(関節可動域)をチェックしていきます。     end feelの抵抗感は、経験でしかわからないのか?   と、3つの要素はわかってはいるけど、 実際に体験してみないと分からない。 って気持ちもあると思います。     患者さんや利用者さんに、 何度も試させてもらうって訳にも行かないですもんね。   新人や学生のうちは、 患者さんによっては、 「わたしで練習してくれていいよ〜」 なんて、仏様みたいな方もいらっしゃったりもしますが、 全員がそんなことを言ってくれる訳にはいきません。     では、このend feelはどうすると経験できるのか??   それには、2つあると思います。   1、健常者同士での練習 →先輩や同僚の身体を借りて、練習をしてみましょう。 健常者と言われる私たちでも、結構制限のある関節は多いです。   そして、主に練習しやすいのは、 肩関節や股関節などのROMが比較的わかりやすいと思います。   この2つは、関節構成上「球関節」と言われるものですので、 ROMの制限が出やすい箇所でもあり、 最終域で、指1本だけで抵抗感を見るなども効果的です。 (参考リンク「end feelを触り分ける方法」:https://iairjapan.jp/archives/20144)   2、制限因子に対しての治療法を習得する →変化を実際に出せる治療を行ってみるということです。   3つの制限因子のうち、 2・3の関節包性と軟部組織性に対しての、 治療法を習得して、実際にそれを行ってみる。   治療法(徒手的介入、テクニック)には、ターゲットとしているものがありますね。 実際に介入してみて変化がでるかどうか、チェックします。   この2つのうち、 個人的な感覚としては、 「2」の治療テクニックを習得した方が、 経験を積むには、早いと感じています。   臨床では、トップダウンでの評価が主流。   正直、ROMのエンドフィール(end feel)の抵抗感を感じるには、 多くの患者さんや利用者さんの身体を触らせてもらうという、 場数は踏むことは、大事だと思います。   現場では、ROMを測定されることや、 原因を考えられることよりも、 まずは、結果を求められますので、 早く変化、改善を感じてもらうことは大切です。   患者さんが必要としているのは、 「良くなった」という実感ですからね。   ROM制限の多くは、 関節包性、軟部組織性に当てはまりますので、 そこに該当する、解決方法を当てはめてみるんです。     関節包性に対してアプローチしたことで、 可動域に変化があれば、 その関節で制限をかけていたのでは、 関節包性の問題であったということが分かります。     それが、違ったらまた、 違うアプローチをしてみる。     言葉はとても乱雑ですが、 「◯◯な鉄砲数撃ちゃ当たる」って、 言葉も聞いたことありませんか??   もちろん、 ただ闇雲に行うってことは"NO"です。   きちんと、解剖学や運動学などを踏まえた上で、 解決方法(テクニック)を行うということが大事です。 →参考「ROM測定よりも大切なこと:https://iairjapan.jp/archives/13708」   ROMのエンドフィール(end feel)を把握することだけに、 執着するのではなく、どうすれば動くようになるのかという点を考えていくのが良いかと思います。   臨床の経験が浅いうちに、 きちんと軸の通った見方を習得しておくことで、 自分なりの評価、治療の土台ができてきます。   ROMの見方などに関しても、 経験年数が増えてきている人は、 きちんと若手にも伝えられるように、 準備できていますか?   股関節や体幹のROM、改善をしっかりさせてあげたいという方は、 https://iairjapan.jp/pelvis ぜひこちらにもご参加ください!   今のうちにしっかりと学んでいきましょう! 最後までお読み頂きありがとうございました。   →【IAIRセミナーページ】 https://iairjapan.jp/calendar write by 渡邉 哲   ◇◆◇◆◇◆お知らせ◆◇◆◇◆◇ IAIRの公式LINEが始まりました! まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。 お友達も1200名達成です^^! LINE@特典のクーポンもございます^^ クリック↑ ******************************************************* 一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 E-MAIL:info@iairjapan.jp HP:https://iairjapan.jp Facebook:https://www.facebook.com/iairjapan/ 渡邉個人Facebook:https://www.facebook.com/tetsu.watanabe.94 Instagram:https://www.instagram.com/iairjapan/ Twitter:https://www.instagram.com/iairjapan/ *****************************************************...

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モビライゼ―ション

座っているだけで腰椎モビライゼ―ション! No146

From: ILPT主宰 赤羽秀徳 先日、ILPT腰痛治療セミナーでの 「治療デモンストレーション」中に ご本人にある提案をして、 姿勢を変えていただいたら、 「あ!いつもの足のしびれが消えました!」 と、かなり驚かれていました。 似たような経験は、 いままでの臨床でも度々あります。 ある姿勢からある姿勢に変更していただくと、 「首の痛みがスッと楽になりました」 「初めはきつく感じましたが、  今は腰の痛みを感じなくなりました」 以上は、 座位での訴えの変化です。 動作方法を変えていただくと、 「あれ!痛みなくできます!」 「こっちの方が、力が入る感じがします」 「手を使わなくても、怖くなくなりました!」 以上は、 立ち上がり動作での訴えの変化です。 対象の方に提案したことは、 非常にシンプルな事です。 さて、私が ILP腰痛治療セミナーのデモの時に どのような提案をしたのでしょうか? ・・ ・・ ・・ 分かりそうですか? ・・ ・・ ・・ (すでにILPT腰痛治療セミナーに 参加したことがある方は、 お分かりだと思いますが・・・) ・・ ・・ ・・   ◆腰椎のアライメント   では、答えです。 私が、提案したことは、 ・腰椎のカーブを変えて  症状の変化を“感じる”こと です。 通常は、座っていると 骨盤が後傾し、腰椎カーブは、後ろに凸 つまり腰椎後彎になっているケースが多いです。 それを、 骨盤を前傾し、腰椎カーブを前に凸 つまり腰椎前彎に自動運動で変えて 頂きました。 その結果起こったことが、 最初に紹介した発言、 「あ!いつもの足のしびれが消えました!」 でした。 ただ、腰椎カーブを変えて頂いただけ。。。 シンプルです。 (シンプルなことを、やるかやらないか…) でも、様々な変化が全身起こって いそうですよね。 ・しびれの解消 ・痛みの改善 ・動きのスムーズさ改善 ・恐怖心の軽減 など   ◆脊柱の抵抗力   以上のように、 腰椎カーブを変化させると 様々な影響が出ますが、 今回は、脊柱の抵抗力について、 力学的に掘り下げてみたいと思います。 (といっても、簡単に少しだけですが) 注目してみたいのは、 脊柱のカーブの数です。 ① 骨盤が後傾した状態で、視線を下げた状態と ② 骨盤を前傾し、視線を正面に向けた状態 を比較してみましょう。 ①の状態では、 脊柱全体は、後ろに凸となり カーブは、1つ。 ②の状態では、 (通常は) 腰椎前彎 + 胸椎後彎 + 頸椎前彎 となり、 脊柱全体に3つカーブが出来ます。 このカーブの数と 脊柱自体の抵抗力 (頭側から足部方向への負荷に対する抵抗力) は、 カーブの数を N とすると Nの2乗 + 1 という式で 表せるといわれています。 (カパンディ 関節生理学 より) この式に当てはめると、 ① の状態は、 1+1=2 という抵抗力 ②の状態は、 9+1=10 という抵抗力 になるといえます。 この結果からも、 「こっちの方が、力が入る感じがします」 「手を使わなくても、怖くなく立てます!」 という発言の説明はできそうですね。 痛みの軽減や しびれの軽減については、 また、別の機会にふれましょう。   ◆腰椎の前彎を簡単につくるモビライゼ―ション   さて、 腰椎前彎のメリットを お伝えしてきましたが、 腰椎の柔軟性がないと そもそも前に凸のカーブ、 腰椎の前彎が作れない ということもあるので、 腰椎前彎を獲得し、 その機能を維持していく シンプルな方法を 一つ紹介しておきます。 先ほども書きましたが、通常は、 座位になると腰椎が後彎している ケースが多い印象です。 座位でいるときに、 腰椎前彎で過ごすのか、 腰椎後彎で過ごすのか、 が、鍵となってくるでしょう。 座位で、腰椎前彎を保つ方法は、 (すでに知っていると思いますが) 「ランバーロール」 を 利用することです。 背もたれと腰椎の間に枕を入れるという方法です。 市販のものを利用していただいても 結構ですが、、 すぐできるシンプルな方法の一つは、 タオルを使うことです。 以前もメルマガで紹介しましたが、 タオルを使う時には、 丸めるよりは、折りたたんだ方が 心地よく使えます。 折りたたんだ時の 上下の長さは、15cm程度。 あまり大きいと、腰部に入れても 前彎が作られず、効果が少なくなります。 厚さは、つぶれたときに4cm程度とも 言われますが、心地よい圧さになるように 調整していただいて結構でしょう。 これを入れているだけで、 腰椎のモビライゼ―ションにもなりますね。 (徒手により脊柱の柔軟性を獲得する方法は、 こちらのセミナーでも紹介しています↓↓)   https://iairjapan.jp/beginer https://iairjapan.jp/product/experience   ◆注意点 どんなに、心地良い姿勢でも 同じ姿勢で1時間など長時間座っていると 痛みや硬さを生み出すこともありますので、 こまめに骨盤を前後に動かしたり、 途中で、立ち上がって 全身を伸ばすことなどを おススメします。 そして、 使ってみて本人が不快に感じたときには、 無理には使用しないほうがいいですね。 さらに、工夫をしてみましょう。 ◆まとめ 1 腰椎カーブの変えるだけでも 全身に様々な変化があります。 2 腰椎前彎の姿勢には、 多くのメリットがありそうです。 3 腰椎の前彎の獲得や維持のために 座位でのランバーロール等の使用を検討してみては いかがでしょうか? すべての人々の“ハッピー”のために。 国際統合リハビリテーション協会 認定アドバンスインストラクター 複合的腰痛アプローチ IAIR Lumber back Pain Technology(ILPT)主宰 赤羽秀徳 追伸1 【ILPT腰痛治療セミナー】 では、 ご希望の方は、1時間ほどの治療デモを受けることが できます。デモを受けて、改めてご自身のこころとカラダに 気づかれて、症状が激変している方も少なくありません。 今後の各地の日程詳細は、 こちらから>>> https://iairjapan.jp/backpain 追伸2 ILPT腰痛治療セミナー 参加予定者、および 参加者限定に【ILPT便り】という メールマガジンを隔週で配信しています。 ILPTセミナーやILPTメインコースの 予習、復習となるとともに、 【大切な人】との関わり方を よりよくするための 内容などもお届けしています。 もし、配信を希望される場合は、 こちらをクリックすると簡単に登録できます。 >>>https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSrpbEvIRnM  ...

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肩関節へのアプローチは、肩だけが対象ではない。

肩が痛い = 肩へのアプローチではない 先日、デイサービスのスタッフさんに、 「哲さん、肩が痛くてどうにも上がらないんです。。。 胸も痛いです!!」   って、事業所に行って、 こんにちは〜って、挨拶したと同時くらいに、 声をかけられました笑。   みなさんもスタッフ同士や、 他職種の方に声かけられたりしませんか??   そんな時は、 どのように対応されていますでしょうか? その時の効果はいかがでしたでしょうか??   肩に対しての訴えだから、 肩だけ触っていたとしたら、、、   もしかしたら、 もっと出来ることもあるかもしれません。     肩関節を見る時は、前腕・手関節も見る。   スタッフさん(30代女性)ですが、 元々、 「私、猫背なんだー!、 レントゲン撮るといつも先生に背骨曲がってんなぁ。」 って、言われるみたいです。   確かに、どのアライメントをとっても、 猫背。。。 https://ja.wikipedia.org/wiki/猫背 (ウィキペディアにも掲載されているんですね。)   ”肩が痛くて、上がらない、呼吸も苦しい!”   という訴えでしたので、 早速介入開始。 (ソファに座ったまま、周りにいる利用者さんに心配されながら……苦笑) チェックするのは、 可動域と関節周囲の筋の柔軟性です。   と、上がらないとは言うものの、 挙上(屈曲)は、体幹の代償なども入りつつも、 160〜170°はありました。   挙上する時の、途中から最終域にかけての、 肩甲上腕関節周囲の重苦しさ、鈍い痛みがある様子です。 あとは、胸(胸骨周囲)が痛いと。     筋の柔軟性を見るために、 触診してみると、 肩関節周囲は、どこもかしこも収縮しちゃってます。 一般的にいうと、パンパンな状態。     そして、軽く触っただけでも、 痛いー!って飛び跳ねていたのが、 大胸筋と肋間筋でしたね。     しびれや手の冷感などもなかったので、 少し動かしたりすることを本人に説明して、 IAIRでお伝えしている上肢テクニックで介入。   https://iairjapan.jp/upperlimbs   肩周囲は、ちょっと触るだけでも、 「痛い〜!!!」 って、いう反応でしたので、 比較的動かしても大丈夫だった、 手部や前腕からの介入です。     上肢セミナーでもお伝えしていますが、   肩が痛い人には、手から。 手が痛い人には、肩から。   というのも1つの解決の糸口になります。 アナトミートレインでも、 アームラインという肩から手にかけての繋がりがあります。 前腕の回外や手指の伸展も、 動かしにくさの訴えもあったので、 まずは、そのあたりを改善すべくアプローチ。   これだけでも、 肩や胸郭のアライメントが修正出来てきます。   ついで、上腕骨と上腕三頭筋のリリースを、 「いでーっ!!(痛い)」 って言われつつも、涼しい顔で行い、   最後に、 小胸筋のリリースや肩甲骨のアライメント調整も実施。   「おー、軽い!だいぶスッキリしてきた!」と。   肩関節周囲に触れても、 痛みも無く、気持ちいい。   大胸筋の硬さはまだあるものの、 胸(胸骨周囲)の痛みはほぼ無し、 呼吸もしやすくなったと。   ここまでで、かかった時間は10分程度でしょうか。   まだここから続きはありますが、 別の機会に報告させていただきます。   個人的な経験にはなりますが、 肩が痛いから、肩関節周囲だけに介入しても、 なかなか埒が明かない事が多いです。     IAIRでは、 広い意味で全体性を意識して治療することが大切とお伝えしています。 https://iairjapan.jp/iair-course-info 局所と全体とどちらも大事です。ということです。     来年の1月には、 仙台にて、肩疾患に対する徒手的アプローチセミナーでは、 そういうことも含めて、お話させていただきます。 ↓こちら。 https://iairjapan.jp/events/event/shoulder-sendai ぜひぜひ、 みなさんも現場で試してみたり、 他職種や同僚にも実践してみてください。   それでは、 最後まで読んでいただきありがとうございました。   →【IAIRセミナーページ】 https://iairjapan.jp/calendar   write by 渡邉 哲   ◇◆◇◆◇◆お知らせ◆◇◆◇◆◇ IAIRの公式LINEが始まりました! まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。 お友達も続々増加中です^^! LINE@特典のクーポンもございます^^ クリック↑ ******************************************************* 一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 E-MAIL:info@iairjapan.jp HP:https://iairjapan.jp Facebook:https://www.facebook.com/iairjapan/ 渡邉個人Facebook:https://www.facebook.com/tetsu.watanabe.94 Instagram:https://www.instagram.com/iairjapan/ Twitter:https://www.instagram.com/iairjapan/ *****************************************************...

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お辞儀しての立ち上がり誘導は、間違ってますよ。

立ち上がり練習のとある場面。 昼下がりのリハ室。   セラピスト「Aさん、じゃぁ今日は立ち上がり20回やってみましょう!」 Aさん「はいっ。」   セラピスト「じゃぁ、しっかり頭下げて〜、お辞儀をして立ち上がりましょう。」 Aさん「せーのっ!い〜ち。に〜ぃ。さ〜ん…。」   という風景。 文字だけだと、非常にシュールではありますが、 なんとなくでもイメージを共有して頂けたら幸いです。   どうも、こんにちは! IAIRの渡邉哲です。   今日は、立ち上がりに関してです。   さて、皆さん。 上記の様な「お辞儀して立ちましょう!」 って、声かけ。   必ず皆さんやってきませんでしたか??   もしくは、周りでも見かけた事ないですか??       僕の記憶が確かならば、 養成校時代に、 立ち上がりの動作分析は、3つのフェーズ(相)に分けてみていました。     1、屈曲相(体感前傾) 2、離殿 3、伸展相(体感伸展) (福井県介護実習・普及センターHPより引用) ですね。   運動学の教科書にもそのように、 明記されていたかと思います。 (運動学の教科書が見当たらず…汗)   お辞儀しても立てない人もいる。   まず、この動画を見ていただくと、 何かお気づきの方もいるかもしれません。 【1】 [KGVID]https://iairjapan.jp/wp-content/uploads/2017/11/IMG_0912.mov[/KGVID] 【2】 [KGVID]https://iairjapan.jp/wp-content/uploads/2017/11/IMG_0913.mov[/KGVID] 【3】 [KGVID]https://iairjapan.jp/wp-content/uploads/2017/11/IMG_0914.mov[/KGVID] お二人バージョンは、立ち上がりよりも、 立位から座る時の方が、 違いが分かりやすいでしょうか。   ご覧頂けた通りですが、 立ち上がりのやり方(戦略)も人によって違います。   なので、 タイトルにも書かせて頂いたように、   「お辞儀をしての立ち上がり誘導は間違い」 (表現として、ちょっと誇張した表現ですみませんm(_ _)m)   ということです。   パターン2のように、立ち上がり動作をする人に、 お辞儀での誘導は、効果的でしょうか??   パターン1の方に、お辞儀はいかがでしょうか??     こちらは、IAIRのBクラスのtune upセミナーでの1場面ですが、 みなさん、自分の動きを客観的に見たり、 体感することで、なるほど〜っと腑に落ちてきます。   セミナーの中でお伝えしている内容ですが、 人は、前方重心か後方重心で動きやすさがタイプが別れています。   100%きっちりと言うわけではないかもしれませんが、 ある程度の傾向は必ずあります。   スポーツの世界でも、 指導者と同じようにプレーをするように指導をすると、 身体を壊してしまう選手がいたりもします。   身体の使い方の特徴があっていなかった典型例です。   リハビリでも、 まずは、患者さんや利用者さんの特徴に合わせて、 プログラムを組んでいけることが理想ですよね。   こういう幅広い視点を持って、 関わることで、 患者さんや利用者さんの変化をしっかり捉えられるようになってきます。   動作分析のコツは、   見る場所を絞ること。です。   昨日の福留さんのコラムでもありましたね。 歩行分析のポイントは、3つに絞る。と。   ぜひぜひ、みなさんも現場で試してみてくださいね。   それでは、 最後まで読んでいただきありがとうございました。   →【IAIRセミナーページ】 https://iairjapan.jp/calendar write by 渡邉 哲   ◇◆◇◆◇◆お知らせ◆◇◆◇◆◇ IAIRの公式LINEが始まりました! まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。 お友達も続々増加中です^^! LINE@特典のクーポンもございます^^ クリック↑ ******************************************************* 一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 E-MAIL:info@iairjapan.jp HP:https://iairjapan.jp Facebook:https://www.facebook.com/iairjapan/ 渡邉個人Facebook:https://www.facebook.com/tetsu.watanabe.94 Instagram:https://www.instagram.com/iairjapan/ Twitter:https://www.instagram.com/iairjapan/ *****************************************************...

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膝関節の変形

膝関節の変形と異常動揺の対処法を解剖学から考えると・・・

人間は直立2足歩行する生き物です。 上肢を有効に使うにも、効率よく移動するにも下肢の機能は重要ですね。   とりわけ、膝関節の症状はリハビリの臨床で遭遇する機会が多いのではないかと考えます。 今日は膝関節について考えてみましょう。     ◆解剖学のおさらい 膝関節は大腿骨と脛骨(おまけに膝蓋骨)で形成される関節です。 屈曲・伸展の動きがメインですがそこに内旋・外旋、さらに内転・外転の動きが加わります。   回旋や内外転の動きは靭帯や関節包など支持組織のテンション、骨構造などで主に制御されています。 筋収縮も補助的に制動に関与しますが、関節運動のスピードによって関わりが変わります。 速い運動(例えばスポーツ中の着地やコンタクトプレー)の時は、筋収縮が追いつかない場面があり、支持組織中心の制動に委ねられます。     大腿骨と脛骨の関節面は、股関節のように適合性の良い構造をしていません。 大腿骨頭は臼蓋に「カポッ」とはまる形をしています。 大腿骨顆部関節面は脛骨関節面(プラトー)の上で立っていられません。 倒れてしまいます。 そのくらい関節面は不適合な関係にあります。 隙間があったらガタガタしますよね?     ◆隙間を埋める存在「半月板」 その隙間を埋めているのが半月板です。   隙間を埋めて、緩衝材の役割も担ってくれることで脛骨の上で大腿骨は立ちやすくなります。   その半月板が小さくなってきたりすると、関節面の不適合が顕著になってくるので、大腿骨は脛骨上で安定しているのが難しくなります。     半月板損傷後や、退行変性、半月板切除術後などで「膝がグラグラする」という訴えが聞かれるのはそのためだと思われます。 徒手的に靭帯のストレステストを行なっても明らかな陽性になるわけではないのですが、隙間を埋める役割をしていた緩衝材のサイズが小さくなるので いい位置を保てなくなるのでしょう。     ◆関節の変形が進行・・・ そうなると骨は(脳は?)安定して支えられるポジションを求め始めます。   支持組織のテンションをきっちり受けられる形を求めてアライメントを変更されていきます。 関節の変形はそういう風に進んでいきます。   ◆固くなる関節 靭帯や関節包は、伸ばされる張力に対してその長さを保とうとする性質は持ち合わせています。 しかし、筋組織のように「自ら進んで縮む」性質は持ち合わせていません。     繰り返し伸張される力を受け続けると、その張力に退行すべく支持組織は厚く固くなっていきます。 不良姿勢の持続や歳をとったために関節が固まるってそういうことですね。   マルアライメントの状態で、支持組織が引き伸ばされ、そこで支持するための張力を生み出そうとした「体からの反応」と考えます。   ◆固くしないために できることなら、力学的に不利な(いわゆる変な)姿勢で関節が固まってしまう前に手を打ちたい。 やっておきたいことは「支持組織に依存しない荷重方法」を学習することです。   っていうと、ほとんどの場合「ゆるい関節を筋収縮で固定する」みたいな発想に向かってしまうのですが、私が提案するのはそうではありません。     筋収縮で固定したところで動かなくしちゃう点で、支持組織がか固くなることと大差ないですから。   ◆揺れないために揺れる場所を増やす? 支持組織に依存しないためには「グラグラしない」ことが大切です。 思い出してください。 支持組織は不意の外力に対して関節を制動する役割を担っていました。   日常生活において不意の外力をゼロにするのは困難なので、不意の外力への対処法を新たに獲得できれば良いのです。     それが「グラグラしない」ことです。   つまり、「外力をキャンセルできるだけの動ける部分を増やす」のが解決策になります。   ◆揺れる体において膝関節は容疑者か被害者か 膝関節に動揺が見られるからといって膝関節周囲の筋力トレーニングに勤しむのではなく、膝関節が揺れる状況にならざるを得ない原因を生み出している部分を見つけることが重要です。 (ややこしいですね)     膝関節以外で動く場所が少ないがために、膝関節が動揺せざるを得ない状況に追い込まれているのだとしたら、膝関節周囲の筋力トレーニングは「無意味」です。   動く部位 動かない部位 を荷重関節全般にチェックしていくことが解決への糸口になります。 動かない部位は動く部位に対して「もっと動いてね」と要求してしまうのです。グラグラの元ですね。 動かない部位が減っていくことで「支持組織への依存が減る」ことも期待できます。 動かない部位を減らすことは、理にかなった考え方だと思いませんか?   もしも変形が始まってしまって、痛みや運動制限が出ている人でも上記の考え方で、動ける関節の数を増やしていくことはポジティブな結果につながりやすいです。     膝関節だけでなく、荷重時に不安定性が出現している患者さんへのプログラム形成にお役立ていただけたら幸いです。       膝関節だけでなく「下肢荷重関節」全般に対して「動きを作っていく方法」をこちらで身に付けることができます。 https://iairjapan.jp/lowerlimbs 他の認定講習会詳細は ↓↓↓ https://iairjapan.jp/calendar     【福田陽介無料メールマガジン】 毎週月曜日11:30にこっそりとお届けしています。登録はこちらから。 リクエストがあったので栄養や食事に関するシリーズを配信する予定です。...

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