
珍獣ボディーワーカー 奥山康博です。
“感じる”についてお話します。
単純に感じるといってもたくさんありますよね。
聴覚・視覚・味覚・嗅覚・前庭覚
皮膚感覚・深部感覚・内臓感覚など
今日は“皮膚・深部感覚”について現場で良く伺う事を例にお話しします。
皮膚・深部感覚に関わることと言えば”触診”
先輩はすぐに触診などができ、後輩はできないことが多い。
これはなぜだかわかりますか?
真っ先に センスの問題でしょ。
と思った人は続きを見てください。
答えは“経験”です。
当たり前に“経験”と言いますが、”経験”にするには
まずは”体験したことをどうするか”が重要です。
具体的にいうと
体験したことを整理・理解できているか
そもそも経験とは
実際に見たり、聞いたり、触ったりした事から得た知識や技術
ということは実際に体験したことを整理・理解しなければなりません。
前回のコラムでお伝えした力について思い出してください。
前回コラム:http://iairjapan.jp/ibw/2016/10/06/post-516/
力を伝える方法や方向を変えた時変化はありましたか?
具体的に何が変わりましたか?
ということが即答・もしくは思い出せるかが大切なのです。
評価→治療→評価ということは皆さん普段から行っていますよね
それを自分自身に行ってください。
体験を整理・理解することでできることで
治療がうまくいく人・苦手な人の違いかもしれません。
臨床で使える感じるためのワンポイント
- 触診の前に手をしっかりとほぐす(アーチや指先など)
- 体側に垂らして手を振る(手についた水を払う感じ)→手を止めてジーンとする感じを感じる
上記の二つを行うだけでも、感じ方の変化は出ると思います。
次回“感じるの続編”で自分を評価する具体的な方法をお伝えします。
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