こんにちは。
先週2回焼き肉を食べに行きました、
MARTインストラクター、理学療法士の小長谷佳世です。
急に寒くなってきましたね。
体調を崩さぬようにしていきたいところです。
インフルエンザも流行り始めていますので、
抗ウイルス作用や抗感染作用のある、
【ティートゥリー】や【バジル】などで、
芳香浴をしてみても良いかもしれませんね。
さて、
今回は前回私が書いたコラムの、
実践編として皆さんにお伝えしていこうかと思います。
前回のコラム
(http://iairjapan.jp/mart/2017/10/11/post-1249/)では、
【香りと記憶】について書いていきました。
私は、
高齢者施設で働いているので、
記憶の部分へのアプローチも大事にしています。
認知機能の部分ですね。
アロマと認知症については、
MARTを受講された方ならご存知かと思いますので、
復習をお願いします(笑)
さあ、話を進めましょう!
前回のコラムで書いた【嗅覚イメージ能力】を高めるという目的も1つとして、
アロマを用いる際に、私の施設ではある事を行っています。
そのある事とは、
【香りを香りとしてだけでは覚えない】という事です。
イメージをつける、という事です。
(MARTのフェイスブックページに、私の職場で実際に行っている様子を動画としてUPしてありますので、ご興味のある方は見てみてくださいね)
MARTの講義でも、
香りのイメージって書きます。
あれ、皆さん書けますか?
書くのが難しい、と感じた方は、嗅覚イメージ能力を鍛えると、よりイメージがつけやすくなるかもしれません。
香りも、経験値として蓄積されていきます。
経験したことのない香り・嗅いだことがない香りは、
イメージしにくいです。
甘い、酸っぱい、青臭い、苦い・・・
花、草、樹木、果実・・・
アロマだけではないですが、
香りの経験や、香りを例えるための視覚情報も色々な場面で獲得できます。
ワインのソムリエさんは、嗅覚ももちろん優れているといえます。
嗅覚イメージ能力は鍛えられます。
香りを経験していくことです。
ある実験では、
【嗅覚イメージ能力が高いと、香りを嗅いだときの感情喚起度、重要度、想起頻度が高い自伝的記憶が想起される。】
という結果があります。
こういった事で、
回想法の質が、ぐっと上がるように感じます。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
MARTインストラクター 小長谷佳世
========================================
< お知らせ >
========================================
【MART初級編】『メディカルアロマに触れる・実感する』
お申込み開始しております。
MARTは他では学べない『リハビリ現場に活かすためのメディカルアロマ』であり、
脳科学・生理学・解剖学に特化した研修です。
- 名古屋:平成30年2月4日(日) 会場:名古屋市東区 泉1-3-31 ネットブラザ泉ビル 4F
- 東 京:平成30年2月25日(日) 会場:東京都新宿区市谷左内町27-1 LALLAビル2F
- 大 阪:平成30年3月4日(日) 会場:大阪市内で調整中
- 札 幌:平成30年3月25日(日) 会場:札幌市内で調整中
- 九 州:平成30年4月29日(日) 会場:福岡市内で調整中
時間:10〜16時
受講料:9,720円(税込み)
https://iairjapan.jp/product/mart-first
アロマも統合医療の一部分となります。
アロマがもつ力を、
リハビリや医療にも活用していきましょう。メディカルアロマをICFから考える。