心身ともに関わりが必要なリハビリテーションの現場で、
セラピストとして何かもっと出来ることがあるのではないかと言うあなたへ。
臨床において、このような悩みはありませんか?
- 患者さんのメンタル面が落ち着かなくて、何も介入できない…
- 痛みへの”不安”が患者さんの筋緊張を高めていることは分かるけど、
何をしてあげたらいいか分からない…- 慢性期で患者さんの覚醒や意欲が低くて、
積極的にリハビリが行えない…- 自分自身のコミュニケーションや触診技術に不安がある…
- 正直、自分自身が疲れていて患者さんへのリハビリどころではない…
アロマテラピーの効果は多方面において認められています。
この癒しの効果を脳科学、心理学から考えると、
リハビリテーションにおいて、治療の観点から考えても、
とても有効な手段であることが分かっています。
人はストレスを緩和するために、
”セロトニン”というホルモンが分泌されていると明言しています。
強固であることが分かっており、人が感じるストレス、快—不快の感情は、
この大脳辺縁系で感じています。
嗅覚刺激は上記のように、嗅神経からダイレクトに大脳辺縁系へ刺激が入り、
脳環境全体に影響します。アロマによる快刺激が入ることで、
脳環境は活発化してきます。
また、認知症予防、改善に対してもアロマテラピーは有効であると、
鳥取大学医学部の浦上克哉先生が報告して話題となっております。
(ABC朝日放送「たけしのみんなの家庭の医学」より引用。)
近年の研究で認知症を発症すると最初にダメージを受けるのは、
海馬に直接繋がっている、においを感じる【嗅神経】であることが分かってきました。
嗅神経を刺激することでその機能を再生させればそれに繋がった海馬も活性化させ、
認知症の予防・改善に繋がるという報告があります。
リハビリを受ける患者様の精神状態へのアプローチは、
リハビリテーションの現場においても重要視されてきています。
[なぜ、今アロマなのか?]
新薬の開発や科学が発展している現代で、「何でひと昔前のアロマテラピーが必要なの?」と思うでしょうが、現代医療には問題点や限界がいくつも見受けられます。
「薬に頼りすぎている」「対症療法で根本解決にならない」
このように思ったことはありませんか。
実は、欧米などではこれらが一部証明されてしまったため、
現代医療以外のものが再度注目を浴びるようになってきたという経緯があります。
それは、食事療法だったり、ヨーガや太極拳などの運動だったり。
アロマテラピーもその中の1つで、代替補完療法(CAM)と呼ばれています。
どの方法も諸説ありますが、アロマテラピーの最大の特徴は
「科学的に分かっていることが沢山あり、研究されている」という所。
アロマテラピーの本に書かれている色々な効果効能は、本によりますが、研究データや内容物質に合わせて書かれています。
このように分かっている部分も沢山ありますが、「まだ分かっていないけど効果が認められる」という部分も多く、ブラックボックスが沢山残されている分野なのです。
だから、セラピストの経験値や統計的な部分が生きてくるものだとも言え、その分セラピストへの期待が高まるものなのです。
患者様はもちろん、関わる医療者側、セラピストの心身共に健康に対しても関わることが出来る、古くて新しい分野なのです。
カリキュラムの詳細は、
以下からもダウンロードが出来ます。
この講義では「メディカルアロマを知り・効果を実感すること」が目標です。
実際に精油が心身に及ぼす影響を生理学・脳科学のレクチャーと実体験をすることで、リハビリの臨床場面での使用方法の一部を学ぶことが出来ます。
<中級編> (2day 10時間)
この講義では「リハビリに活かすために、精油が心身に及ぼす影響を、化学・生理学・脳科学の観点から、より深く学ぶこと」が目標です。
実際に患者様・利用者様を想定し、行動・現象・心身の状態から適した精油の選定と、具体的に必要なアプローチ方法の選定・実技研修を実習として行います。
<上級編> (4day 20時間)
この講義では「専門的にリハビリテーションに活かす・臨床現場での実践」が目標です。
疾患各論を学びながら行動・現象・心身の状態から適した精油を選定し、リスク管理の方法やDr.Ns.と連携に必要なプレゼン研修など、実践に必要な項目を集中的に且つ具体的に実習として行います。
講座の詳細は現在準備中
必要事項入力後、お申込み完了となります。
※準備中(2020年以降開催予定)
各10名
<講座での持ち物>
・講義資料(お申込み者へ、メールにてデータを添付致します。)
・IAIRから配布された名札とストラップ(初めて参加の方は、当日お渡しします)
・筆記用具
・バスタオル1枚
・フェイスタオル1枚
・内履き
・昼食