アロマの導入方法④~在宅介護の心身ケア~

こんにちは。
MARTインストラクターの小林です。
春らしい、
時々初夏のような気温となってきましたね~
自宅近くの高校では、インフルエンザで学校閉鎖になってしまい、
まだまだ油断できないですね(>_<)

さて、
今回も実際の現場でのことを報告したいとおもいます。
今回の患者さんは、
【診断名】脳出血 左片麻痺
【社会的情報】娘夫婦と妻と同居、主介護者は娘(腰痛あり)、妻は娘の補助で介護に参加。
【身体機能】ブルンストロームステージ 上肢・手指・下肢Ⅱ
【筋緊張】全身的に高緊張

非麻痺側も上肢屈筋群高緊張
顔面も高緊張となり、いつも険しい表情をしていました。
【基本動作・ADL】全介助

(体も大きく筋緊張も高かったため、かなり介助量は多いです。。

回復期病棟退院後、訪問リハビリ(PT.ST)利用開始。

 

PTは家族へ基本動作の介助指導を、
STはお楽しみレベルでの嚥下練習と家族指導を中心に介入。

患者さんが以前使用していた、
お気に入りの香水のことが話題にでたので、
ご家族と香りの効果やアロマについてお話ししたことがありました。
実際にリハビリ中にアロマを導入することはなく、
介助指導が一通り済んだこともあり訪問リハビリは終了となりました。

半年くらい経過したところで、
介助量増大と共に訪問リハビリが再開となり、久しぶりに訪問すると、、、
寝室からはいい香りが~!!!
ディフューザー
ベッドサイドにディフューザーが置いてあり、

 

・レモングラスレモングラス
・オレンジスイート
オレンジ

 

どちらかをたいていました。

高緊張は変わりないものの、
表情は以前よりも穏やかになっていました。
介助量が多いにも関わらず、
訪問介護やショートステイを使わず、
介護疲れも見せず在宅生活を継続されていました。
きっと、
レモングラスやオレンジスイートの
鎮静作用が効果をもたらしてくれたのでしょうか(^^♪
どんな精油が良いのか、
お話できていたらもっと良かったなと反省点もありましたが、
何よりも私がした雑談を生活に取り入れてくれていたことが嬉しかったです。

 

私もこの方のお家に行くと介助量は多くて大変ではありますが、
いい香りに癒されています。
多くの場所でアロマが活用されるといいですね♪

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
MARTインストラクター 理学療法士 小林知子

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アロマも統合医療の一部分となります。
アロマがもつ力を、
リハビリや医療にも活用していきましょう。

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