こんにちは。
最近の昼食は、ゆでたまご。
MARTインストラクター、理学療法士の小長谷佳世です。
なぜ、ゆでたまごかと言いますと、
ちょうど1か月くらい前に内臓セミナーを受講したのです。
某IAIRの某先生のお話を聞き、
自分の中でたんぱく質は有能!と改めて感じたからです。
以前から、たんぱく質を積極的に摂取していましたが、
“なぜ良いのか”を知り、
栄養素や内臓、エネルギーの事を考えるようになりました。
さて、
このまま内臓の話をしてしまいそうなので、
アロマの話をしますね!(笑)
今回、私がお伝えしたいのは、
消化についてです。
食物から栄養を吸収するためには、
内臓がしっかり働いてくれなければいけないですよね!
しっかり働かないと、
せっかく口から摂取した栄養素を消化して、
エネルギーに変えていくことができません。
夜眠れない、
仕事が忙しい、
ストレスが溜まっている・・・
色々な原因で、
例えば交感神経が優位にある場合、
消化に働く胃、膵臓、小腸は蠕動運動が抑制され、
消化液も減少します。
消化がうまくできなければ、
エネルギーも多く作り出せないですよね。
そこで、今回ご紹介するのは!(ジャ○ネット風に)
【d-リモネン】という成分です。
d-リモネンの特性として、
血流増加、腸蠕動活性作用、
アセチルコリンエステラーゼ活性抑制、
肝臓・腎臓機能強化、鎮静作用などです。
そして、
今回注目したいのは、
『腸蠕動活性作用』と
『アセチルコリンエステラーゼ活性抑制』です。
アセチルコリンエステラーゼ活性抑制とは、
これが少し厄介な説明になります(個人的に苦手な分野です)
まず、
これは神経組織や筋肉などに含まれている酵素のことで、
副交感神経の興奮によって、アセチルコリンを分解します。
ちなみに、
アセチルコリンは心臓の活動の抑制、
横紋筋の興奮、
そして、平滑筋も興奮させます。
アセチルコリンの受容体は、
ムスカリン受容体、ニコチン受容体があります。
そして、
ムスカリン受容体には、
M1、M2、M3、M4、M5のサブタイプの受容体があり、
消化活動を行う平滑筋にM2、M3受容体が存在しています。
アセチルコリンエステラーゼは、
アセチルコリンを分解してしまう…ということは、
消化器にある受容体に、
アセチルコリンがいかなくなってしまいますよね。
それを、
d-リモネンは抑制してくれるのです。
したがって、
平滑筋が興奮し腸蠕動を活性化してくれます。
このd-リモネンは、
主に柑橘系の精油に含まれています。
特に多いのは、
・オレンジスイート
・グレープフルーツ
・マンダリン
・オレンジビター
などです。
少し、冒頭の話に戻りますが、
栄養素をエネルギーに変えるには、
内臓の働きが重要です。
食べ物をしっかり食べることも大事、
内臓の動きを弱めない様にすることも大事…
アロマ以外にも、
内臓を守る、活性させる方法は、
もちろんたくさんあります。
ただ、香りを嗅ぐ、
塗布するだけでこのような可能性があるとしたら、
ちょっと興味わきますよね(笑)
精油には、様々な可能性があります。
悩み別に、精油を選んでみるのも面白いです。
そして、
成分の特性を一度調べてみてください。
メディカルアロマ、と呼ばれる意味も分かると思います。
最後までお読みいただき、有難うございました。
MARTインストラクター 理学療法士 小長谷 佳世
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セミナー詳細は、こちらをご確認ください。
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アロマも統合医療の一部分となります。
アロマがもつ力を、
リハビリや医療にも活用していきましょう。