珍獣ボディーワーカー 奥山康博です。
今回は”感じるの続編”です
前回のコラムでは
”感じるという体験を整理・理解し、経験にする”
”そのために自分自身を評価する”をお話ししました。
前回コラム: http://iairjapan.jp/ibw/2016/10/10/post-522/
今回は自分自身を評価するポイントをお話しします。
まずは”手”についてです。
- ”手は相手からの情報を受け取るためのツール”
- ”力を抜き常に相手の変化を感じ取れる状態”
- ”手以外の部位(上下肢・体幹など)で操作”
- ”指先・指腹や手掌を使い分ける”
- ”手はできるだけ冷やさないようにする”
このようなことを注意しながら行えていますか?
手以外にも、まだたくさんありますが…
既にできている事、抜けている事、新しく気付いた事など様々かと思います。
これを行うだけでも最初は正直きついと思います。
僕もはじめはきつかったです。
でも、はじめはきつくてもまずは”始めてみる”
イチロー選手も言われています。
”無駄な事って結局、無駄じゃない。遠回りすることが一番の近道”
とても感銘を受けました。
身体操作やハンドリングなどに関してはPTの文献でも取り上げられています。
”ハンドリングや接触とは刺激入力である”
言い方を変えると
”触り方次第で変化の仕方が変わる”
ということなんです。
僕達自身が変わる事でクライアントにも良い影響が出ます。
今回のワンポイントは
”虫葉筋握り”から行ってみましょう。
ROM exerciseの際、相手の筋緊張にも変化が出て、自分の感じ方も変わると思います。
次回は”ポイントを元にした整理の仕方”についてお話しします。
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