こんにちは(^_^)
IBWインストラクターの武田修二です!
さて、今日はヨガと聞いて
多くの人が真っ先に思い浮かべるだあろう
“アーサナ”
について話していこうと思います。
“アーサナ”とはサンスクリット語で
“ポーズ”の意味を持ちます。
様々なポーズをとることは、体を整えて
間接的に心を調整することを目的としており、
柔軟性を高める、筋力を強化する、
姿勢を正すなどの効果を得ることができます。
とは言っても、
1つひとつのアーサナの性質や特徴を理解していないと、
無理にポーズをとろうとして呼吸を止めたり、
体を痛めてしまうこともあります(*_*)
そのため先週のコラムにも書きましたが、
1つひとつの要素に分けて考えてみることや
気持ち良い程度というのを知ることが大事です。
まず今日はすべてのアーサナの基本となる、
姿勢作りの基本について、身体のパーツごとにみていきましょう。
【胸】
胸が内側から広がるような感覚で、
ゆるやかに伸ばします。
この時
・深い呼吸を肺に入れる
・肋骨や鳩尾付近の力を抜く
ことを意識しましょう。
【首】
力まずできるだけリラックスして
緩めた状態を保ちます。
この時
・重力に身を任せる
・肩を耳から遠ざける
・顔全体の緊張を緩める
ことを意識しましょう。
【脊柱】
下腹部を軽く締めて、背骨を気持ちよく伸ばします。
この時
・背中の緊張をゆるめ、自然なS字カーブを保つ
・下腹部にしっかり呼吸を送る
・体の中心軸を意識する
ことを意識しましょう。
【足、脚】
下腹部を締め、股関節を安定させることで
骨盤を安定させます。
また、足底にしっかりと体重を乗せ、
下半身を床に根付かせます。
この時
・母趾と小趾の基節部、踵の外側と内側の
4点で床を踏みしめる
・骨盤と床を平行にする
ことを意識してみましょう。
【頭】
脳を静寂に保ち、雑念を払ってクリアにします。
この時
・全身の力を抜く
・雑念を払う
・目線はゆったりと1点に集中させる
ことを意識してみましょう。
基本である立位姿勢を考えるだけでも、
これだけのことを意識しなければならないんですね^^;
しかし、
このように5つの身体感覚をつかむために
体のいろいろな部位に注意を向けたり
意識を持ち、
自分の体と心と向き合うことで
心のバランスをコントロールできるようになります。
このポーズをとりながら自分の体と心と向き合い、
心のバランスをとるということが
仕事をしたり日常生活を送る上で
大事になります。
なぜならば、
心のバランスが崩れていると
忙しい日々の中で自分を見失ってしまったり、
集中できないといったことなどが起こってしまいます。
仕事にフォーカスした話をすると、
治療に集中できなくなってしまったり、
リスク管理が甘くなってしまったりなど
ミスをしやすくなったりしてしまいます。
忙しい時ほど平常心を保つために
体と心と向き合うという作業が役立つはずです。
まずは自分の体の状態を確認しながら、
無理せず気持ちよいアーサナをとれるよう
どのアーサナの時も上記した5つの感覚を
意識していきましょう。
それでは、
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^_^*)
IAIR東北支部 認定インストラクター
理学療法士 武田 修二
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