アロマの導入報告~実体験を通して~

こんにちは、MARTインストラクターの小林です。

今回はセラピストとしてではなく、
家族として導入した事例をお話ししたいと思います。
私事ですが、3月に義理の祖母が他界しました。
持病である腎不全が悪化し、
入院当初は食欲不振で気持ち悪い・嘔吐が度々ありました。


しかし、
柑橘系の果物やゼリーはなんとか食べられていました。

 

早く自宅に帰りたいと希望が強かったので、
入院自体が祖母にとってはとてもストレスだったかと思います。

 

 

ストレスと胃部不快が軽減を目的に、
ベッドサイドに精油を垂らしたティッシュを置き芳香浴をしてみました。
持ち合わせていた柑橘系の精油

・オレンジスイート

・レモン

・グレープフルーツ
から祖母がいい匂いと反応してくれたグレープフルーツを使用。

 

 

以前のコラムでもお話ししましたが、
精油を垂らしたティッシュを置いただけではゴミと間違われてしまうので…
折り紙でこんなものを作ったりしてみました。

結果的にはフレームからティッシュが落ちてしまい、
結局ゴミと間違われ知らない間になくなってしまうという悲しい結果でした…

 

一時的には食事量が増えましたが、
間もなくしてインフルエンザが大流行し、
面会制限があり、私はもちろん他の家族とも会えない期間がありました。

 

その間に心身ともに不安定となり、
コミュニケーションも十分に行えなくなり、
疼痛の訴えを多くするようになりました。

 

面会制限が解除になってからは、
疼痛緩和を目的に

 

ラベンダー

 

を使って芳香浴を行いました。

 

今回は折り紙で封筒を作り、
中に精油を垂らしたティッシュをいれ、ベッド柵につるして置きました。

こちらも結果的には、おそらくベッドを交換した際にどこかへいってしまったのか
いつの間にかベッド柵にはなくなっていました。

 

入院生活がストレスと思っている患者さんは非常に多く、
病状が不安定で元気だった方が衰弱していく様子をみなくてはいけない家族も辛く、
避けられないことかもしれませんが、
香りですこしでも気持ちが楽になれれば…

 

と祖母の入院を通して実感しました。

 

香りで心身をケアする・医療現場に導入していくメリットは、
これまでのコラムでたくさんお伝えしてきましたが、
祖母にアロマを導入してみて病棟スタッフの理解・協力なくしては行えないことも痛感しました。

 

まずは、
いい香り・リラックスする・癒されるなど
感覚的なことからでも良いので知ってもらうことから始める必要があると感じました。
知ってもらってから、
なぜ良いのかお伝えしていければ良いのだと思います。

 

まずは気軽に始めてみましょう♪♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
MARTインストラクター 理学療法士 小林知子

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アロマも統合医療の一部分となります。
アロマがもつ力を、
リハビリや医療にも活用していきましょう。

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