セミナー

MART認定セラピスト養成講座

心身ともに関わりが必要な
リハビリテーションの現場で、
セラピストとして何かもっと出来ることが
あるのではないかというあなたへ。

ストレスケアが重要視されている現代では、
アロマテラピーの効果は多方面において認められています。
 
 
 
アロマテラピーは、心の癒しとして一般に利用されています。
この癒しの効果を脳科学、心理学から考えると、
リハビリテーションにおいて、治療の観点から考えても、
とても有効な手段であることが分かっています。
 
 
 
 
セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授、有田秀穂医師(MART監修、協力)は、
人はストレスを緩和するために、
”セロトニン”というホルモンが分泌されていると明言しています。
脳内環境を整えるためのセロトニンは、脳幹の縫線核という場所から放出していると報告されています。また、この縫線核は、記憶や感情を司る視床下部や大脳辺縁系との繋がりが、強固であることが分かっており、人が感じるストレス、快—不快の感情は、この大脳辺縁系で感じています。 嗅覚刺激は上記のように、嗅神経からダイレクトに大脳辺縁系へ刺激が入り、脳環境全体に影響します。アロマによる快刺激が入ることで、脳環境は活発化してきます。 また、認知症予防、改善に対してもアロマテラピーは有効であると、鳥取大学医学部の浦上克哉先生が報告して話題となっております。

(ABC朝日放送「たけしのみんなの家庭の医学」より引用)

認知症は、記憶を司る海馬の萎縮やダメージが原因であるという報告が一般的ですが、近年の研究で認知症を発症すると最初にダメージを受けるのは、海馬に直接繋がっている、においを感じる【嗅神経】であることが分かってきました。 嗅神経のダメージが海馬に伝わり、その他の脳の部位にも影響し、認知症が悪化します。嗅神経は他の脳神経とは例外的に異なって再生能力が高く、嗅神経を刺激することでその機能を再生させればそれに繋がった海馬も活性化させ、認知症の予防・改善に繋がるという報告があります。 身体の状態と精神状態の関係性は生理学的な側面からも非常に深いものがあり、リハビリを受ける患者様の精神状態へのアプローチは、リハビリテーションの現場においても重要視されてきています。
MARTロゴ系

<初級編> (1day 5時間)

この講義では「メディカルアロマを知り・効果を実感すること」が目標です。
実際に精油が心身に及ぼす影響を生理学・脳科学のレクチャーと実体験をすることで、リハビリの臨床場面での使用方法の一部を学ぶことが出来ます。

<中級編> (2days 10時間)
この講義では「リハビリに活かすために、精油が心身に及ぼす影響を、化学・生理学・脳科学の観点から、より深く学ぶこと」が目標です。
実際に患者様・利用者様を想定し、行動・現象・心身の状態から適した精油の選定と、具体的に必要なアプローチ方法の選定・実技研修を実習として行います。

<上級編> (4days 20時間)
この講義では「専門的にリハビリテーションに活かす・臨床現場での実践」が目標です。
疾患各論を学びながら行動・現象・心身の状態から適した精油を選定し、リスク管理の方法やDr.Ns.と連携に必要なプレゼン研修など、実践に必要な項目を集中的に且つ具体的に実習として行います。

 

上部へスクロール