起居動作・移動能力・ADLなどの
リハビリテーションに共通する部分
見落としていませんか?

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実は骨盤帯は上下肢と連動しています。

こんなことを経験したことは
ありませんか?

  • 脳卒中片麻痺患者動作指導がうまくいかない
  • ADL訓練をどれだけ反復しても動作習得に繋がらない
  • 動作の成熟度が上がらず効率の悪さだけが際立つ
  • 術創部以外の痛みの訴えがある
  • 姿勢動作改善方法で悩む
  • 歩行訓練前の股関節の振り出し指導で悩む
  • 慢性腰痛の訴えがあるものの構造的問題がない

各運動やADL動作を末端からのアプローチするだけでは根本的な動作改善に繋がりません

その原因となっている骨盤帯へのアプローチを行っていないからです。

骨盤帯は動作に対して様々な影響与えています。また、下肢の機能性や骨盤帯の疼痛にも影響を与える部位です。

骨盤帯へのアプローチとは??

では骨盤帯へのアプローチとは、具体的にどのようなものでしょうか。それを理解するにはまず、骨盤帯の機能解剖を理解する必要があります。

[骨盤帯の解剖学的特徴]

骨盤帯は、腸骨、坐骨、恥骨(以上、寛骨)、仙骨で構成されています。 また、仙腸関節・恥骨結合で連結しており、歩行などの移動において下肢と体幹をつなぐ重要な部位であると言われています。

骨盤帯には下肢の筋群だけでなく体幹・上肢の筋群も付着しているため、移動能力だけでなく起居動作のように全身を使う動作にも強く影響を与えます。

また、結合組織などにより上肢の運動にも関係するため、リハビリテーションとして行う「起居動作・ADL・活動参加」の再獲得を目指すにあたり、骨盤帯への介入は非常に重要であると考えられます。

骨盤帯の評価やアプローチ
難しい???

[仙腸関節の特徴を考慮した評価法]

滑膜関節に分類される仙腸関節は、わずかな可動性を持つ関節です。しかし、関節面が不適合であることや年齢、性別による影響をうけることから、ほとんど可動性を感じられない場合もあります。

そのような関節の評価を、可動性やアライメントで行なうことは、極めて高い技術と経験が求められます。

IAIRでは、結合組織(線維組織ネットワーク)の滑走を用いた簡便な評価を行います。

この評価方法は、シンプルかつ実践的で、臨床場面ですぐに活用していただけます。

[股関節の解剖学的特徴に基づいたアプローチ]

股関節後方には臼蓋(骨)が存在していて、四つ這いや前かがみの姿勢では、その骨構造による安定感が得られやすいという特徴があります。

直立位での姿勢保持や運動時には、関節前方に存在する結合組織の張力も安定性のために利用されます。

その結合組織の張力を過度に要求する習慣が続くと、線維組織ネットワークに変化が生まれ、可動域制限や筋収縮不全の原因にもなり得ます。

それらはADLを直接的に制限したり、股関節以外の機能制限の原因になることもあります。

そういった問題点を解決するアプローチには「最適な順番」があります。

IAIRでは構造的に考えられた最適な順番をお伝えしています。

骨盤帯のアプローチは以下の機能
不全に対して効果が期待できます

  • 下位腰椎可動域制限
  • 股関節可動域制限
  • 殿部〜足部までの筋収縮不全
  • 坐位、立位保持困難
  • 移乗動作時の不安定性
  • 肩関節可動域制限
  • 肩関節運動時痛など

セミナーで行うアプローチ詳細

仙腸関節 TGA

随意的に動かせる関節ではない仙腸関節の可動性を高める理由は二つある。荷重時の衝撃緩衝作用を期待するのが構造的な理由である。(中略)骨を動かそうとして加えた外力によって、間接的に結合組織のダイナミズム(滑走)の改善を導くことが機能的な理由である。    *骨盤帯TGA資料より抜粋

  • 腹臥位法
  • 仰臥位法
  • 側臥位法

股関節TGA

筋膜などの組織間には、コラーゲンでできた線維性結合組織が網目のように走行し、その線維をフレームとした微小立体を形成している。

(中略)TGAによって、線維性結合組織の運動を生み、水分の移動を作り出すことで、痛みや関節可動域制限の改善に貢献できる。    *骨盤帯TGA資料より抜粋

  • 腹臥位法
  • 側臥位法

組織滑走法®【TGA】の理論的背景

解剖学、生理学に基づいた介入とは
何なのか?

クライアントへの介入は常に『IAIRコンセプト』に基づき、

「ひとを見る」
「マルチファクターに対応できる」
「手段としての徒手療法を用いる」

上記ができることを目的に、
学術に基づいてリハビリ職者専用に作られたTGA(Tissue Gliding Approach)をベースにお伝えします。

IAIR conceptとは、基本的な西洋医学・運動学・解剖学・生理学に加えて、心理面や個人的背景を含めた個別的な物語りを重要視し、複雑に絡み合ったクライアントの要因を抽出して「統合と解釈」していく方法です。

徒手によるアプローチ法が組織滑走法®(TGA : Tissue Gliding Approach)です。

次世代のリハビリ専門職向け徒手アプローチ

ROM制限、筋力低下、活動性の低下などを生み出す「不動状態」の原因は、過剰な運動、または運動不足、バランスの乱れた栄養摂取、といった生活習慣、環境要因、心理的要因が複雑に絡み合った「個々の原因」と考えられます。

IAIRがTGAと呼んでいる【組織滑走法®】は、体に現れている症状を組織レベルで解釈していく方法です。

人間が運動を行うとき、皮膚の下では線維組織ネットワークと呼ばれる結合組織が滑走しています。そのネットワークの滑走が制限されることが運動の制限につながっていくと考えます。

最新の解剖学的知見を交えて、講義内でお伝えします。

TGAの原理と方法

触診によって得られるこわばった軟部組織の感触は、各組織間での滑走が生まれないことによる抵抗感が生み出しているとIAIRでは考えています。

深層・表層の組織同士の滑走を促す筋骨格へのアプローチを行い、絞扼された毛細血管や神経組織の解放を目指していく方法です。

研修会当日はアプローチ法の紹介と実践、そしてそれに様々な学術的解釈を添えて展開していきます。

深層組織滑走法
DTGDeep Tissue Gliding Approach

骨に付着するような深層膜および関節包などの結合組織に対してアプローチしていく方法です。

浅層組織滑走法
STG
Superficial Tissue Gliding Approach

動作の反復や、持続する同一姿勢の影響などで起こる表層筋組織の機能異常は、痛みだけでなく知覚異常や循環不良といった症状の原因にもなります。STGは表層膜に対してアプローチしていく最善の方法です。


【骨盤帯セミナー1】

[講義内容]

  • 骨盤帯の解剖
  • 関連部位の触診
  • 仙腸関節の評価
  • 背臥位、側臥位での仙腸関節のアプローチ

【骨盤帯セミナー2】

[講義内容]

  • 腹臥位での仙腸関節の調整
  • 股関節の調整
  • 1日目に習得したテクニックの応用法
  • 誤理解の修正と臨床活用上の問題解決(症例を中心に)

以下、講義資料一部抜粋(転載等は厳しくお断りしています。)

国際統合リハビリテーション協会【IAIR】は2011年より法人格を取得し、全国のリハビリセラピストのべ40,000名以上の成長をサポートしてきた、臨床教育機関です。

当協会では「リハビリセラピストが確実に成長できる」講習プログラムを開催してきました。

この講習会は、その中でも非常に高い評価をいただいている代表的なものです。

【受講者様からのレビュー】

終末期でも、変わるんですね。

作業療法士7年目 女性

骨盤調整やインナーをゆるめる手技を初めてから、可動域が劇的に変わった方がいます。これまでほとんど反応がなかったのに追視が増えて表情を感じ、感動しています。終末期でも、変わるんですね

脳卒中片麻痺症例にも有効。

理学療法士2年目 男性

骨盤DVD購入後骨盤セミナー参加。骨盤DVDを見て実際に行ってみたら、確かに変化が現れました。特に片麻痺の方には股関節1、2を欠かさず行うようになりました。偏側立位や下肢トーン、伸展制限が取れました。今回骨盤セミナーを受講し、触診の深さなどは実際にインストラクターに触られないとわからない部分もありましたが、あらかじめ予習してセミナーに臨めたので良かったです。

パーキンソン病の患者様から立ち上がりや歩行も楽になったとの声が頂けた。

理学療法士 20年目

パーキンソン病の患者様に股関節と仙腸関節のTGA実施後、腰背筋の過緊張が軽減し、股関節の分離運動に向上がみられた。脚が軽くなり、立ち上がりや歩行も楽になったとの声が頂けた。

指名をしていただけるようになってきた。

理学療法士 4年目

IAIRの技術を使うようになって、患者様から少しずつですが指名をしていただけるようになってきた
このまま頑張って結果の出せるセラピストになっていきたい。

2011年から全国延べ40000名を超えるPTOTSTの先生にご受講いただき、満足度95.1%(当協会調査)!実技も多く、一人の先生が多人数の生徒に「教える」スタイルから、多人数インストラクターと多人数の受講生でアクティブラーニングを行うスタイルが満足度の高い理由!

リハビリ職種専門の研修会を全国で行い、リハビリ職種に求められるあらゆるジャンルの研修会を網羅!オンラインでいつでもどこでも学べて研修会でも学べる、最も新しいスタイル!

主催研修会団体概要

(社)国際統合リハビリテーション協会
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を対象に全国で研修会を開催している臨床教育機関です。一貫性のある研修でありながら、過去9年で延べ40,000名を超えるリハビリ国家資格保有者が受講しています。

骨盤帯に対する解剖学評価とTGA

セミナー受講費 29,800 (税抜)
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