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各運動やADL動作を末端からのアプローチするだけでは根本的な動作改善に繋がりません。
その原因となっている骨盤帯へのアプローチを行っていないからです。
骨盤帯は動作に対して様々な影響与えています。また、下肢の機能性や骨盤帯の疼痛にも影響を与える部位です。
では骨盤帯へのアプローチとは、具体的にどのようなものでしょうか。それを理解するにはまず、骨盤帯の機能解剖を理解する必要があります。
骨盤帯は、腸骨、坐骨、恥骨(以上、寛骨)、仙骨で構成されています。 また、仙腸関節・恥骨結合で連結しており、歩行などの移動において下肢と体幹をつなぐ重要な部位であると言われています。
骨盤帯には下肢の筋群だけでなく体幹・上肢の筋群も付着しているため、移動能力だけでなく起居動作のように全身を使う動作にも強く影響を与えます。
また、結合組織などにより上肢の運動にも関係するため、リハビリテーションとして行う「起居動作・ADL・活動参加」の再獲得を目指すにあたり、骨盤帯への介入は非常に重要であると考えられます。
滑膜関節に分類される仙腸関節は、わずかな可動性を持つ関節です。しかし、関節面が不適合であることや年齢、性別による影響をうけることから、ほとんど可動性を感じられない場合もあります。
そのような関節の評価を、可動性やアライメントで行なうことは、極めて高い技術と経験が求められます。
IAIRでは、結合組織(線維組織ネットワーク)の滑走を用いた簡便な評価を行います。
この評価方法は、シンプルかつ実践的で、臨床場面ですぐに活用していただけます。
股関節後方には臼蓋(骨)が存在していて、四つ這いや前かがみの姿勢では、その骨構造による安定感が得られやすいという特徴があります。
直立位での姿勢保持や運動時には、関節前方に存在する結合組織の張力も安定性のために利用されます。
その結合組織の張力を過度に要求する習慣が続くと、線維組織ネットワークに変化が生まれ、可動域制限や筋収縮不全の原因にもなり得ます。
それらはADLを直接的に制限したり、股関節以外の機能制限の原因になることもあります。
そういった問題点を解決するアプローチには「最適な順番」があります。
IAIRでは構造的に考えられた最適な順番をお伝えしています。
仙腸関節 TGA
随意的に動かせる関節ではない仙腸関節の可動性を高める理由は二つある。荷重時の衝撃緩衝作用を期待するのが構造的な理由である。(中略)骨を動かそうとして加えた外力によって、間接的に結合組織のダイナミズム(滑走)の改善を導くことが機能的な理由である。 *骨盤帯TGA資料より抜粋
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股関節TGA
筋膜などの組織間には、コラーゲンでできた線維性結合組織が網目のように走行し、その線維をフレームとした微小立体を形成している。
(中略)TGAによって、線維性結合組織の運動を生み、水分の移動を作り出すことで、痛みや関節可動域制限の改善に貢献できる。 *骨盤帯TGA資料より抜粋
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骨盤調整やインナーをゆるめる手技を初めてから、可動域が劇的に変わった方がいます。これまでほとんど反応がなかったのに追視が増えて表情を感じ、感動しています。終末期でも、変わるんですね。
骨盤DVD購入後骨盤セミナー参加。骨盤DVDを見て実際に行ってみたら、確かに変化が現れました。特に片麻痺の方には股関節1、2を欠かさず行うようになりました。偏側立位や下肢トーン、伸展制限が取れました。今回骨盤セミナーを受講し、触診の深さなどは実際にインストラクターに触られないとわからない部分もありましたが、あらかじめ予習してセミナーに臨めたので良かったです。
パーキンソン病の患者様に股関節と仙腸関節のTGA実施後、腰背筋の過緊張が軽減し、股関節の分離運動に向上がみられた。脚が軽くなり、立ち上がりや歩行も楽になったとの声が頂けた。
IAIRの技術を使うようになって、患者様から少しずつですが指名をしていただけるようになってきた。
このまま頑張って結果の出せるセラピストになっていきたい。
2011年から全国延べ40000名を超えるPTOTSTの先生にご受講いただき、満足度95.1%(当協会調査)!実技も多く、一人の先生が多人数の生徒に「教える」スタイルから、多人数インストラクターと多人数の受講生でアクティブラーニングを行うスタイルが満足度の高い理由!
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