臨床で実施されることが多い“ROMex”。


新人研修においても、治療実技は「まずはROMexから」
という現場も多いのではないでしょうか?


ですが、実際には
ROMexの方法や理論背景を教わったことは、ほとんど無いと聞きます。

 

そんな中自分で練習など行っても、


やり方が合っているかどうか自信がない、、

・なかなか関節可動域が改善しないけど、原因が分からない
・実際に動かす時、患者様に痛がられてしまう
・他動のROMが改善しても、自動運動が良くならない
解剖の教科書を見ても、どう活かしたら良いか判断がつかない
・そもそも触診に慣れていなくて、ちゃんとを触れているか分からない


このように思うことはありませんか?

 

実は、ROMexは教科書等に目的・実施方法・理論背景などがほぼ載っていません。

 

そのため出来ているかどうかを判断するのが難しいのですが、

実は運動学と解剖学に基づいて体系的に学ぶことができれば、ROM-exで変化を出す事ができるようになってきます!

解剖学を学んだのに、なぜ臨床でROM-exは難しい?


 

皆さんは、これまで養成校で解剖学を学んでいるのに
「なぜ臨床ではROM-exが出来ないの?」と疑問になるかもしれません。

 

 

それこそ基礎学習と臨床のギャップなのですが、

・ROM制限が生じるまでの機序とその対応方法

・各関節が動くために重要な構造的特徴
・解剖学と運動学に沿った実際の動かし方  …など


これらの知識を実際の技術で使えるようになるには、より詳細に、また体系的に学ぶ必要があります。

 

例えば、解剖学の教科書で大腿四頭筋や上腕二頭筋の起始停止が分かっていることは、基礎学習として非常に大切なことです。

ですが、実際のROM-exにおいて「着目すべき機能や拘縮の原因となりやすい部位」は、
基礎学習における起始停止と基本的な運動機能の知識だけでは十分ではないということなのです。

 

 

国際統合リハビリテーション協会(IAIR)では臨床で療法士が活躍できるために支援する『臨床教育機関』です。
IAIRは療法士が臨床で『仮説→検証』の流れをスムーズにするために様々なセミナーをご提供しております。

 

今回はこのように、実際の臨床に出ると最初に行うけれど改善に悩むROMexについて、

変化を出すための「ROMexの効果的な実践方法と触診の基礎」として、上肢編・下肢編をそれぞれ3回にわたり、整理してお伝えしていきます。

 

[上肢編]

 

第1回:肩関節のROMex
〜肩甲上腕リズムと肩関節の構造から〜

第2回:肘関節のROMex
〜関節運動に影響を与える構造と筋群から〜

第3回:手関節のROMex
〜円滑な関節運動のための関節構造と運動学から〜

 

[下肢編]

 

第1回:股関節のROMex
〜円滑な関節運動のための運動学と重要な周辺組織から〜

第2回:膝関節のROMex
〜正常な関節運動を引き出すための運動学と周辺組織から〜

第3回:足関節のROMex
〜背屈のための距腿関節の関節の構造と運動学から〜

 

今回お伝えする基礎的な解剖学や触診とROMexの実際の方法は、
ROMexはもちろん、その他の臨床に必要な「運動療法」や「動作分析での視診」の土台にもなる内容です。

 

・ROMexの具体的な実施方法を学びたい
・ROMexで患者様に変化を出せるようになりたい
・効果的なROMexに必要な触診や解剖を基礎から学びたい
・ROMexを自信を持って行えるようになりたい


上記に1つでも当てはまる、

臨床に出て間もない新人さんや身体障害領域を見ることになった療法士、
基礎からもう一度勉強したい方にも受講をおすすめします。

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こちらのwebセミナーですが普段は「1講義:税込4,400円」でご提供しております。

3講義まとめて上肢編は9月23日、下肢編は9月29日までにお申し込みいただいた場合、それぞれ「3講義合計:税込13,200円」のところを「3講義合計:税込8,910円」でご受講いただけます。


また、後日動画を1ヶ月間視聴出来るよう復習・見逃し配信を致しますので、3講義まとめてのお申し込みの方が単回でお申し込みいただくよりも実質1講義分無料でお得に受講いただけます。

移動時間や交通費を気にしなくて良いなど、オンライン研修は実はとても効率的です!

この機会に、苦手な分野を基礎から学んでみませんか?

研修会詳細


 

【日時】

[上肢編]
第1回:2020年10月7日(水) 20時〜21時
第2回:2020年10月21日(水) 20時〜21時
第3回:2020年11月18日(水) 20時〜21時

 

[下肢編]
第1回:2020年10月13日(火) 20時〜21時
第2回:2020年10月27日(火) 20時〜21時
第3回:2020年11月10日(火) 20時〜21時

*各回全てにておいて20時〜21時開催、質疑応答の時間を含みます。終了時間は余裕を持ってご参加ください。
*各回全てにておいて、当日の収録動画を1ヶ月間視聴出来るよう復習・見逃し配信を致します。
全日程の参加が難しい場合もご安心ください。

 

 

【会場】

ZOOMオンライン会議システムを利用

 

【受講料】 9/23・29  13:00まで早割中!

[上肢編]
9月23日13:00まで「3講義:税込8,910円」(その後3講義:税込13,200円)
※  申し込み締切:9月28日(月)

[下肢編]
9月29日13:00まで「3講義:税込8,910円」(その後3講義:税込13,200円)
※  申し込み締切:10月5日(月)

 

【定員】

上肢編・下肢編共に、それぞれ  90名

 

 

【講義内容】

[上肢編]

第1回 10月7日(水)

「肩関節のROMex 〜肩甲上腕リズムと肩関節の構造から〜」

1.拘縮の生理学的機序と介入
2.ROMexで押さえておきたい生理学的効果
3.ROMexに必要な肩関節の運動学
4.肩関節周囲の触診
5.肩関節のROMex方法

 

第2回 10月21日(水)

「肘関節のROMex 〜関節運動に影響を与える構造と筋群から〜」

1.拘縮の生理学的機序と介入
2.ROMexで押さえておきたい生理学的効果
3.ROMexに必要な肘関節の運動学と筋の機能解剖
4.肘関節周囲の触診
5.肘関節のROMex方法

 

第3回 11月18日(水)

「手関節のROMex ~円滑な関節運動のための関節構造と運動学から~」

1.拘縮の生理学的機序と介入
2.ROMexで押さえておきたい生理学的効果
3.ROMexに必要な手関節の運動学と前腕の機能解剖
4.手関節周囲の触診
5.手関節のROMexの方法

*全日程セミナー終了後、質疑応答の時間を設けます。

 

 

[下肢編]

第1回 10月13日(火)

「股関節のROMex 〜円滑な関節運動のための運動学と重要な周辺組織から〜」

1.拘縮の生理学的機序と介入
2.ROMexで押さえておきたい生理学的効果
3.ROMexに必要な股関節の運動学と周辺の解剖
4.股関節周囲の触診
5.股関節のROMexの方法

 

第2回 10月27日(火)

「膝関節のROMex 〜正常な関節運動を引き出すための運動学と周辺組織から〜」

1.拘縮の生理学的機序と介入
2.ROMexで押さえておきたい生理学的効果
3.ROMexに必要な膝関節の運動学と筋の機能解剖
4.膝関節周囲の触診
5.膝関節のROMexの方法

 

第3回 11月10日(火)

「足関節のROMex 〜背屈のための距腿関節の関節の構造と運動学から〜」

1.拘縮の生理学的機序と介入
2.ROMexで押さえておきたい生理学的効果
3.ROMexに必要な足関節の運動学と下腿の機能解剖
4.足関節周囲の触診
5.足関節のROMexの方法

*全日程セミナー終了後、質疑応答の時間を設けます。

 

【受講特典】

・講義の1週間後に収録動画が視聴できるようになります。(1ヶ月限定)
・質問投稿で、期間中いつでも講師に質問ができます。

 

*お申し込みは先着順です。定員に達した後はキャンセル待ちとなりますのでご了承ください。
*お申し込みの前に参加規約を必ずご確認ください。申込をされた時点で同意されたとみなします。

・IAIR認定講師
・作業療法士

プロフィール

加藤 淳 国際統合リハビリテーション協会 認定講師
回復期から老健、デイサービスなど幅広く経験する中で、どんな方にも分かりやすく楽しくリハビリを行なってもらうために、機能解剖や動作分析から生活への介入という基礎から応用までを広く学ぶ。
現在は臨床に従事している傍ら、講師業も兼業。
新人療法士や基礎を学び直したい療法士のために、臨床現場と基礎知識を具体的に繋げられるよう精力的に活動している。
より多くの療法士に、リハビリテーションに活きる知識と技術を提供し、患者様を笑顔にしてもらうことを第一に活動している。

2011年から全国延べ40000名を超えるPTOTSTの先生にご受講いただき、満足度95.1%(当協会調査)実技も多く、一人の先生が多人数の生徒に「教える」スタイルから、多人数インストラクターと多人数の受講生でアクティブラーニングを行うスタイルが満足度の高い理由!

リハビリ職種専門の研修会を全国で行い、リハビリ職種に求められるあらゆるジャンルの研修会を網羅オンラインでいつでもどこでも学べて研修会でも学べる、最も新しいスタイル!

最後に

当協会の研修会はこれまで経験年数の浅い方から、10年以上の経験年数の方まで幅広く受講いただいております。

また、知識と技術を皆様にしっかりとお伝えするために、インストラクターの人数を考慮して配置しております。
お伝えする講義内容は、あなたの臨床を大きく変えるきっかけとなる内容となっております。

ぜひ同僚・ご友人をお誘い合わせの上、たくさんの方の受講をお待ちしております。