初めまして。
この度IBWのインストラクターとなりました
松園温子と申します。
現在静岡県の病院に勤務している理学療法士です。
私は４０代半ばでいろいろと体の不調が出てくる年頃となり、
また疲れやすくパワーの衰えも感じるようになりました。
それで以前は、今後の自分の健康に不安を感じていました。
そんな時期にIBWに出会いました。
ボディワークを通じて、
身体と共に心が変化していくことも実感していきました。
心と身体は一体で、つながっていて
身体の動きの悪い時でも、心が疲れている時でも
ボディワークをするとスッキリするのです。
例え不調となっても、内観（自分を客観的に観察）し、
落ち着いて対処できるようになりました。
またIBWでは
臨床現場に適した運動指導方法を学ぶことができました。
その中で私が一番有効活用している運動指導法を紹介します！
それは、骨盤前傾運動です。
座位姿勢で既に骨盤が後傾している高齢の患者様で
立ち上がりにくくなっている場合に
その準備として骨盤前傾を促すことがよくあると思います。
声掛けで苦戦したことはありませんか？
「骨盤を前に傾けます」「前に屈みます」…
自分が思っていた動きと違った動きになったり、
動かして欲しい場所が違っていたり、
動きが不十分だったり。
なかなか自分の意図が通じない。
そこで強制的に骨盤の動きを誘導する。
（上手くいかないなぁ、これが限界かなぁ）
イメージするものが、私たちと患者様で異なる場合に
こういうことが起きがちだと思います。
「骨盤」の指す場所が違う場合や
また「前に屈む」＝「腰を曲げる」の方もいると思われます。
そこで考え方をチェンジ！
「骨盤」と「前傾」という言葉から離れます！
魔法の言葉「はさむ」を使います。
- 脚の付け根にV字形に手を置いて
- その手を腿とお腹で「はさむ」ように
- 上半身を前に倒します
あら不思議！目から鱗！
自然と骨盤が前傾する！！
- はプラス「コマネチのように」と伝えると
イメージし易い方もいらっしゃいます。
「コマネチ」とは、ビートたけしさんの往年のギャクで、
鼠径部に沿ってV字に手を添える、あれです。
最近ではコーヒーのCMで使われていますね。
運動指導のポイントは、
その方にとって
１．分かり易い指標を用いて
２．イメージし易い単純な動きを
３．簡単な言葉で伝える
認知症の患者様でも成功率が高く、お奨めです！
これからの私のコラムでは
「運動指導やセルフメンテナンスについてどのようなことをしたら
効果的だったか」などをお伝えしていこうと思います。
興味を持って頂いた方は是非次回も
読んで頂ければと思います。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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IBW STANDARDの日程が決定しました！
【日程・開催場所】
※ 1講義1日で修了（下記2日間は同じ内容です）
- 東京会場
2017年10月8日(日)
会場：現在調整中
- 大阪会場
2017年9月10日(日)
会場：現在調整中
＊IBWインストラクターコースは、STANDARDからMASTERまでのコースを全てまとめてお得に受講することができるコースです。詳細はコチラ。
【目的】
病院・施設など臨床現場における集団エクササイズを行えるようになる
【内容】
ボディーワークの実践と理論についての説明
セルフメンテナンスの方法を学べ
病院や施設内での集団向けエクササイズを学べる（エクササイズ種類約20種）
集団プログラムの中から目的別でプログラムの立案ができるようになる
例）座位の安定性を高める目的のエクササイズの組み合わせを学んだエクササイズの中からピックアップ
集団プログラムの中でより効果を出せるための声がけや伝え方を学べる
【受講料】
基本19,800円（税抜）
- 東京会場
- 大阪会場
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