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脊柱の硬さと自律神経の関係性 | IBW

スタッフコラム

脊柱の硬さと自律神経の関係性

脊柱の硬さと自律神経の関係性

こんにちは(^_^)

IBWインストラクターの武田修二です!

前回は自分の脊柱の連動性を確認して頂ける
エクササイズを動画で配信しました。

今回は脊柱の運動を行うとどんな効果があるのか、
そのためにはどんなエクササイズがあるのか
お伝えしようと思います。

さて、あなたは普段脊柱の柔軟性と自律神経の関係性を
考えることはあるでしょうか?

臨床で考えることがある方もいると思いますが、
自分の脊柱の硬さと自律神経の関係性を考えて
セルフケアをしている方って少ないのではないでしょうか。

そのため今回は簡単にではありますが、
脊柱の硬さと自律神経の関係性をお伝えしようと思います。

ではここで自律神経が制御しているものを考えてみましょう。

主には内臓、血管、呼吸運動などが自律神経による制御を受けていますよね。

これらの機能が何らかの理由で低下してしまったりすると、
脊柱が硬くなりやすくなります。

それはなぜか。

それは内臓からの情報は主に自律神経を介して
脊髄に伝えられるからです。

脊髄は脊柱の中心を通っていますよね?

そのため内臓の不調が自律神経を介して脊柱に
影響を与えてしまうのです。

これを内臓体性反射と言います。

内臓体性反射が起こることで脊柱の周囲筋は緊張し、
それにより脊柱も硬くなってしまうのです。

これは逆のパターンもあり得ますよね。

そのため運動器へ与える影響はもちろんですが、
自律神経の機能や内臓を整えるという点でも
脊柱の柔軟性を高めておくことは大事だと思います。

本日は先週の座位でのエクササイズを
四つ這いで行うようなエクササイズとなっております。

このエクササイズはヨガで「キャットアンドカウ」という動きになります。

今回も動画があるのでそちらをご覧になりながらやってみて下さい。

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①まず肩の真下に手を、股関節の真下に
膝をつけ四つ這いになります。
※この時肘が過伸展しないように気をつけましょう。
また手への荷重が均等にかかるように手をつきます。
②つま先を立て、目線は床に向け息を吐きます。
③息を吸いながら背中を軽く反らし、
頭と尾骨を持ち上げます。
④息を吐きながらヘソを引き上げるように
背中を丸くします。
⑤反ったり丸くなったりを呼吸をしながら
気持ちよくなるまで行います。

このエクササイズにより自律神経が整いやすくなり、
冷えが緩和したり呼吸機能が高まったりします。
また脊柱の運動性が向上することで周囲筋の緊張が緩和し、
肩こりや腰痛にも良い影響が出ます。

是非このエクササイズをこういった観点で考えてみて、
自分でも行ってみて下さい(^ ^)

それでは、
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^_^*)

IAIR東北支部 認定インストラクター
理学療法士 武田 修二

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