新人から知っておきたい脳卒中片麻痺に対するアプローチ法セミナー概要
脳卒中の後遺症では様々な症状がありますが、セラピストとしてほぼ必ず評価やアプローチを行うものがあります。
それは片麻痺です。
基本動作、歩行、日常生活動作など全ての動作・活動において「片麻痺」は大きな影響を与えます。
そして、脳卒中を含めた中枢神経疾患の患者様が特に多いリハビリテーションの分野では、理学療法士、作業療法士問わず、片麻痺に対するアプローチ方法は必要不可欠のスキルと言えます。
※プロメテウス解剖学アトラス 参照
片麻痺に対するリハビリテーションは、脳の可塑性や脳内の神経ネットワークの再構築を基盤として運動機能や活動の獲得を図ります。
また、もう一つ考慮しなければならないことがあり、それは動作を行う際は複数の筋肉が協調的に活動していると言う点です。
動作を行う時は多数の筋肉が協調して働いています。
また、この筋肉の協調した活動は一つ一つ意識して行っているのでは無く、中枢神経系にてコントロールされて行われています。
つまり、ADL(日常生活動作)や活動にたいしてリハビリテーションを行う際、単独の筋の活動を促通するだけでは無く、活動の種類や環境に応じて、複数の筋が適切なタイミングで、適切な量で活動できるように介入しなければいけません。
このセミナーでは
・解剖学、運動学、神経生理学など多角的な分野から動作時の身体の反応(筋活動)を読み取り方
・座位姿勢から立ち上がり動作までの評価方法と介入方法
を紹介し、姿勢や動作の分析方法、それぞれの場面に応じた適切な筋活動の促通方法を学ぶことができます。
【日程】
東京会場:2018年 日程調整中
大阪会場:2018年3月18日(日)10:00~16:00
福岡会場:2018年 日程調整中
仙台会場2018年 日程調整中
【対象】
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
【受講料】
8,000円(税別)
Basic,Adbanceコースでは、座位、臥位、立位など基本的な全ての姿勢と、起き上がり、歩行、上肢活動などの基本的な動作全般について学ぶことができます。
患者さんの姿勢や動作時の筋活動をどんな場面でも評価することができるようになり、どんなタイミングでどのような活動を引き出せばよいのか、その際、どのような介入を行えばよいのか、介入の結果、改善したかどうかを自身にて実施・判断できるようになり、患者様に応じた個別的なアプローチを自信を持って提供できるようになるでしょう。
各コースの詳細はコチラ↓