肩関節

イベント詳細


【PT限定】肩関節挙上時のインピンジメントに対する肩関節の評価とアプローチ法

【日 時】2018年12月9日(日)10:00~16:00
【定 員】40名
【会 場】砂町文化センター第3・4会議室【東京都江東区北砂5-1-7】

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肩関節

この講義では次のようなことが得られます。

  • 肩関節の評価ができます
  • インピンジメント症候群などの肩関節疾患の介入のポイントがわかります
  • 肩関節疾患をお持ちの患者さん、利用者さんに自信を持ってアプローチできます
  • 肩関節疾患をお持ちの方の悩みを解決できます

肩のリハビリ=棘上筋トレーニング?

  • 肩関節肩をあげると痛くて動かせない。
  • 腕をあげるだけの筋力が弱った。

そのような主訴があり、インピンジメント症候群と診断された患者さん。

リハビリでは「インピンジメント症候群=棘上筋トレーニングをしていませんか?

 

  • ローテーターカフの筋力が落ちてるから、トレーニングしなきゃ!
  • 筋が硬い、痛みがあるからマッサージしなきゃ!

肩関節疾患のリハビリはどうしても単調なものになりやすいものです。

 

それと言うのも「評価がよくわからない=どこが原因かわからないからではないでしょうか?

 

確かに、インピンジメント症候群をお持ちの方はローテーターカフの筋力が落ちる方が多いです。

しかし、原因がわからないまま無闇に動かしても効果は得られません。

 

肩関節例えるなら、現在地がわからないまま、見ず知らずの土地に行くのと同じです。

むしろ、わからないまま進むと道に迷うのと同様に、
不動による関節拘縮や筋の癒着などが進行してしまい、
更衣動作の制限や洗髪動作などの制限で
ADLがさらに低下してしまいます。

 

まず、どこが問題なのかを評価・検証しましょう。

肩の疾患には肩だけのアプローチをしていても改善しない

人体には、筋・筋膜的な繋がりがあり
それは多関節もしくは全身的に繋がります。

肩関節筋の一例でいえば
上腕二頭筋は以下のようにそれぞれ付着します。

  • (長頭)関節上結節〜肩関節前・内面(結節間溝)〜橈骨粗面
  • (短頭)烏口突起〜肩関節前・内面(結節間溝)〜橈骨粗面、上腕二頭筋腱膜

一方、筋膜の繋がり(参照:松下松雄訳,アナトミートレイン第一版,医学書院,pp136)で言えば、

  • 深前腕線
  • 浅前腕線
  • 深後腕線
  • 浅後腕線

があり、それぞれ胸部・肩甲帯〜手指までの連結があるとされています。

これだけでも肩の症状→肩関節以外のアプローチが必要だとわかるはずです。

 

逆に捉えると、肩甲帯や肘関節周囲などの滑走を円滑にすることで
インピンジメントの問題や可動域制限などの問題を解決できる可能性が高まるのです。

 

組織の滑走が生まれると、これまでのトレーニング効果が上がる

肩関節皆さんは運動前には準備運動をしますよね。

  • 運動のパフォーマンスを上げたい。
  • ケガの防止。

などを目的にしていることでしょう。

 

それはリハビリでも同様です。

身体を動かしやすいように、
患者さんの身体を整えることで
パフォーマンスが上がります。

円滑に身体を動かせることで、
これまで行っていたトレーニングでも
効果が変わってくるのです。

組織同士がうまく滑走し合うことが必要です。

拘縮とADLとTGAの可能性

TGA(Tissue Gliding Approach)の原理と方法

TGA触診によって得られるこわばった軟部組織の感触は、膜組織間での滑走が生まれないことによる抵抗感が生み出しているとIAIRでは考えています。

深層・表層の膜組織同士の滑走を促す筋骨格へのアプローチを行い、絞扼された毛細血管や神経組織の解放を目指していく方法です。

研修会当日はアプローチ法の紹介と実践、そしてそれに様々な学術的解釈を添えて展開していきます。

 

深層組織滑走法
DTGDeep Tissue Gliding Approach

骨に付着するような深層膜および関節包などの結合組織に対してアプローチしていく方法です。


浅層組織滑走法
STGSuperficial Tissue Gliding Approach

動作の反復や、持続する同一姿勢の影響などで起こる表層筋組織の機能異常は、
痛みだけでなく知覚異常や循環不良といった症状の原因にもなります。
STGは表層膜に対してアプローチしていく最善の方法です。

 

肩関節

臨床上、肩峰下インピンジメントと拘縮が合併し、
結帯動作や洗髪動作などの上肢を用いる動作に
制限が生じることがあります。

これは、不動により拘縮が進行することが大きな原因と言えるでしょう。

 

沖田は拘縮の原因として、以下のように述べています。

拘縮発生時には皮膚、骨格筋、関節包といった関節周囲軟部組織に共通してコラーゲンの増生に伴う線維化の発生が認められており,この病態が拘縮の発生・進行に深く寄与していることは間違いないと思われる。

(沖田 実:関節可動域制限の発生メカニズムとその治療戦略,理学療法学,41(8),2014,pp523-530)

軟部組織の線維化によって不動が生じるということであれば、
その軟部組織の動きや滑走を改善する必要があります。

 

この講習会でお伝えするTGAを行うことで

  • 組織の滑走を促すことで疼痛やROMの改善
  • 上記の改善より上肢の自由度が増す。
  • 結帯動作や洗髪動作などのADL改善

上記の改善が期待されます。

肩が動かせるようになる(機能の改善)

洗濯物干し、着替えなどが楽になる(ADLの改善)

患者さんは嬉しい、あなたも嬉しい

 

目の前の患者さん、利用者さんにこのようになって欲しくはないですか?

そのためのアプローチ方法を、この講習会ではお伝えしていきます。

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【日 時】2018年12月9日(日)10:00~16:00
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