渡邉 哲

側臥位で行う、腸腰筋リリースの方法。

腸腰筋と股関節の関係性 みなさん、こんにちは! IAIRの渡邉哲です。 最近、巷でも 体幹トレーニングや筋膜リリースという言葉が、 聞かれるようになってきて、 「腸腰筋」 ってものも、 一般的の方にも広がりつつあるかなと感じています。   ただし、 私たち療法士でも、 きちんと腸腰筋についての知識があるでしょうか??   学校で、筋の起始停止や走行を学んだのは、 いつでしょうか?苦笑。 ただ、国試を通る為に、ペーパー上での理解になっていませんでしょうか??   ここで、簡単におさらいです!   腸腰筋の起始、停止について。 起始:Th12椎体、L1~5椎体、横突起 停止:大腿骨小転子   ですね。 あと、大事なイメージとしては、 股関節の前面(恥骨上枝)を通っているということ。   なにも見ないで、絵がかければ素晴らしいです! ボクは、何度も確認してなんとか書けるようになりました^^; 多くの人は、機能不全を起こしている 筋膜セミナーでもお伝えしていますが、 多くの人は、 腸腰筋の機能不全を起こしています。   腸腰筋の作用は、 股関節の屈曲と外旋が主な作用でしたね。   今現在、多くの人は、 椅子での生活、洋式の生活を取るために、 股関節や体幹を曲げたままでの生活が多くなっているはずです。   なので、 そのまま腸腰筋自体は、 短縮した位置で固くなってしまう事が多いのです。   インナーマッスルでもありますので、 短縮し易い傾向にあります。   筋肉というのは、 伸び縮みをすること、出来る状態であることが、 大切なので、短縮したままでもダメ出し、 伸長したままでもダメですね。     この、腸腰筋の状態を改善するために、 筋膜テクニックでは、 膝を立てた背臥位でのアプローチをお伝えしています。   まずは、このスタンダードでのリリースを 体験してみて頂いてほしいです。   で、このテクニックで、   背臥位からだと手がなかなか入らない。。。   なんて声も聞こえます。   そんな時、効果的なのは、 側臥位からのアプローチです。   腸腰筋のイメージを3Dで。 腸腰筋を横(側臥位)から見るイメージです。   先の腸腰筋の図、 と照らして見てみると、 分かることがあります。   腸骨の内側に沿っていくと、 確実に触れられる。   ということ。   このイメージが出来たら、ばっちりです。 (上記の写真は、側臥位での仙腸関節の調整の図)   このようなポジションをとり、 腸骨の内側から、手を滑らせるような形で、 腸腰筋に触れていくようにします。   背臥位でやるよりも、 腹部の脂肪や内臓が重力の影響で、 下方向に移動してくれるので、 比較的、腸腰筋に触れやすいかと思います。   触れることが出来たら、 後は、待つだけですね。   体格の大きな患者さん、 背臥位で緊張が抜けない患者さん、 呼吸が苦しいという訴えのある患者さん 痛みに対して敏感な患者さん、   などなど、 多くの場面で活用できることがあるかと思います。   ぜひ、一度試して見て頂ければ幸いです。   文章だけじゃわからない・・・。という方は、 セミナー会場に起こしの際に、 インストラクターを捕まえ、体験させてもらってくださいね。   基本が出来ているから、 応用が出来るようになります。   IAIRでのセミナーでは、 基本はぶらさずに常にブラッシュアップしていきます。   また、何か発見などがあれば、 シェアしていきます!   それでは、 最後まで読んでいただきありがとうございました。   →【IAIRセミナーページ】 https://iairjapan.jp/calendar write by 渡邉 哲   ◇◆◇◆◇◆お知らせ◆◇◆◇◆◇ IAIRの公式LINEが始まりました! まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。 お友達も続々増加中です^^! LINE@特典のクーポンもございます^^ クリック↑ ******************************************************* 一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 E-MAIL:info@iairjapan.jp HP:https://iairjapan.jp Facebook:https://www.facebook.com/iairjapan/ Instagram:https://www.instagram.com/iairjapan/ Twitter:https://www.instagram.com/iairjapan/ *****************************************************...

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リハビリの初期評価〜介入初期に行うべきこと。

"初期評価"って緊張します。 こんにちは。 IAIRの渡邉哲です。   新しい担当の患者さんを受け持つことになり、 いざ、初期評価となると緊張しませんか? もう1年目の方も、一人でバンバン患者さんの元に行っていることでしょうか。   新患さんて、どんなに経験を重ねてもドキドキしますよね。。。   病棟(病室)を通る時に、 ちらっと確認してみたり。 ナースステーションでカルテをみながら、 看護師さんの記録を見たり、聴いたり・・・。   もちろん、緊張しないようにするためには、 もろもろの準備が必要ですね。   介入前にやるべきことは?   1、情報収集 2、疾患に関する基礎知識の再確認 ですね。   カルテを中心に、 医学的情報、社会的情報を収集し、 他部門からの情報を収集していきます。   そして、 主疾患やその他の基礎疾患などもチェックし、 安静度などを確認し、実際にご対面になるかと思います。 さて、患者さんの身体は、どういう状態か?   初期評価後、 リハビリ介入になりますが、   トップダウンの評価を行い、 動作の確認から行ってみたのはいいものの、 問題点と考えられるところがたくさんある。     そんな時、   どこから介入していいのか分からない…。     ということはありませんか?     ただよく観察していくと、 入院、入所の患者さん、利用者さん。 訪問リハでの介入している利用者さん。   さまざまな症状や病状もありますが、 身体機能面で共通して言えることがあります。     それは、みなさん。   身体の動きがスムーズではない。   ということです。   一言で言ってしまうと、     ”動きが固い”     という状態。   これには、比較的共通する身体のポイントがあります。 それは、 以前のコラムでもお話したことがありますが、 「股関節」の動きが制限されていることが多いです。 →(股関節の可動域改善には、この解剖学的知識が必要)https://iairjapan.jp/archives/9412 →(腸腰筋への介入は、◯◯◯運動も効果的)https://iairjapan.jp/archives/9611   では、まず介入すべきことは何か?   答えからお伝えすると、こちら。   動きやすい身体を再構築していくことですね。   身体の土台を整えるということ。   患者さんや利用者さん、 一人ひとり身体機能面は違いますが、 基本的な解剖学的、運動学的な視点からすると、 構造や動きの基準がありますね。   この基準をセラピスト自身が知っているかどうかが、 介入当初は重要になってきます。   もちろん、 生活習慣の影響もあり、 全員が揃うことはありえません。   ただ、 ある程度はベースを整えていくという、 考えが必要になります。   IAIRでは、これを     「引き算の治療」   と呼んでいます。   よくやりがちな、 筋力低下=筋力トレーニングはNG!   まずは、 動きの阻害因子を排除していくのです。   方法は何でもokです。   IAIRでお伝えしている介入でも、 変化を判断することができます。   筋力低下があるだろうから、 すぐに筋力トレーニングというのは、 NGであるということ。   筋力が発揮できない状態であるのだから、 本来の発揮しやすい状態にしてから、 筋力トレーニングをするべき。   ですよね。   この基準を作るには、 自分自身が身体の変化を体感しないことには、 難しいのです。   自分で体感していないことを、 人に伝えるとなると、説得力がガクンと落ちます。   自分で体感したことを、 自分の言葉で伝えることで、伝わるんです。   大切なのは、実感があるということ。   股関節周囲の可動性を落としている、 阻害因子を排除していくことで、さまざまな効果が期待できます。   ・股関節周囲の筋出力、可動域up ・上肢の可動性向上 ・猫背の改善(頚椎、胸椎など脊柱の可動性向上) ・下肢の循環改善(主観的な温かさup) ・呼吸が深くできるようになる。     などなど。   この自分自身の実感の積み重ねが 多くの患者さんにもつながってきます。   まずは、 引き算の治療で、 身体を整えていくこと。   この考えをベースにしていくと、 介入は比較的スムーズに進んでいくかと思います。   IAIRでは、 そのような視点の関わりも含めて、 臨床をサポートしていきます。   セミナーなどに関係なくとも、 臨床でのお悩みなど何でもご相談頂けると嬉しいです。   最後まで読んでいただきありがとうございました。   →【IAIRセミナーページ】 https://iairjapan.jp/calendar write by 渡邉 哲   ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇お知らせ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇   IAIRの公式LINEが始まりました! まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。 お友達も続々増加中です^^! LINE@特典のクーポンもございます^^ クリック↑ ******************************************************* 一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 常任理事 理学療法士  渡邉 哲 E-MAIL:tetsu-watanabe■iairjapan.jp(←■を@に変換してください) HP:https://iairjapan.jp Facebookに登録する:https://www.facebook.com/iairjapan/ 個人ページ:https://www.facebook.com/tetsu.watanabe.94 *****************************************************...

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骨盤の評価

腸腰筋への介入には、◯◯◯運動も効果的。

股関節の重要性を伝えたい。 みなさん、こんにちは! IAIRの渡邉哲です。   先週も股関節の重要性について、 お伝えさせていただきました。 → 股関節の可動域改善には、この解剖学的知識が必要。 https://iairjapan.jp/archives/9412   改めて、解剖の教科書などを読んだりすると、 やっぱり、股関節って大切だなって思いますし、 その中でも、   腸腰筋の存在、影響って、 とても大きいと実感したのでシェアしますね。   腸腰筋は、遅筋(赤筋線維)でできている。   こちらは、みなさんご存知の通り。   腸腰筋=インナーマッスル=姿勢保持筋 です。   そもそも、遅筋・速筋って覚えていますか? (引用:http://www.shapeupgogo.com/entry/31817589) 遅筋は、持久力に優れているので陸上でいうと長距離選手。 魚で言えば、カツオやマグロなど回遊魚。   速筋は、瞬発力に優れているので、短距離先取。 魚で言えば、ヒラメや鯛など素早い動きをする魚。   多くの方が、そのような覚え方をしているんじゃないでしょうか? と、ボク自身はそのように認識していました。   それで、これが臨床でどのように繋がるのかってのが、 大事ですよね。   腸腰筋に着目している、 遅筋の特徴について、振り返っていきます。 ちょっと生理学的な視点を交えて。     遅筋(赤筋)、速筋(白筋)というくらいですから、 血管分布の量が違いますね。 遅筋の方が、血管の分布が豊富であり、 酸素をより多く取り込むことに長けています。   そのために、 筋肉を動かすエネルギーを作り出す器官である、 ミトコンドリアの量の多く含まれています。   そして、 安静時の筋緊張が増加し易い傾向もあるので、 遅筋は短縮しやすいのです。 だから、定期的な伸張、ストレッチが必要ですよね。   とはいえど、、、 ストレッチだけでは、効果的ではない。   のです。 なんでか?   それは、上にも書いたように、 筋肉を動かすエネルギーを、 酸素を多く取り込むこと。 有酸素代謝によって作り出しているから。     患者さんは、有酸素運動できているだろうか? 解剖学的位置関係を意識しての、 ストレッチはもちろん大事です。   その上で、 腸腰筋(遅筋線維)本来の筋活動、機能を発揮できるような、 環境を作っていくことも、 股関節へのアプローチにもつながるということですよね。   シンプルなんですけど、 見るべきポイントの一つになると思います。   もしかしたら、 柔軟性が上がらない理由の一つにも、なっているかもしれませんね。   腸腰筋のリリーステクニックは、 IAIRの筋膜セミナーでお伝えしていますので^^。   ぜひ、この解剖学的、運動学的知識をもって、 普段の臨床に活かして頂ければと思います。     IAIRでは、このような視点での介入や評価の ポイントなども、お伝えしています。   それでは、 最後まで読んでいただきありがとうございました。   →【IAIRセミナーページ】 https://iairjapan.jp/calendar write by 渡邉 哲   ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇お知らせ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇   IAIRの公式LINEが始まりました! まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。 お友達も続々増加中です^^! LINE@特典のクーポンもございます^^ クリック↑ ******************************************************* 一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 常任理事 理学療法士  渡邉 哲 E-MAIL:tetsu-watanabe■iairjapan.jp(←■を@に変換してください) HP:https://iairjapan.jp Facebookに登録する:https://www.facebook.com/iairjapan/ 個人ページ:https://www.facebook.com/tetsu.watanabe.94 *****************************************************...

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骨盤の評価

股関節の可動域改善には、この解剖学的知識が必要。

股関節の可動域を改善するために必要なこと。 みなさん、こんにちは! IAIRの渡邉哲です。   人混みの中を歩いていると、 気づくと見てしまっているもの、、、   やはりやってしまうのが、 人間観察という、動作分析ですね。 これは、職業柄致し方無いと自分に言い聞かせてます笑。     東京とかだと、 年齢層も男女比も国籍も様々ですが、 街行く多くの方に共通しているのは、     股関節の伸展のフェーズが少ない。   (引用:http://trendnoki.com/4326.html)   立脚中期(MId stance)での伸展が、 正常歩行としては、 股関節伸展10°はあるのですが、 ほとんど方が、マイナス(屈曲位)ですよね。 (参考:基礎運動学5版)   可動域だけで話すとすると、 高齢者の方と大きく変わらないですよね。   逆に若々しく、さっそうと歩いている方は、 しっかりと股関節の伸展が出ていますね。     股関節の可動域を広げる為に、意識すべきこと。     上記のように、 歩行で股関節の伸展が出ていないからといって、 伸展方向へのROM-exをすればokというわけではありません。     臨床現場では、 片麻痺の方などでは、 以下に、麻痺側の立脚期をきちんと確保できるような関わりをします。   ここでの介入として、 大殿筋や中殿筋などの殿筋群の促通を行いつつ、 体幹の安定性向上を図っていきます。   そして、 一概には言えませんが、   股関節の伸展制限の要因の一つに、 ”腸腰筋の短縮”が大いに関係しています。     だからといって、 やみくもに腸腰筋のストレッチをすればいい、 というわけではないですよね。     まずは、股関節、関節構造体としての動きを、 スムーズに引き出すということが必要です。     そこで考えると良いのが、 関節の緩みの位置です。     関節には、それぞれの骨と骨の密着度により、 緩みの位置と締りの位置というのが分けられています。       まず、ゆるみの位置というのは、 Loose-packed-position(LPP)といい、 関節面が最も離開している状態で、 関節におけるストレスが最小になる角度です。     逆に、しまりの位置というのは、 Close-packed-position(CPP)といい、 靭帯や関節包が緊張し関節面が密着し、 固定されている状態で、 最も関節が安定している肢位でもあります。 (※参考:基礎運動学第5版)       そして、股関節における緩みの位置は、   「 屈曲30°、外転30°、軽度外旋 」   です。   伸展の可動域が少ない(腸腰筋が短縮している) から、伸展方向にストレッチを行ったところで、 一時的な効果は認められます。   まずは、股関節が関節構造体としての、 動きを引き出してあげることで、 伸展方向にも動きが引き出しやすくなります。   股関節テクニックをバージョンアップさせる。   IAIRの骨盤セミナーでお伝えしている、 股関節テクニックですが、   上記のゆるみの位置を意識して行うだけで、 股関節への効き目が全く変わってきます。 側臥位になり、股関節の緩みの位置を意識しつつ、 大転子にコンタクトし、長軸(膝関節)方向に押し出すように持続的に押圧します。 これを行うだけでも、 股関節の可動域改善に繋がります。   解剖学的な視点としては、シンプルなんですけど、 見るべきポイントの一つになると思います。   ぜひ、この解剖学的、運動学的知識をもって、 普段の臨床に活かして頂ければと思います。   IAIRでは、このような視点での介入や評価の ポイントなども、お伝えしています。   みなさんも町中や病院、施設内を歩く時は、 少し意識してみるといろんな発見があって面白いのではないでしょうか!?   股関節や骨盤の治療に関して学びを深めたい方へ。 リニューアルされた骨盤セミナーはこちらから。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ https://iairjapan.jp/pelvis   それでは、 最後まで読んでいただきありがとうございました。   →【IAIRセミナーページ】 https://iairjapan.jp/calendar   write by 渡邉 哲   ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇お知らせ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ IAIRの公式LINEはご存知でしたか!? お友達1100人達成しております! LINE@だけで受け取れるセミナーのお得情報もあります。 ぜひこの機会にみなさん、お友達になってくださいね^^ クリック↑ ******************************************************* 一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 常任理事 理学療法士  渡邉 哲 E-MAIL:tetsu-watanabe■iairjapan.jp(←■を@に変換してください) HP:https://iairjapan.jp Facebookに登録する:https://www.facebook.com/iairjapan/ 個人ページ:https://www.facebook.com/tetsu.watanabe.94 *****************************************************...

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