知ってるようで知らないカルテ情報 vol.3 心電図編

こんにちは、IAIR会長の森本です。

 

さて、今回も「知ってるようで知らないカルテ情報vol.3」、今日は心電図についてを書いていきます。

 

前回、https://iairjapan.jp/archives/9673 :知ってるようで知らないカルテ情報 vol.2 肝臓 リスク管理編

前々回、https://iairjapan.jp/archives/9625 :知ってるようで知らないカルテ情報・生化学データ総論

 

もあわせて読んでみてくださいね。

 

 

さて、心電図。

 

これは入院時にほとんどルーティンで測定されているのではないでしょうか?

 

心電図はだいたい基本的には四肢誘導(12誘導)、といわれる方法で測定されます。

 

色んな色の吸盤とか、腕や足に大きな洗濯バサミみたいなもの(ファストクリップ)をつけるやつです。

 

これのメリットは簡単で痛くない、おまけにすぐ終わる、です。

 

まさにいい事尽くめ!

*心電図の読み方はこちらでは取り上げませんので、教科書などで調べてください。

 

…とはいかないのがこの世の常ですね。

 

◆運動時の不整脈は重要なサイン

所謂リハビリ室や屋外歩行などで運動したりしてるとよく不整脈症状が出るクライアント、多いですよね。

 

これ、実は運動時だけに出るものが結構あるんです。

 

多いのは運動時の心室細動

 

これ、非常に危険です。

 

心電図所見で、はい、心臓OK、次!とならないようにするには、やはり運動時の脈をしっかりとることが重要です。

 

で、運動時に不整脈症状があり、やけに疲れやすい場合なんかは、ホルター心電をつけてもらうようにDr.に依頼してもいいかもしれません。

 

ホルター心電図は24時間つけるタイプ、ですね。

 

一日つけっぱなしなので煩わしいかもしれませんが、怪しいと思った時はDr.や他職種と相談した方が絶対にいいです。

 

運動すべき運動量を超えたとき、、こわいですよ。

 

◆心臓の状態を正確に把握できることのメリットは大きい

逆に、ここまでは出来る、という場所がわかるようになると、何時に、どれだけの負荷量でリハビリを行うと有効、というのがわかるので、運動指導にとても使えます。

*オススメなのはカルボーネン法を使用するとリスク管理としても非常にいいです。運動負荷設定が安全で明確です。

 

朝方、起きてすぐに不整脈が多く出現しているケースでは、

 

「朝起きてすぐは少し落ち着くまでゆっくりしてから起きてくださいね」と一声かけることもできます。

 

また、筋膜セミナーでお伝えしている胸骨リリースや胸郭出口のリリーステクニックも、非常に有効です。

 

今日は心電図のお話でしたが、BNPやCPK、LDHなどの生化学データからでもわかることがあります。

 

次回に少し触れたいと思います。

 

このあたりで栄養の知識が必要不可欠となりますよ。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会

会長 森本 義朗

 


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