こんにちは、会長の森本です。

 

今日のテーマは、

【知ってるようで知らないカルテ情報・生化学データ総論】

です。

 

日頃、私たちはカルテ情報からいろいろな情報を手にします。

 

その中でも、重要かつわかりにくいのが生化学データ。

 

血液検査の結果ですね。

 

学生さんにもカルテ情報が重要だよ、って伝えてる人も非常に多いと思います。

 

必死にデータを集める学生さん、そしてその隣で涼しい顔で待っているあなた。

 

自分自身はしっかり読めているでしょうか、データを。

 

ここで重要なのは平均値、、、なんてことは言いません。

そんなのはインターネットで見ればすぐにわかります。

 

重要なのは、

【リハビリテーションに活かせるか】
と、
【最低限のリスク管理】

です。

 

その前に、、、一つ注意。今後データの見方について書いていきますが、とっても注意することがあります。

血液検査はですね、絶対に全体のバランスでみる必要があります。

 

◆アルブミン低値=低栄養はかなり古い

例えば単体でアルブミン値だけをみて、低いと低栄養、なんていう時代はかなり前の話です。

 

ここでNaの値をみて非常に低い値だったりすると、、、相当全身状態が悪いといえると思います。
逆にNaが低くてアルブミンが高い場合、これだと脱水症状が疑われます。

 

単体でみる場合はあくまでも目安としてみることにしましょう。

 

ここで改めて、【リハビリテーションに活かせるか】に戻ります。

 

◆CRPの見方

他にも血液検査でわかることは多々ありますが、まず、絶対にみた方がいいのは一般的に炎症の度合いを示すCRP(C-Reactive Protein、反応性蛋白)です。

 

正常値は、病院によって差がありますが0.30~0.50(mg/dL)未満くらい。

 

これは見ています!という方も多いと思いますので、少し臨床に役立つお話をしていきます。

 

0.30切ってても、慢性炎症期だと0.10~0.30くらいを行き来してる人が多いです。

 

例えば私たちが計測すれば、風邪でもひいてない限り0.05も行かないと思います。

 

ですから、Hマークがついてないからと言って、問題がないわけでは全然ない、ということですね。

 

こういった慢性炎症状態の具体例としては、糖尿病(DM)

 

お薬飲んでるから血糖値も安定してるし問題ないですよ、って言われてても、血管壁はずーっと慢性的な炎症状態を示している、というわけです。

 

このような方は非常に多いです。

 

◆慢性炎症に有効なリハビリテーション

ここで、行うリハビリテーションとして、とっても使える改善方法があります。

 

それは、、、

 

【運動療法】

 

なんですね。

 

運動には抗炎症作用(炎症に抵抗する力があるってこと)があることがわかってきています。

 

なので、慢性的なDMの方には低負荷の運動がとても有効なんですね。

 

そして低負荷の運動をより低エネルギー(楽な状態)で行うためには、、、

 

身体特性を知り、そして罹患している疾患の特徴やオペの特徴を知ることです。

 

CRP一つでもここまで考えることが出来ます。

 

まずは血液検査の結果をみる癖をつけて、学生さんに質問された時に恥ずかしくないようにしておきましょうね。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
会長 森本義朗

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