今日も目的から考えてますか?
こんにちは。
IAIRにて、
- 「リハビリ専門職の教育と支援」
- 「オンライン活用法」
- 「物語研究」
をしている作業療法士の齋藤信です。
今回から全6回の「リーダー成長物語」についてお伝えします。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
目次
リーダー成長物語の概要
リーダーの成長は、6つのステップで成長し続けるものと言われています。
- STEP1:目的を固める!
- STEP2:型を学ぶ!
- STEP3:反復練習をする!
- STEP4:本気の挑戦を始める!
- STEP5:能力発揮と育成の時!
- STEP6:諦観するか失墜するか?
何ともドキドキする内容だと思いませんか?
既に学ばれているかたは、復習にお役立てくださいね。
リーダーを再定義しよう!
始める前に「リーダー」と言う言葉を再定義します。
なぜなら、あなたは大きな勘違いをしているからです。
「リーダー」とは、組織を引っ張っていく人だけをさすのではありません。
「人生の物語」の主人公が必ず体験する「役割」だからです。
「守りたい人」、「養いたい人」ができた時、おのずと先陣に立ち、目的を定め、その人たちを導く「立場」になります。
それが「リーダー」です。
「守りたい人」、「養いたい人」が目的のために集まった集団=組織なら、いわゆる「経営者としてのリーダー」に。
「守りたい人」、「養いたい人」が身近な人やパートナーなら、自分と自分の家族の「人生のリーダー」になります。
あなたは、どちらの立場でこの先に読み進むのかを、今決めてください。
「人生のリーダー」を選択した方は、「リハ科」を「私」や「人生」などと置き換えながら読んでくださいね。
目的なき行動は凶器
あなたのリハ科の目的は何でしょう?
スムーズに答えられたならOK。
もし、答えられないのなら、あなたの行動は不利益をもたらしているかもしれません。
なぜなら、全ては「目的」に始まるからです。
目的って何?
「目的」を説明する時、しばしば登山に例えられます。
「目的」とは「どの山に登るのか決める」こと。また「決めたこと」です。
富士山に登るのが、高尾山に登るのか、羽黒山なのか、月山なのか、湯殿山なのか……
決めずに登り始める人はいません。
ですが、組織(あるいは人生)の目的となると、途端に忘れられてしまいます。
あなたのリハ科は、何のために存在し、何を目的に、何をしている部署なのか。
今すぐ振り返りましょう。
目的が決まっていない方がいい場合もある?
実は目的が具体的に決まっていない方がいい場合もあります。
目的がハッキリしないうちにアレコレ手を出して、なんとなく大成功を収めてしまうことがあります。
ビギナーズラックなどと言ってもいいでしょう。
ですが、ビギナーズラックは幸運というより不運。
むしろ呪いです。
そこで痛い目を見て、ようやく「目的」の大事さに気がつきます。
もし、既に痛い目をみたのならチャンスです。
今こそ「目的」から考えていきましょう!
目的が無いならどうする?
それでも、なかなか「目的」が見つからない場合もあります。
そんな時は、「目的を見つける」という「目的」から始めましょう。
全ては、目的からです。
- 「我々は何のために存在しているのか?」
- 「我々を必要としてくれるのは誰か?」
- 「我々は何をする存在なのか?」
これらに答えられるよう、考えていきましょう。
そうするうちに「目的」が定まりますよ。
まとめ
「目的を定めるのが最初の一歩。目的から考えよ!」
さて、いかがでしたか?
あなたのリハ科、あるいは人生の目的は明確になったでしょうか?
少し難しいと感じても、時間をかけてゆっくり取り組めば、必ず見つかります。
是非今週末は時間をとって考えてみてくださいね。
次回は「STEP2:型を学ぶ!」についてお話しします。
お楽しみに!
IAIRオンラインTEAM 齋藤 信
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