国際統合リハビリテーション協会【IAIR】 福田です。
IAIRでは会員制のオンラインコミュニティも運営しております。
私は、そのコミュニティの中で2回/月、コラムを書いています。
本日は、会員コミュニティの紹介も兼ねて、過去の会員限定コラムを掲載します。
オンラインコミュニティへの入会は記事後半をご参照ください。
●【会員限定コラム】オンラインリハビリの時代がくる!?
(2020年6月7日)
SARS-CoV-2の感染拡大を防ぐ狙いで「3密を避けよう」というメッセージが政府から出されていました。
その流れもあってか、医療業界でもオンライン診療が計画よりも早く普及する体制になってきていますね。
では、リハビリはどうなっていくでしょう?
オンラインリハビリ???
リハビリは「密」を避けられませんよね。。。
(密閉と密集は努力でなんとかなる)
現に、回復期リハビリテーション病院で院内感染が起きていました。
ごく一部でしたけど。
その他の多くの「リハビリ現場」では感染も拡大も起きていなかったのだから、実は対策さえできていれば、心配いらない??
なんて考え方もできそうです。
しかし、それとは別に「リハビリのオンライン化」は生まれるだろうし、洗練されていくことでしょう。
オンラインリハビリって何するの?とイメージが湧かないかもしれません。
例えば、歩行の評価、指導を行う際に、Apple Watchなどの身に着ける端末とスマホなどの動画撮影を用いれば、側にいなくても評価と指導が可能になるでしょう。
端末から送られるデータ(例えば加速度、歩幅、速度、重心動揺)と、動画で送られてくる歩容を見て、評価できなくはないですよね?
もしかすると、それをAIが行ってしまうかもしれませんが・・・
その時、セラピストに求められるのは
「データの意味を読み取れる能力」
「データから読み取れることを解説する能力」
「相手の動機付けの能力」
あたりになるでしょうか。
そちらの方向に特化した学習をする必要が出てきそうですね。
接触するリハビリが不要になるとは思いませんし、その経験があってこそ遠隔の関わりの質を高めると思っています。
そして遠隔の関わりが、実際に会うリハビリや診療の質を高めることにもなるでしょう。
現状のオンライン化だと、
・「自宅でできるメニュー」を動画などで配布、
・チャットツールでやりとり
という感じでしょうかね
先入観とか固定観念を壊していける勇気を持った人が、これから先、楽しく仕事をしていけると思います。
壊そうとすると、古い観念を抱えた存在から抵抗に遭うのですけどね。。。
でも、社会は変わろうとしていることだけは忘れずに、自分の未来を選択してください。
<参考資料>
●自宅でできる介護リハビリ
https://rehaplan.jp/keeprehab/top
●レコードブック
https://www.recordbook.jp/app/
●心筋梗塞かどうかがApple Watchで分かる?
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/news/19/00096/
●「映像」から多くの情報を読み取る時代へ
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00029/052900002/
●地域医療の充実のための次世代ヘルスケア社会システムを神奈川県とともに構築へ
https://www.takeda.com/ja-jp/announcements/2020/collaboration-with-kanagawa/
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