立ち上がり時の膝伸展に必要な要素③

立ち上がり時に膝関節の伸展に必要な機能。

今回で3回目のコラムになります。
1・2回目のチェックがまだの方はこちらから
『立ち上がり時の膝伸展に必要な要素①』
立ち上がり時の膝伸展に必要な要素②』

前回までは非荷重時と荷重時の膝関節の動きに注目して整理していきました。

今回は、荷重がかかった状態では膝関節は運動学上、どう伸展していくのか?を整理していきましょう。

 

1 注目するべき関節

『プラットフォームでは伸展するけど立位では伸展しない・・・』
と悩んだことがありませんか?
なぜでしょうか?

その要因を考えるために、立ち上がり時の最終伸展の運動学を確認していきましょう。
立ち上がりの膝関節伸展は

足部が下腿三頭筋により安定する

股関節が伸展していく

足部と股関節の連動した動きにより膝関節が伸展する

となっており、膝関節が伸展しようとしているのではなく、結果として伸展しているのです。

 

2 評価方法

上記の内容を考慮していくと、立位で膝関節が伸展するためには
・股関節の伸展角度
・大臀筋の筋力
・ハムストリングスの筋力
が重要になってきます。

しっかりとROMとMMTを測定してみましょう。
特に私が臨床で気をつけていたのが大臀筋のMMTです。

大臀筋のMMTを取ろうとすると腰椎を過剰前弯させて代償している人が多くいました。

この場合、私は腰椎の動きを止めるために下の写真のように腹部の下にタオルを入れ、腰椎が動けない状態で股関節伸展のMMTを測定していました。

3 まとめ

いかがだったでしょう?
動作に必要な運度学を学ぶことで、
動作分析→評価
のつながりがしっかりとできてきます。

ぜひ運度学・解剖学・生理学・評価学をもう一度学び直してみましょう。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

作業療法士 加藤淳

 

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