立ち上がりの分析 骨盤に注目して①

動作分析のコツとして前回はパラパラ漫画のようにコマ切れにして動作を見ていく方法をお伝えしました。

気になるかたはこちらを『動作分析 立ち上がりを分解』

その中で、立ち上がりは
① 骨盤の注目
② 足関節に注目
③ 股関節に注目
とお伝えしました。

では、動作分析の結果をどのように評価につなげていけばいいのでしょうか?
本日は立ち上がりで骨盤前傾ができない人がいた場合の評価へのつなげ方を整理して行きましょう。

1.まずは動作分析

動作分析のポイントは関節の動きがあるか?ないか?です。立ち上がりの初期でまず骨盤前傾がスムーズか?難しいか?をしっかり見て行きましょう。もし、骨盤前傾が難しい人がいた場合、骨盤前傾ができない理由を評価して行きましょう。

 

2.何を評価するのか?

動作分析をした結果、動かない関節を見つけます。
次の評価では、その関節が動く条件を解剖学・運動学で考えて行き、必要な要素を全て評価して行きます。
この工程を疎かにしてしまうと、仮説をしっかりと立てることが難しくなります。

 

3.骨盤前傾に必要な要素とは?

MRIによる他動的一・側股関節伸展時の腰椎骨盤一股関節複合体を構成する関節の動きの解析では以下のようになっています。

『股関節伸展角度の増加に伴って、大腿は骨盤に対して伸展し、骨盤は前傾した。股関節非伸展側の仙腸関節では前屈、第3/4・4/5腰椎椎間関節と腰仙関節では、伸展の動きが生じた』

簡単に考えていくと、骨盤前傾に必要な条件としては
①股関節の可動性
②仙腸関節の可動性
③腰椎の可動性
となります。

4.まとめ

立ち上がりで骨盤前傾が難しい人がいた場合は、骨盤前傾ができない要因を評価して行きましょう。評価する内容として
①股関節の可動性
②仙腸関節の可動性
③腰椎の可動性

となります。ぜひ、明日からの臨床で骨盤前傾が難しい人がいた場合はこの3つに注目して評価を進めてみてください。

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

作業療法士 加藤淳

 

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