【動作分析の前に知っておくべきこと〜解釈のために必要な知識〜】  

さて、過去2回、動作分析の基本としての視点と
寝返りの分析について書いてきました。

 

 

最終的に、動作分析を素早く、的確にできる様に
なるためには、「数稽古」が必要です。

 

 

そういう意味では「数をこなす」という経験は
重要な位置を占めています。

 

しかし、ただ数をこなすだけでもダメ。

 

 

闇雲に、動作を見るだけではいけません。

 

 

成し遂げたいことは動作分析。

 

 

動作観察が上手くなりたいわけではありません。

 

 

次に必要なのは、観察したその動作を
どう解釈するのか?ということ。

 

 

その動作が何を意味しているのか?
が分からないまま観察を記録しても、
観察日記にしかなりません。

 

 

ではどうすればいいのか?

 

 

答えは
「動作の原理原則を知る」ということ。
この知識は絶対的に必要です。

 

 

分析したい動作に必要な関節運動、可動域、筋力
は正常パターンだとどうなっているのか?

 

 

この知識をもとに、動作観察した際の動きとの違い
から仮説を推察していきます。

 

前回同様、寝返りを題材にすると

正常パターンは屈曲パターン。

・動き出しは目線の移動から頭頸部の屈曲回旋。

・体軸内回旋が出現し骨盤、下肢へと波及する。

・必要な関節可動域は頸椎、胸椎の屈曲・回旋

・筋力は頸部前面、腹筋群(腹斜筋等)の筋力と、
 土台となるコアユニットの先行的な活動が必要。

 

 

これらを知っていれば、動作観察をした際に
何が起こっているのか?動けない原因はなんなのか?
という推察ができます。

 

 

歩行分析も同じです。
歩行周期の知識、その際必要な可動域、
筋力。

 

 

それを知らずして、分析や仮説を立てることは
不可能です。

 

 

まずは基本中の基本で構いません。
運動学に載っている範疇で十分。
(筋電図も載ってると思います)

 

 

いきなり専門書に行く前に、
基本的なところを教科書で。

 

 

専門書は詳しく載ってますが、
初学者には細かすぎて、全体像が
みれなくなることがままあります。

 

 

勉強の仕方も「全体から局所へ」
「基本から応用へ」。

 

 

基本はどんな時も裏切らないので、
いろいろ息詰まったら、基本に戻りましょう!

 

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

理学療法士 中嶋 光秀

 

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