【移動の概念の中に、寝返り、起き上がりは入っていますか?〜基本動作練習の落とし穴〜】  

理学療法プログラムの中に、必ずといっていいほど
入っている「基本動作練習」

 

 

「基本動作」とは

寝返り

起き上がり

座位保持

立ち上がり

立位保持

 

を主に指します。

 

 

生活の場面において、全ての動作・活動の
基盤となる動作です。

 

脳卒中患者さんが移動手段として歩行を用いる場合、
立位での活動が歩行機能を左右することもあり、

 

 

一人で座れるか?

安全に立ち上がれるか?

立位保持は可能か?

 

 

というところに目がいきがちです。

 

 

OTであれば、座位活動という視点は外せない
ので(トイレ、食事)座位保持能力なんかは
みれるといいですよね?

 

 

そんな基本動作ですが、忘れがちなのが、
「寝返り」と「起き上がり」

 

 

PTなら「移動」を意識したプログラムを組みますが、
その「移動」の概念の中に、「寝返り」と
「起き上がり」
が抜けていることがよくあります。

 

 

移動はなにも歩行だけではありません。

 

 

皆さん、朝目が覚めたら何をしますか?

 

布団をはいで、起き上がり、ベッド端に座りますよね?

 

 

この「布団から起きて座る」この動作自体が、
すでに「移動」の始まりになっています。

 

 

何気なく書いてますが、ここができなければ、
生活に介助が必要です。

 

 

介助量としては決して大きくは無いが、
「必ず」誰かがいなけれがならない。

 

 

これは介護者にとっても一番ストレスが
かかります。

 

 

逆に一人で寝返り〜座位保持まで安全に
遂行できるなら、移動手段が車椅子でも
介護負担は多くはありません。

 

 

患者さんの生活を考えた時、
「移動」に関するバリアになっている
のはどこか?

 

トイレ動作が自立しない?

 

 

歩行が自立しない?

 

 

その前に、一人でベットから起きて
座れますか?

 

 

生活の流れをみる視点を持てば、
生活を改善させるために必要な
基本動作を獲得するための優先順位が
みえてきます。

 

 

基本動作練習と称して、立ち上がりや立位、
歩行練習ばかりしていませんか?

 

 

寝返り、起き上がりの中にも、歩行に関連する
重要な要素が含まれています。

 

 

移動に関連した項目でうまくいっていないことが
あれば、寝返り、起き上がりを再考してみても
良いかもしれませんね。

 

 

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最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

理学療法士 中嶋 光秀

 

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