【脳卒中における麻痺側の筋緊張亢進は神経系だけの問題?】  

脳血管疾患を患った患者さんにつきものの
「麻痺側の筋緊張の亢進」

 

Br-stage Ⅱレベルから連合反応として、
同Ⅲレベルからは共同運動パターンとして、
現れます。

 

 

麻痺の回復段階としては、嬉しい反応。

 

 

その反面、足関節の内反底屈をはじめとした、
過剰な筋緊張の亢進も同時に出現して、
コントロールに難渋することも。

 

 

この筋緊張の亢進、パターンが同じなので、
同じ関節運動を繰り返すので、拘縮・短縮
の原因になることもしばしば。

 

 

昔はこの痙縮、筋緊張亢進をどうコントールするかが
脳卒中リハビリの主流だった時代があるぐらいです。

 

 

 

さてこの「筋緊張の亢進」ですが
全てが神経系の問題でしょうか?

 

 

痙縮は神経系の問題です。

 

 

これは脳の損傷によるものなので、直接的に
コントロールはできません。

 

ただ、麻痺側の過剰な筋緊張の亢進は
出現する条件、きっかけを見つけると
コントロールが可能になる場合があります。

 

 

歩行をはじめとした、動作中であれば、
その動作で努力的になる場面で、過剰に筋緊張
が亢進することが多いです。

 

 

いわゆる連合反応としてです。

 

 

実は動作中の過剰な努力の影響で、
連合反応として出て欲しくない
運動パターンが出ているのがほとんど。

 

 

緊張が高くなるからといって、
緊張が高くなる筋肉をストレッチしても
変化がないのはそのせいです。

 

 

 

ですので、動作観察として、
どの動作のどこで筋緊張が亢進し、
その際、どんな過剰な努力をしているのか?

 

 

そこを見つけることで、解決の糸口が
見つかることが多くあります。

 

 

装具での矯正や、ボトックスでの痙縮治療など
もありますが、そこに頼る前に

 

 

なぜ、その過剰な筋緊張の亢進は起こるのか?
という視点をベースにしていきましょう。

 

 

脳卒中の治療に関しては先週の福留のコラムでも紹介
されているので、そちらもご参照くださいね。
【脳卒中の筋力低下について再考】
https://iairjapan.jp/archives/28631

 

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最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

理学療法士 中嶋 光秀

 

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