【答探しをしていませんか?〜仮説検証作業をとばさない〜】  

先日参加した、症例報告会での一コマ。
若手に向けたメッセージをお伝えしました。

 

偉そうに聞こえますが、19年前は私も
新人だったわけで(^^:)

 

右も左もわからず右往左往しながら
日々の臨床をこなす毎日でした。

 

評価も治療もままならないので、
とりあえず先輩のみようみまね。

 

講習会にも出まくり、「これは使える!!」
と目を輝かせて、患者さんに試して
みるも撃沈・・・。

 

そんなことを繰り返していました。

 

この頃は結果が出せないので、

 

とりあえず何でもいいから
「結果の出せる方法」を追い求め
ていました。

 

手にしたいのは「結果」。

 

結果さえ手に入ればOK。

 

プロセスが重要なんて考えもして
いませんでした。

 

例えていうなら、
算数の問題で途中の計算すっ飛ばして、
「正解」だけを答案に書いてるようなもんです。

 

そしてその答えの導き方も、
「解答集」にのっている答えの丸写し。

 

ま、答えは間違っていないので、一応○
はもらえます。

 

ただ、途中の計算方法(公式など)を
すっ飛ばして、「答え」だけ丸写し
しているので、

 

ちょっとでも違う問題になると、
途端に分からなくなります。

 

似たようなこと、皆さん臨床でやってませんか?

 

担当患者さんに似た症例報告を探してきて、
その文献に載っていた治療法を丸々コピーして
患者さんに提供する。

 

結果的にうまくいっても偶然だし、
大体は撃沈するのがオチです。
または他の患者さんには効果がない

 

なぜかって?

 

プロセスを省いているからです。

 

ここでいうプロセスとは、
【仮説検証作業】のこと。

 

評価をして、仮説を立てて、
その検証作業として治療を行います。

 

仮説がない治療は、何の考察もうみません。

 

なんか知らんけど、良くなった

 

以上。

 

そんな経験を繰り返したいですか?

 

老子の言葉でこんな言葉があります。

「お腹をすかせている人に、
魚をあげるのではなく、
魚の釣り方を教えてあげなさい。

そうすることでその人は自分で
お腹を満たせるようになるから。」
(ちょっと違うかもしれませんが、
こんなニュアンスです)


魚(結果)を欲しがって、魚をもらうこと(文献など

から答えを探す)しか考えられなければ、
そのうち頭打ちになります。(出会う患者さんの
数だけ文献が必要になります)

 

魚の釣り方を知っていれば、
魚を手に入れるために不足しているのは、

 

竿や糸などの道具(治療手技、手段)
釣り場所(環境)?、
誘い方(手技の使い方)?なのか、

 

もしくはそもそも釣り方
(仮説検証作業というプロセス)
知らないのか。

 

そこが明確になることで、足りない
部分を補い、魚(結果)を手にする
ことができます。

 

結果を焦ることで、答え探しの旅に
出がちな若いうち。

 

あなたの探し出した答えは、
自分が立てた仮説を検証するための
ものなのか?

 

その視点だけは外さないように、
日々の臨床にトライしてください。

 

ちなみに私は答え探しの旅を10数年も
続けたツワモノです(笑)

 

 

今日はここまで。

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最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

理学療法士 中嶋 光秀

 

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