腰部脊柱管狭窄症

「腰部脊柱管狭窄症」という診断名の活用法。No198

日々の臨床で担当する
患者さん、利用者さんについて

「腰部脊柱管狭窄症」

という情報

・カルテから

・申し送りで
 
・患者さんから直接
 
など

様々な経路で入ってくる
ことがあると思います。


その時、あなたは、
その情報をどのように
活かしていますか?

「腰部脊柱管狭窄症」

という情報から
運動療法や生活指導の内容など
考えていますか?

つまり、

「腰部脊柱管狭窄症」だから
このプログラムをしよう!

という考え方。

それで、結果が出ていれば良いですが、
もし、結果が出ていないようでしたら、
対応の仕方を変更したほうが良いかも
しれません。

◇「腰部脊柱管狭窄症」の診断基準とは?

そもそも、腰部脊柱管狭窄症の診断基準は
どのようなものでしょうか?

腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン 2011で、
確認してみましょう。

このガイドラインによると、

「【Grade I】
患者が中高齢で,座位により改善あるいは緩和する
下肢痛がある場合は腰部脊柱管狭窄症の可能性が高い.

また診察所見では,
「開脚歩行」,「伸展位での殿部痛や下肢痛の増強」,
および「神経症状」が腰部脊柱管狭窄症を強く示唆する.

歩行時に下肢痛が増強しなければ,
腰部脊柱管狭窄症の可能性は低い.」

と記載されております。

姿勢と運動の関連から見てみると、

座位で改善、歩行で悪化

腰椎の屈曲で改善、伸展で悪化

が代表的な特徴かと思います。

私の経験では、
他院で腰部脊柱管狭窄症と診断を受けていても
殆ど歩行に支障のない方や

伸展方向の運動を取り入れることで、
劇的に改善するケースもあります。

情報により得られる病名は
参考にしつつ、

姿勢・動作による影響を
安全に正確に評価して
いくべきと感じています。

姿勢・動作の影響にプラスしてより
詳細に評価するためには、
腰部脊柱管狭窄診断サポートツール
役立つでしょう。

しかし、

 

「これは診断基準ではなく、
あくまでもスクリーニングとして使用されるべきものであり、
確定診断には専門医による画像検査も含めた精査が必要である.」

とされていますので
ご注意下さい。

◇不必要な思い込み、手術を減らすために

前述のように、
腰部脊柱管狭窄症という病名の方でも
伸展方向の運動が、著効する方も
いらっしゃいます。

あるいは、
手術をされて、術後に症状が改善せず、
苦しみ、悩まれ続けている方に
お会いしたこもあります。

画像診断だけでは、
確定的な診断をつけるのは
難しいとされています。

そのような時にこそ
我々療法士が、

・正確に問診
・身体所見を評価し

その上で、

介入による身体状況の変化を
主治医に的確に報告していくことも
肝要だといえます。

◇まとめ

腰部脊柱管狭窄症という
診断名がついていても
療法士の介入により、
改善されていくケースも
少なくありません。

療法士自身も診断名に捉われすぎることなく

腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン

腰部脊柱管狭窄診断サポートツール

などを参考に
思い込みをなくした
対応をしていくことで
不必要な痛み、手術が回避できることも
あると確信しております。

正しい情報を普及していきましょう。

すべての人々の“ハッピー”のために。

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