以前担当していた慢性腰痛の方で、
ある日を境にすっかり痛みを感じなく
なった方がいらっしゃいました。
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その方がしたことは!
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担当の医師に、
「いつまでこの痛み止め飲む必要がありますか?」
という質問。
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医師からは、
「あ、まだ飲んでいたんだ。
もうやめてもいいですよ」
と言われたそうです。
↓その結果
その、翌日の朝から
腰痛をほぼ感じることなく
楽に生活できるようになった
とのこと。
不必要な薬を飲み続けていた
ということになりますね。
改めて質問です!!
あなたの担当している
慢性腰痛、あるいは
慢性の痛みを訴える方で、
痛みの改善のために
薬物治療を継続している方は
いらっしゃいますか?
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もし、いらっしゃったら、
その方の、経過はいかがですか?
改善傾向ですか?
それとも、
あまり変わらないですか?
そして・・・
薬の効果はありそうですか?
◇薬を飲まない方か改善!?
実は以前、ネット上で大変興味深い
タイトルの記事に出会いました。
その記事のタイトルは、
【「これは偽薬だけど飲んでみてください」
なぜか腰痛の症状が大幅に緩和 】
というものです。
タイトルを見たときには、
偽薬、つまりプラセボの方が効果が
あったという研究なんだろうな…
という軽い気持ちだったのですが、
本文を読んでいくと、
私にとっては、かなりワクワクする
内容が書かれていした。
(現在その記事は、閲覧できなくなっています)
この研究は、
先ほどのタイトルのように、
プラセボの方が効果があった
という内容と報じられていますが、
見方を変えると、
【 慢性腰痛の改善には、
薬物治療を止めた方が効果的だった! 】
という研究ともいえるかと思います。
その根拠として、
・研究の対象者が、
すでに薬物治療をされている
慢性腰痛の患者さんであり、
急性腰痛の患者さんではないこと。
そして、
・研究対象者は、
偽薬と認識したうえで、
服用していたこと。
(薬を服用してないことを認識)
が挙げられます。
もっと厳密に研究するためには、
自然変動群として、もう一群
必要となるようですが、
倫理的に無理な面もあったのでしょう。
さて、
いかがでしょうか?
この情報は、
どのように活かせそうですか?
【 慢性腰痛の改善には、
薬物治療を止めた方が効果的だった! 】
という情報。
先の私の患者さんの例も
あてはまるかと思います。
慢性腰痛に限らず、
慢性の痛みにお悩みの方の
救いとなる情報かと思います。
◇薬の止め方を相談してみては?
しかし・・・
以上の情報により、
すぐに服薬を中断する
ということではありません。
患者さん、利用者さんが
医師に薬の必要性や、
【止め方】を相談してみよう、と思う
“きっかけ”となればと思います。
当然、その時の状況で必要な
薬もあります。
それは、しっかり服用すべきでしょう。
慢性腰痛の方の場合は、
多くの慢性腰痛ガイドラインに
書かれていますが、
非特異的な慢性腰痛の薬物治療は、
短期に限り有効、とされています。
繰り返しになりますが、
【 慢性腰痛の改善には、
薬物治療を止めた方が効果的だった! 】
という方もいらっしゃいます。
大切なのは、
患者さん、利用者さんが
医師に薬の必要性や、
【止め方】を相談してみること
だと感じています。
安易に、
「まだ痛いから、薬下さい」
では、自分ができる活動的な取り組みをせず、
痛みが長期化してしまうことがあるからです。
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