相談していますか?薬の止め方。No195

以前担当していた慢性腰痛の方で、
ある日を境にすっかり痛みを感じなく
なった方がいらっしゃいました。

その方がしたことは!

担当の医師に、
「いつまでこの痛み止め飲む必要がありますか?」

という質問。

医師からは、

「あ、まだ飲んでいたんだ。
もうやめてもいいですよ」

と言われたそうです。

↓その結果

その、翌日の朝から
腰痛をほぼ感じることなく
楽に生活できるようになった
とのこと。

不必要な薬を飲み続けていた
ということになりますね。

改めて質問です!!

あなたの担当している
慢性腰痛、あるいは
慢性の痛みを訴える方で、

痛みの改善のために
薬物治療を継続している方は
いらっしゃいますか?

もし、いらっしゃったら、
その方の、経過はいかがですか?

改善傾向ですか?

それとも、

あまり変わらないですか?

そして・・・

薬の効果はありそうですか?

◇薬を飲まない方か改善!?

 

実は以前、ネット上で大変興味深い
タイトルの記事に出会いました。

その記事のタイトルは、

【「これは偽薬だけど飲んでみてください」
なぜか腰痛の症状が大幅に緩和 】

というものです。

タイトルを見たときには、
偽薬、つまりプラセボの方が効果が
あったという研究なんだろうな…

という軽い気持ちだったのですが、
本文を読んでいくと、
私にとっては、かなりワクワクする
内容が書かれていした。

(現在その記事は、閲覧できなくなっています)

この研究は、
先ほどのタイトルのように、
プラセボの方が効果があった
という内容と報じられていますが、

見方を変えると、

【 慢性腰痛の改善には、
薬物治療を止めた方が効果的だった! 】

という研究ともいえるかと思います。

その根拠として、
・研究の対象者が、
すでに薬物治療をされている
慢性腰痛の患者さんであり、
急性腰痛の患者さんではないこと。

そして、

・研究対象者は、
偽薬と認識したうえで、
服用していたこと。
(薬を服用してないことを認識)

が挙げられます。

もっと厳密に研究するためには、
自然変動群として、もう一群
必要となるようですが、
倫理的に無理な面もあったのでしょう。

さて、
いかがでしょうか?
この情報は、
どのように活かせそうですか?

【 慢性腰痛の改善には、
薬物治療を止めた方が効果的だった! 】
という情報。

先の私の患者さんの例も
あてはまるかと思います。

慢性腰痛に限らず、
慢性の痛みにお悩みの方の
救いとなる情報かと思います。

◇薬の止め方を相談してみては?

しかし・・・

以上の情報により、
すぐに服薬を中断する
ということではありません。

患者さん、利用者さんが
医師に薬の必要性や、
【止め方】を相談してみよう、と思う
“きっかけ”となればと思います。

当然、その時の状況で必要な
薬もあります。

それは、しっかり服用すべきでしょう。

慢性腰痛の方の場合は、
多くの慢性腰痛ガイドラインに
書かれていますが、
非特異的な慢性腰痛の薬物治療は、
短期に限り有効、とされています。

繰り返しになりますが、

【 慢性腰痛の改善には、
薬物治療を止めた方が効果的だった! 】

という方もいらっしゃいます。

大切なのは、

患者さん、利用者さんが

医師に薬の必要性や、

【止め方】を相談してみること

だと感じています。

安易に、

「まだ痛いから、薬下さい」

では、自分ができる活動的な取り組みをせず、
痛みが長期化してしまうことがあるからです。

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