2019年10月10日(木)
埼玉県草加市にて、「100歳まで歩き続けるウォーキング教室」を開催して参りました。
NPO法人ワーカーズコレクティブひまわり
ひまわり健康ウォーキング教室の皆様、草加市の後援のもと開催となりました。
ひまわり健康ウォーキング教室代表の長谷川様からのお話しもあり、
「100歳まで元気に歩き続ける体を目指しましょう!」
ということで、元々ウォーキング療法士監修の柳沢さんとのご縁もあり、今回の講演開催に至っています。
講演会には、平日ではありましたが、約150名ほどの方が参加してくださり、
前半は柳沢さんから、
「ボケるウォーキング・ボケないウォーキング」というテーマで、お話ししてくださいました。
先日の世界陸上の裏話なども含めてのお話しで、
会場も盛り上がりました。参加者の多くの方が、競歩を生中継で見ていたようです。
講演の中では、
文部科学省の新体力テストで行われている、
開眼片足立ちテストを参加者全員で行いました。
「いつもは出来るんだけどな!」
「すぐに足ついちゃった!」
「しっかり保ってられた!」
など、当日の結果は様々であったかと思いますが、みなさんお一人お一人で、自分の身体の状態を知るきっかけにもなったのではないでしょうか。
また、講演の中では、
柳沢さんがパーソナルトレーニングで関わった方の報告などもあり、
頭と身体に意図的に負荷をかけてウォーキングを行うことで、
脳への酸素共有がアップし、脳の活性化にもつながるということもお話しされ、
みなさん興味津々で聴いていました。
その後、後半はウォーキング療法士の渡邉がバトンタッチし、
「ウォーキングの前後で行う効果的なボディケア」
ウォーキングに必要なものは、
まずは、可動域をしっかり確保することの重要性をお話しさせていただき、
ウォーキング前には、きちんと可動域を広げて動かすこと、
ウォーキング後には、可動域の最後でゆっくりとしっかり伸ばすことが大事です。というお伝えさせていただきました。
実際に、会場のみなさんと一緒に前後での体操をそれぞれ3つずつ行いましたが、
基本的には、以下の
この伸ばす、反らす、ひねるを大事にしていきたいという前提で体操を構成しています。
そして、いざ、実践です。
姿勢が変わることで、腕の上がりが変わることも体験。
すっかり体操のお兄さんの気分です笑。
前半でも柳沢さんからお伝えしていましたが、
効果的なウォーキングの実践で意識する5つのポイントがこちらです。
この5つを意識するための準備運動という形で構成してみました。
言葉や頭では分かるけど、実際にそれを身体で行うというのは、全く違うものです。
質疑応答でもたくさんの質問をいただき、
講演会後も熱心にご質問いただき、非常に充実した時間となりました。
講演会を通して、
「歩くことを通じて、自分の身体に興味を持ってほしい、大切に扱ってほしいです!」
と熱くお伝えしてまいりました。
いつもお話ししている内容ではありますが、
ウオーキングの定義として設けているのは、たった2つです。
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1、歩くときにどちらかの足が、地面・床に接地していること
2、脳や体に意図をもって、負荷をかけて歩くこと
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特に、2つ目に意識をしっかり向けています。
自分の体がどのようになっているのか、
思う通りに動かすことができているか、
自分の感覚と客観的に見た時の感覚は同じになっているか、
取り組めば取り組むほど、奥が深くて面白いのがウォーキングです。
ウォーキングをすることが目的ではなく、ウォーキングは、あくまで手段の一つと考えています。
健康を維持し、仕事はもちろん、プライベートも充実した日々を過ごしていけることが目的と考えています。
不調を感じる方は、感じないように。
健康だと感じている方は、より健康でいられるように。
人それぞれの状態、目標に合わせて、介入できるのもウォーキングであると思います。
実践講義に関しては、11月21日(木)に開催予定となっております。
良質な情報と価値ある体験を届けて参ります!
健康増進、予防領域にも興味のある方は、ぜひ一緒に学んでいきましょう。
↓
ウォーキング療法士の詳細は、こちらから。
ウォーキング療法士としては、企業研修や地域でのウォーキングイベントなど様々な活躍の場面もあります。
予防や健康増進に対して興味のある方はぜひウォーキング療法士認定講座にご参加をお待ちしています!!
国際統合リハビリテーション協会
ウォーキング療法士 渡邉 哲