療法士を癒すのは誰か?【5年目を過ぎた療法士の君へ】(45)

5年目を過ぎた療法士の君へシリーズも今回で45回。

幕間劇を入れると50回はいってますね。

 

丸一年もお付き合いいただきありがとうございます。

あなたにとって気づきの一助となっていることを願っております。

 

さて、今回は少しばかり私の疑問にお付き合いください。

 

「療法士を癒すのは誰か?」

 

ね、療法士を癒すのは誰なのでしょうね。

一緒に考えてくれませんか?

 

療法士はどこにストレスを感じる?

ストレスを感じているか?

平成28年労働安全衛生調査の結果によると、仕事でストレスを感じている人は約6割に達しています。

残念ながら、医療従事者やリハビリ専門職に限定した調査は発見できませんでした。

とはいえ、ストレスを感じる原因として上位に挙がっているものはといえば……

ストレスの原因は?

  • 「仕事の質・量」……53.8%
  • 「仕 事の失敗、責任の発生等」……38.5%
  • 「対人関係(セクハラ・パワハラを含む)」……30.5%

この3つです。

リハ科でも大きな違いはなさそうですね。

 

相談する相手はいるのか?

相談相手はいるか?

まだまだ参考の図は続きます。

こちらは、相談する相手はいるのか? 実際に相談したのかが出ています。

相談できる人がいるのは91%で、実際に相談した方は85%と非常に高い割合ですね。

さて、あなたはどうですか?

現場で、自分が感じているストレスを相談できる人はいますか?

また、実際に相談したのでしょうか?

 

専門職であらねばならない?

療法士……セラピストと訳されるように、治療法を行う専門資格を有した者です。

理学療法、作業療法、言語聴覚療法、そしてその有資格者として求められる姿、在り方が定められ、求められます。

とはいえ、人の行動を制限し、メンタルヘルス不調の原因の一つともなる「心理的な定義」となっていないでしょうか?

そう「○○であらねばならない」です。

「お兄ちゃんらしく」、「男らしく」などと自分ではない誰かに定義された言葉から、思い込みを作り出していることがままあります。

 

「専門職であらねばならない」と定義され、そこからあなた自身のなかで解釈し、思い込みを作り出していませんか?

もしかすると、それがストレスの原因になっているかもしれませんよ。

 

療法士を癒すのは誰なのか?

誰が相談相手か?

とはいえ「療法士だから自分でどうにかしなきゃいけない」のでしょうか?

意外と現場で相談できる人が居なかったのではありませんか?

先の統計では「ストレスを実際に相談した」方のうち、ストレスが「解消された」方の割合は 31.7%「解消されなかったが、気が楽になった」方は 60.3%でした。

 

根本原因が解決しなくとも、相談できる誰かがいること自体が、ストレスを緩和し、メンタルヘルス不調の予防にもつながると考えていいでしょう。

 

療法士だからと言って、一人で解決しようとせず、話のできる相手を見つけられるといいですね。

そういえば、これは脳科学作業療法第四の脳内物質活性法と同じことをやっていますね。

また別なタイミングでお伝えしたいと思います。

 

まとめ

今回は「療法士を癒すのは誰なのか?」についてみなさんと考えてみました。

療法士で在ろうとするあまり、強い緊張やストレスに晒されていませんか?

そんな時、相談できる……話ができる相手がいるだけで、悩みは解決せずとも気が楽になります。

まずは気分を落ち着かせて、ゆっくりと次のステップを考えていきましょう。

 

メンタルヘルスの効果的な方法や問題解決のための手段は、また改めて紹介しますね。

 

 

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  • 現場で起きている問題……
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  • 煩雑
  • ヒューマンエラーでイライラ

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参考・引用文献


Saito Makoto

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精神科作業療法に従事する。そのなか、臨床実習指導と院内改善指導に携わり、統合的な視点で医療の質向上をマネジメントする取組みを10年にわたり行ってきた。 IAIRに参加することで、病ではなく人をみる視点を手に入れ、同時に組織も人と同じく、病を抱えていることに気づく。共に育む「共育」をテーマに、療法士一人一人が組織に関わるための多角的な視点を持てるよう、人財育成とマネジメントに関する発信を行っている。
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