今回のテーマは「自己解決能力の向上」
エビデンスベースを強調してきた時代も
移り変わり、もちろんベースではありますが、
「患者さんの状況に応じて自ら考え、
個別性に合った関わり」を求められる時代。
決まり切った、治療・対応ではリハビリが成立しにくく
なってきています。
そんな中、「自分で考えろ」と言われても、
何をどう考えて、何からすればいいのか
わからないのが現状です。
結論から先に言うと、「自己解決能力を高める」には
【思考のフレームとなる考え方を1つ身につけ、
評価治療プロセスを明確化(視覚化)し、
小さなtry & errorを積み重ねる事】が近道です。
ポイントは、
- フレームにそって考える
- プロセスを明確化(視覚化)する
- 「小さな」try & errorを積み重ねる
この3つ。
症例報告などを聞いていると、
「1つの問題点に対し、1つの正解」
を欲しがるセラピストが多いように
感じています
とにかく「答え」が欲しい。
なんなら「答えだけ」でいい。
「この治療をしたらこうなる」
そんな答えが欲しい。
では、なぜそんな思考になっているのでしょうか?
一つは「失敗したくない」と言う思考。
治療がうまくいかず、成果が出ない時に
どうしたらいいのが分からないので、
「誰が治療しても失敗しない方法を知りたい」
もう一つは「エビデンスの功罪」。
エビデンス重視というのは、
「高い確率で、ある程度効果のある介入を
多くの人に届ける」という、意味では
効果がありましたが、
それが行き届きつつある現状では、
患者さんの個々のニーズに応えられなく
なってきています。
国や患者さんのニーズが変わってきてるので、
エビデンスだけでは「患者さんが望む成果」
が出にくくなっています。
また、SNSが発達した事で、情報過多となり、
どの情報を拾って活用していいか
分からなくなっているのも一つ。
自由すぎて何を指標にしていいか分からない
状態です。
失敗したくない。
でもエビデンスベースだけでは
成果が出しにくくなってる。
情報がいっぱいで何から手をつけたら・・・。
そんな渦中にいるはずです。
だからこその先ほど挙げた3つの
ポイントに沿った行動が大切になります。
1)IAIRで思考のフレームを身につけ(手前味噌)
2)思考過程をカルテ・ノート等に明記する。
(再現性と見直し、思考の整理のため)
3)1治療、1評価の徹底
(何に対して何をしたのか?効果判定を明確に)
自分が何に対して何をして、
どんな結果が出たのか?
ここが明確化できるようにしておけば、
迷うことは少なくなるはず。
3本柱の軸は「思考のフレーム」を身につけること。
ぜひIAIRとBクラスセミナーを通じて、
あなたなりの「フレーム」を作り挙げていきましょう。
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最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
IAIR 理事
理学療法士 中嶋 光秀
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