リハビリ業界が直面している課題

国際統合リハビリテーション協会が発足して10年、述べ20,000人以上のリハビリ職種に、知識・技術・治療コンセプトをお伝えしてきました。

北は北海道から南は九州まで、全国7か所で定期コースを開催し、全ての講師・インストラクターが教育トレーニングを受け、伝えるための技術を磨いて現場に立つ、そんな活動を粛々と続けてきました。

 

「何故、教育にこだわるのか?」

それは、リハビリ職種の社会的価値は、医療介護の世界に留まらないと考えているからです。

日本は、世界でも類を見ない超高齢化社会に突入し、社会保障費は年々増大、老々介護は当たり前、自分の身は自分で何とかしろと仰られる方まで…

 

その一方で、患者利用者の医療リテラシーは低いまま、医療や介護におんぶに抱っこ。

多くの人が自分で考えて自分で体を何とかしようという意識は生まれていません。病気になったら病院に行けばいい、薬を飲めばいい、リハビリの人が何とかしてくれる。

これだけ情報インフラが整備され、病気や障害について誰でも調べられる社会になっているにも関わらず、自分では知ろうともしない、動こうともしないのが現状です。

2025年問題

そんな状況でこれから迎える2025年問題は乗り越えられるでしょうか?

これまで社会を支えてきた団塊の世代が、国から給付を貰って、医療費や介護費の多くを負担してもらって生きる後期高齢者になった時、それを支えるのは誰でしょうか?

 

私たち以外いません。

 

病気や障害を抱える前からサポートを開始しなければ、医療介護業界だけでは支えられないところまで来ています。

国はその舵をきって、医療介護においては在宅の充実を推進しています。

裏を返せば、病院での在院日数を減らし、療養に掛かる保障費を減らしていく目的があります

 

リハビリテーション業界の現状

リハビリテーションにおいても、疾患別のリハビリテーションに差が生まれ、算定日数が設定され、介護保険申請者の医療的リハビリについては、基本的には出来ないというルールが設けられました。

全て社会保障費の適切な運用が社会から求められているからです。

 

そんな渦中にいる我々リハビリ職種は、医療介護の世界だけでそのパフォーマンスを発揮するべきなのでしょうか?

病気や障害を抱える前からサポートする人間も求められてはいないでしょうか?

それを出来るのが我々リハビリ職種ではないでしょうか?そのために必要なことは一つです。

 

「現状に気づく」

 

リハビリ職種の社会的価値

リハビリ職種の社会的価値は、医療介護の世界に留まりません。

ですが、それに気づけなければ行動には結びつかない。だからこそ気づきを得ていただくための教育が重要なのです。

 

始めはリハビリの現場で必要な知識、技術の修得から始まります。

順を追って学ぶことで、予防や健康増進といった医療介護に留まらない全ての人をサポートするための考え方を修得していけます。

継続した人の多くは、自分でも多くのことに気づけるようになります。それだけ身の回りのことに対するアンテナの感度が上がっていくからです。

 

IAIRの理念

国際統合リハビリテーション協会の理念は、「夢の探求、学問の探究」。

1人1人のリハビリ職種が、その現場で、地域で活躍し、1人でも多くの人の病気からの回復を助け、障害を持っても安心して生活出来るように貢献してほしいですし、病気にならない、フレイルや未病状態で塞ぎこまないような予防的な介入が出来る人材が増えてほしいと考えています。

 

現状に気づいてほしく、国際統合リハビリテーション協会は全国で定期コースを開催しています。

2019年も9月からスタートしますので、興味のある方は是非ご覧になってください>>>https://iairjapan.jp/archives/35630

 

それでは、最後までお読み頂きありがとうございます。

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国際統合リハビリテーション協会

理事 理学療法士 福留良尚

E-MAIL:yoshihisa.fukudome■iairjapan.jp(←■を@に変換してください)

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福留 良尚

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国際統合リハビリテーション協会常任理事 IAIR九州専任講師 理学療法士 コンディショニングサロン仁愛クリニカルルーム代表 3児の父 
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