「一歩目」が歩行効率の良し悪しの鍵になる。

PTであれば誰しも歩行分析をし、

歩行訓練をします。

 

特に歩行周期を分析し、歩行中にどのような

要素が不足していて歩けないのか?

 

つまり、歩いている最中の動き

フォーカスしています。

 

しかし、どんな歩容の歩行にも、

「一歩目」

があります。

この「一歩目」、実は歩行効率を決める

大きな要素になっているのはご存知でしょうか?

 

ここで皆さんが想像する場面は

ロッカー機能だと思います。

 

もちろん、ヒールロッカーが機能しないと

途中でアンクルロッカー、フォアフットロッカー

を修正することはできません。

 

しかし、見たいのはそこよりもう一つ前の段階。

 

一歩目を「麻痺側」から出すのか、

「非麻痺側」から出すのか?

 

ここが効率の良い歩行をするか否かの

分かれ目になります。

 

一歩目を出す時の重心の軌跡をもう一度

確認してみましょう。

 

通常、立位を保持している際は、身体が前方

へ回転しないように、下腿三頭筋の遠心性収縮

(底屈方向への力)を行って制御しています。

「止まるために」底屈筋力を働かせている

ため、身体が前に回転する(重力を使った歩行の推進力)

には、底屈筋の収縮を一瞬offにする必要があります。

 

そのために、一旦重心を後ろにずらして、下腿三頭筋の

収縮をoffにし、そこをきっかけとして重心を前方に移動

させていきます。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/16/3/16_3_139/_article/-char/ja/

 

何が言いたいかというと、

重心移動が先で、足は後。ということ。

 

重心が前方に移動した後に足が自然と前に出るなら、

一歩目としては「麻痺側」「非麻痺側」のどちらが

出しやすいでしょうか?

 

「非麻痺側」ですよね?

 

「麻痺側」は当然随意性の問題があるので、

重心の移動と連動させるのは難しいです。

 

なので、重力を使った効率的な歩行を

行える患者さんは、一歩目を

「非麻痺側」から出せます。

 

逆に一歩目を「麻痺側」からしか出せない場合は、

足を前に置くために重心を後方移動させるので、

「足は前にあるけど、身体が前に進まない」

状態になります。

 

つまり、重心を前に移動するために、重力ではなく、

「麻痺側の筋力」が必要になります。

 

この一歩目を見極められると、

患者さんの重心移動の能力&効率の良い歩行が

可能かどうかをつかむことができます。

 

「一歩目は麻痺側から出しましょう!」

「大きく足を前に出してください!」

って口頭で指示していませんか?

 

もしかすると、「あなた」が患者さんの

能力を制限しているかもしれません。

 

まずは立位で自ら重心を前方に移動

できるか?そこから見定めてみましょう!

<PR>

重力を使った効率の良い歩き方をベースに、

トレーニングとしての歩行をコーチングスキル

と共に学べるウォーキング療法士の講習会が

各地で行われています。

適切な歩行指導とは?歩行をトレーニングに昇華させた

ウォーキングメソッドを学んでいきます。

ウォーキング療法士

 

現在開催中のAクラスセミナーを始め、9月からは

全身を徒手的に介入するBクラスコースが始まります。

徒手介入のhand’s on(Bクラス) と

ICFの概念を用いたhand’s off(Aクラス)

この両輪が回ってこそのリハビリテーションです。

この機会に、徒手介入から学んでみてはいかかでしょうか。

 

各地のセミナー日程はこちら

 

 

脳卒中患者さんの評価と治療を

体系的に学びたい方はコチラ↓↓

https://ccrajapan.jp

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

IAIR 理事

理学療法士 中嶋 光秀

 

◇◆◇◆◇◆お知らせ◆◇◆◇◆◇

IAIRの公式LINEが始まりました!
まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。

お友達も1300名達成です^^!
LINE@特典のクーポンもございます^^

クリック↑

*******************************
一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
E-MAIL:info■iairjapan.jp(←■を@に変換してご利用ください)
HP:https://iairjapan.jp
Facebook:https://www.facebook.com/iairjapan/
中嶋個人Facebook:https://www.facebook.com/mituhide.nakajima

*******************************


Scroll to top