「5年目を過ぎた療法士の君へ」シリーズを、いつも読んでいただきありがとうございます。
筆者の齋藤 信です。
5年目を過ぎた後輩くんを中心に、新人、先輩、科長の4人体制で行なっているリハ科で、毎回あれやこれやとトラブルが起きてますね。
ですが、今回はさすがの彼らも「休ませてくれよ!」と、トラブルの少ない週末を迎えたいようです。
そこで、今回は幕間ということで、先日会員向けに行なった「オンラインLIVEセミナー」の開催報告をいたします。
オンラインLIVEセミナーって何?
IAIRでは、会員の皆さんにインターネットでリアルタイムに双方向でやりとりができる……LIVE放送を活用した、オンライン講義を始めております。
現在、齋藤の「Hand’sOffアプローチのフォローアップ!思考フレームワーク入門セミナー」と、福留理事の「灼熱トークLive」の2番組が、水曜日20時から隔週で開催されています。
月1回の「ウォーキング療法士月例勉強会」も第3木曜日19時から公開中です!
実はこのオンラインセミナーには以下のメリットがあります。
メリット1:教材のメリット
- 場所、時間、交通費に縛られずに気軽に受講できる。
- 何度も繰り返し受講できる。(再放送枠)
メリット2:リアルセミナーのメリット
- ライブチャットにより、他の受講者との交流を持つことができる。
- ライブチャットでワークをし、それをシェアできる。
- 書き込んだ内容に対し、講師から直接アドバイスをもらえる。
メリット3:コーチング・メンタリングのメリット
- 個別の質問が講師にできる。
- 個別に講師からアドバイスがもらえる。
などです。
つまり、オンラインを活用することで、それぞれのデメリット部分を補完しつつ、イイトコ取りした、夢のような企画なのです!
今回のテーマは「課題発見」!
さて、この7月より開始したシリーズでは「思考のフレームワークを共有する・使い方を学び実践する」をコンセプトに、リハビリの現場で使える思考のフレームワークを紹介しております。
今回行ったのは「課題発見フレームワーク」です。
リハビリの現場では、とかく問題解決思考に重点が置かれ、課題達成型の思考になれず、もやもやしながら閉塞感を感じてしまうことがあります。
そこで、今行なっているのは、クライエントさんの「夢」から発信された「課題」なのか、その夢を実現する土台を作るために足元を揺るがす「問題」をどうにかしようとしているのか?
それを分けて考えられるよう、いきなりここから始めちゃいました!
本当なら「夢」が先?
本来なら「夢」の探求方法を先に紹介した方が良かったのかな?
とも思いました。
と言うのも、クライエントさんに「将来何がしたいですか?」と訊いても「んなもんねーよ」と返された経験を皆さん持っていませんか?
「いやいや、今更そんな訊き方しませんよ」とおっしゃるでしょう。
では、あなた自身に置き換えてその質問の返事をくださいませ。
「将来何がしたいですか?」
ついでに、「それは本心から言っていますか?」と付け加えましょうか。
ね、難しいと思いませんか?
問題と課題を考えることで夢が見えてくる?
「んなもんねーよ」とストレートに反発してくれるならまだしも、クライエントさんが本心を語っていないことはしばしば。
だからIAIRコンセプトとして、身体的・心理的・社会的な不動を解決するために、ハンズオンアプローチ(TGA)と、ハンズオフアプローチがカギになってきます。
TGAで変化を時間してもらい、信用と信頼を獲得することで、ご本人の「夢」を教えてもらえます。
その為にも、今「問題に向き合っているのか」、「課題に向かって挑んでいるのか」を可視化することがポイントなのです。
夢は現実とのギャップをどう埋めていくかがカギ!
そこで今回のフレームワークとして、課題に基づくギャップを分析していく方法をお伝えしました。
ギャップに対し6つの視点で質問していくだけ。
シンプルな方法です。
よくある「5W1H」なのですが、ちょっとだけ使い方が違うんです。
まとめ
問題解決の方法や、課題達成に向けてのステップが時短でできる人には理由があるんですね。
ガンガン結果を出している療法士が、自然と身につけていった思考法。
思考する「最適な方法」を知っているか否かで、結果が変わります。
今回のように、様々なフレームワークを、会員の皆様むけに紹介していきますので、今後も是非ごさんかくださいね。
あ、もちろんまだ会員になっていない!と言う方は、この機会に会員になることを強くお勧めします!
IAIR 齋藤 信
IAIRキャンペーン祭「夏」開催!
もっと沢山の方にIAIRを知っていただきたい!
ともに学び、共に成長を続けながら、クライエントさんの人生の伴走者である療法士にとって、最高の伴走者でありたい。
IAIRは学びたい、成長したい療法士さんを全力で応援します!
https://iairjapan.jp/archives/35630