大人の対応

そろそろ大人の対応が求められてきた【5年目を過ぎた療法士の君へ】(挿話)

新人「う~ん……」
後輩「どうしたの?」
新人「実は研修会に申し込んでたの忘れてて」
後輩「あぁ、その日は出勤だよね?」
新人「そうなんです!キャンセルの連絡をしなきゃですよね」
後輩「だね。キャンセルします、って連絡しておけばいいんじゃね?」
科長「ちょっとまて!それ本気で言ってるのか?」
後輩「え?だって、お金払って研修を受けるんですから、手続きしなきゃ」
科長「いやいや、そこじゃなくて文面!」
新人「主催側はキャンセルはメールで、って言ってますけど」
科長「で?キャンセルします、だけ送るのか?」
後輩「え?だってメールアドレス登録してますし、それだけで分かるでしょ?」
新人「ですよね……LINEとかだと楽なんですけどね……あまりメール見ませんし」
科長「……じゃあ、君らには次回の当院主催地域リハ勉強会の事務局やってもらおうか」
後輩&新人「え~」

 

はい!またこんな季節がやってきました!

6月を過ぎれば、新人さんが研修会参加を考え始める時期でしょう。

ですが、初めての研修となると、全てがドキドキ。

申し込みや連絡、相互のやりとりなど、これまで体験したことがないことばかり。

さあ、そんな新人さんに、先輩として「ちゃんとした対応」を指導できるでしょうか?

 

実は以前にも色々紹介してます。

メールリテラシー

知らないと大恥?○○基礎知識(1)【臨床共育】(34)

この記事では、携帯メールではなぜダメなのか?という話もしています。

ですが、一番みて欲しい部分は、後半のメールテンプレートです!

 

連絡は連絡先の方に合わせる

療法士の助け合いとは

今回、科長さんが嫌な顔をしていたのは、40代後半で、SNSやLINEをあまり使ってないからと言うわけではありません。

後輩くんと新人さんに基本的な礼儀の話をしたかったからです。

SNSのメッセンジャーやLINEでのやりとりなら、確かに最低限のやりとりは可能です。

ですが、それをメールに持ち込んだらどうなるでしょう?

科長の立場なら……

「病院の看板背負っている(病院の代表で参加するようなもの)のに失礼な対応をしちゃダメだろ」

と慌ててしまいます。

 

リハの現場に例えるなら

精神科作業療法士がOT中に思考する3つのポイント【作業療法とIAIR】(03)

ご新規の患者さんのオーダーが出て、書類上は存じ上げているけど、まだ直接お会いしたことがない方がいたとします。

突然、廊下で「あ、リハの人ですよね?今日行きたくないので行きません」とだけ言われて立ち去られたらどうですか?

呼び止めてお名前、病棟、担当リハスタッフ名、可能なら行きたくない理由などを確認しませんか?

例えは悪かったかもしれませんが、そうされた時あなたはどう感じるでしょうか?

 

IAIRとしては

IAIRコンセプト

さて、ここで一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会(IAIR)としてのスタンスをお伝えしておきます。

IAIRは臨床教育団体です。療法士のみなさんの学びや学習が最大化され、人格的にも能力的にも患者さんやクライアントさんに選ばれる療法士の育成につながる教育を行っていると自負しております。

それは、研修会で行われる技術的な研修にとどまらず、今回の話題のようなメールでのやり取りなど、現場に戻った時に不利益を被らないよう、気づきを提供しております。

自身の行動の振り返りが患者さん、クライエントさんのリハビリに繋がると信じております。

 

まとめ

さて、先輩であるあなたは、後輩くんや新人さんにどんな指導を考えていたでしょうか?

科長のように「分からないなら体感させればいい」と言うのは乱暴かもしれません。

まあ、体験したことがない事は行動のハードルは高いですし、知らない事はそもそも調べようがありません。

科長のやり方を全否定はできませんが、他にも手立てはあるはずです。

ぜひ、この機会に考えてみてくださいね。

 

齋藤 信
最近IAIR会員事務局が多い
齋藤 信

追伸

実務的な話までするなら、1週間前に受講内容のテキストをPDFデータで配布しております。

理由は学習効果を高めていただくため、予習を推奨しております

印刷したりiPadなどで視聴できる状態で、あらかじめ内容に目を通し、当日に臨んでいただいております。

ですが、キャリアメールですとその連絡すら届かないのです。そうなると、ショートメールや直接お電話することになり、余計な通信費を負担させてしまうことになります。(ドコモだと1通30円ほど通信料に課金されるようです)

ぜひこの機会にGメールを作成してみてくださいね。

Gメール作成ガイド https://support.google.com/mail/answer/56256?hl=ja

 

追伸2

免責事項などが更新されております。

ご確認ください。

https://iairjapan.jp/iairlow

 

そこまで言うなら、IAIRって何を教えてるの?

IAIRコンセプトに基づくTGA(組織滑走法)をお伝えしています。
詳細はこちら https://iairjapan.jp/about-tga


齋藤 信

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精神科作業療法に従事する。そのなか、臨床実習指導と院内改善指導に携わり、統合的な視点で医療の質向上をマネジメントする取組みを10年にわたり行ってきた。 IAIRに参加することで、病ではなく人をみる視点を手に入れ、同時に組織も人と同じく、病を抱えていることに気づく。共に育む「共育」をテーマに、療法士一人一人が組織に関わるための多角的な視点を持てるよう、人財育成とマネジメントに関する発信を行っている。
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