【片麻痺患者さんのバランス戦略〜股関節戦略優位!ってホント?】

バランス戦略といえば、過去記事にも

ありましたが、↓↓

 

股関節戦略と足関節戦略。

 

 

教科書的に言うと立位バランスの場合、

まずは足関節戦略を優位に使い、

 

 

足関節戦略では対処しきれなくなると

股関節戦略を用い

 

 

それでもダメならステップ反応へと

移行していきます。

 

 

多くの片麻痺患者さんの場合、

バランス戦略の多くを股関節に依存

していることが多いのですが、

 

 

それは果たして悪いことなのでしょうか?

 

 

ここで必要な視点は、「結果的に股関節戦略

を優位に使っているだけ」という点です。

 

 

多くの片麻痺患者さんは足部の麻痺を抱えています。

(大なり小なり)

 

 

この時点ですでに股関節戦略を優位に「しなければ」

なりません。

 

 

当然、「ステップ反応」も使えないことが多いので、

足、股、ステップの3つのバランス戦略のうち

股関節1択になるわけです。

 

 

ただ、では代償として自在に股関節戦略を

使っているかといえば…「ノー」です。

 

 

股関節戦略には、大きな重心の移動が伴います。

 

 

しかし、バランスを崩した時の最後の砦「ステップ反応」

も、麻痺の影響で出にくければ、なんとしででも

立位保持を完遂する戦略をとります。

 

 

それが「その場に留まるために固める」

という戦略。

 

私たちが患者さんにバランスの練習と称して

外乱を加えた時に感じる「押し返される」ような

抵抗感(荷重が乗らないとか言いますよね?)

はその為です。

 

 

つまり、患者さんは股関節戦略を優位に

使っているのではなく、

 

「使わざるを得ない状況なのに、

十分に使えていない」

 

というのが本当のところです。

 

 

では、治療戦略はどう考えればいいでしょうか?

一つは、IAIRコンセプトに基づきます。

 

 

動かないように股関節戦略を使っているため、

結果的に股関節に「不動」が生じます。

 

 

不動になっている周囲の組織は滑走性が低下

するので、「硬さ」として感じることができます。

 

 

不動となった組織には感覚情報も入りにくくなるので、

感覚受容器としての働きも低下します。

 

 

なら、不動を解消するために、股関節に対する

TGAを用いましょう。

 

 

TGAが上手く行っていれば、滑走性が増えた事によって

感覚受容器としての感度が上がるはずなので、

必要以上に固定をせず股関節戦略が使えるはずです。

 

今回挙げたのは、介入方法のほんの一部。

まだまだ、介入する方法、方向性はたくさんあります。

 

 

IAIRコンセプト、TGAを学ぶと、仮説・治療・考察

のループをシンプルに回すことができるようになります。

 

 

令和になって1ヶ月が過ぎました。

そろそろ、お祭りモードから、臨床モードへ

切り替えませんか?

 

 

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いよいよ9月からはIAIRコンセプトに基づく

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8月までのセミナーでIAIRを体験したら、

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最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

IAIR 理事

理学療法士 中嶋 光秀

 

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