研修会の正しい選び方

研修会の正しい選び方【5年目を過ぎた療法士の君へ】(29)

後輩「4月はオツカレサマ!どうだった?」
新人「う~ん……勉強不足だってことがよく分かりました」
後輩「いやいや、まだ資格取って1ヶ月目だし」
新人「勉強会とかに行った方が良いんでしょうか?」
後輩「あ~いいんじゃない?僕も一年目から行ってたし」
先輩「ちょっと待った!自分の行動を押し付けない!」
後輩「え~僕の時は先輩がどんどん勧めてきたじゃないですか」
先輩「う……それは……」

 

さてさて、新人を迎えて1ヶ月。

新人さんは知識不足、技術不足に嘆いているようです。

あなたなら、そんな新人さんにどんなアドバイスをしますか?

 

そもそも勉強会ってなんだ?

勉強会

2011年以降、リハ業界の研修会ブームが興り、誰もかれもが研修会に参加し、また開催してきました。

2019年現在では、内容も玉石混交。セミナー情報を掲載するウエブサイトを持つ企業様たちも、その選別に苦慮しているようです。

ですが、勉強会、研修会、言葉は様々。でもそもそも勉強会って何をどこからどこまでなのでしょう?

どの情報が正しくて、誰に師事するべきなのでしょう?

 

研修会に参加すればいいのか?

問題点

闇雲に研修会へ参加すればいいわけではありません。

何をするにしても、目的が大事。受講する前に感じている「問題点」や夢見た「ゴール」はありますか?

「ある」ならその目的に向かって、研修会の詳細を確認すれば大丈夫。

でも「ない」なら、参加する理由を確認しておくことをお勧めします。

 

最悪な受講目的は?

最悪

ですが、最悪な受講目的というものもあります。

それは「科長に言われたから」という、他人が理由で受講することです。

もちろん、科長に言われて自身の不足を感じた……という方は別ですよ。

何も考えずに、ただ受けるのが最悪。時間と労力とお金を無駄にし兼ねません!

 

研修会を選ぶ基準とは?(組織編)

理念

では、どの研修会に参加するのか、選ぶ基準を紹介します。

まずは組織編です。

  1. 職場の理念や目的に沿っているか?
  2. その研修を受けることで、患者さんに還元できるか?
  3. 個人の目的と合致しているものはあるか?

この三つです。

 

研修会を選ぶ基準とは?(個人編)

成長

今度は個人視点の基準です。

  1. 個人が成長できる内容か?
  2. その研修を受けることで、患者さんに還元できるか?
  3. 職場で活用できるか?

個人の三つも出揃いました。

お気づきかもしれませんが、いわゆる三方よしのようなものですね。

「個人ー患者さんー職場ー個人……」と螺旋状に上がっていくイメージなら最高です。

 

でも大前提は……

正解

でも、研修会がたくさんあるからこそ、最も間違いのない方法があります。

「各協会、各都道府県士会の新人研修に参加すること」

まずは、新人さんのなかに、療法士としての基本となる部分を習得するにはうってつけです。

国家試験はあくまで療法士の基本を手に入れる前提を整えるためのもの。

そのうえで基本をつくり、自分の得意不得意、未来を考えての学習を進めていくのがいいでしょう。

少しずつ、自分の中での選択肢がはっきりしてきますよ。

もちろん、その選択肢のなかにIAIRがあれば嬉しいですけどね。

IAIR副会長齋藤信
齋藤 信

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Saito Makoto

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精神科作業療法に従事する。そのなか、臨床実習指導と院内改善指導に携わり、統合的な視点で医療の質向上をマネジメントする取組みを10年にわたり行ってきた。 IAIRに参加することで、病ではなく人をみる視点を手に入れ、同時に組織も人と同じく、病を抱えていることに気づく。共に育む「共育」をテーマに、療法士一人一人が組織に関わるための多角的な視点を持てるよう、人財育成とマネジメントに関する発信を行っている。
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