自己効力感

【慢性腰痛】測定していますか? “自己効力感”

突然ですが、
 
あなたが普段関わる方で
腰痛の訴えが長引いている方
お一人を思い浮かべて下さい。

その方は、何歳ですか?

(  )歳

では、さらに細かくお聞きしていきます。

その方の「自信」について質問致します!

1.その方は、痛みがあっても物事を楽しめる自信がありそうだ。

・はい

・いいえ

2.その方は、痛みがあっても家事のほとんど(掃除や皿洗いなど)をこなせる自信がありそうだ。

・はい

・いいえ

3.その方は、痛みがあっても友達や家族とこれまで通りにつき合える自信がありそうだ。

・はい

・いいえ

4.その方は、ほとんどの場合痛みに対応できる自信がありそうだ。

・はい

・いいえ

5.その方は、痛みがあっても何が仕事ができる自信がありそうだ。
(仕事には家事も報酬のある仕事もない仕事も含む)

・はい

・いいえ

6.その方は、痛みがあっても趣味や気晴らしなどの楽しいことがたくさんできる自信がありそうだ。

・はい

・いいえ

7.その方は、薬がなくても痛みに対応できる自信がありそうだ。

・はい

・いいえ

8.その方は、痛みがあっても人生の目標のほとんどを達成できる自信がありそうだ。

・はい

・いいえ

9.その方は、痛みがあってもふつうに生活できる自信がありそうだ。

・はい

・いいえ

10.その方は、痛みがあっても徐々に活動的になれる自信がありそうだ。

・はい

・いいえ

10の項目にお答えいただき
ありがとうございました。

実は、この項目が痛み患者の自己効力感、評価項目です!

今まで、ご使用になったことありますか?

正式には、

・はい

・いいえではなく

7段階で評価します。

全く自身がない  が 0 点
完璧な自信がある が 6 点です。

合計40点以上であることが
望ましいとされています。

日本語版を作成された、安達らの
文献は、こちらでごご覧いただけます。

◇“自己効力感”の評価には、慢性腰痛改善のヒント満載!

評価表を改めて見てみると
多くの共通する言葉が使われています。

一番多いのが、

・痛みがあっても

ですね。

10の項目のうち8項目あります。

残り2項目は、

・痛みに対応

です。

ではここで、慢性腰痛改善のヒントを確認しましょう。
その1)痛みに対応

痛みがゼロを目指すのではなく
痛みに対して自分で

・「対応」していく!

という姿勢。

痛みの「完治」を
目指している方がいらっしゃいますが、
それを目指すことでが、改善の妨げに
なっているいこともあります。

不安や恐怖が強くなりすぎてしまいます。

ご存じのように、
体や心の状態が、
本来あるべき状態ではないときに
痛みというシグナルが教えてくれる
ことは沢山あります。

次の慢性腰痛改善のヒントとしては、

その2)薬が無くても

の部分。

慢性期では、薬の使用は短期に限った方がよいと
いう報告がいくつかあります。

痛くなったらすぐ、薬ではなく

痛くなっても、「対応できる」ことはないか
自らも探っていく姿勢が望ましいとされています。

最後に、

その3)徐々に活動

の部分。

これは、シンプルなことですが、
腰痛改善にはかなり効果的と
感じています。

「徐々に」

できることから
少しずつ行っていく。

徐々にで結構です。

ですから、
アドバイスするときには、
禁止事項としての、

「あまり、・・しないでください」

だけでは終わらず、

「無理の無い範囲で、・・できそうですか?」

というように、

【やること】を明確にしていくことが肝要ですね。

以上、

“自己効力感”の評価項目から、

慢性腰痛改善のヒントを3つ
確認してみました。

 

◇アプローチのもう一つのポイント

では、最後にアプローチのポイントを
もう一つ見ていきましょう。

そもそも“自己効力感”のというのは、

私生活や仕事の中で困難と思う場面に
出くわした際に、

<自分は何とか乗り越えることができる>

と考えられるか、
つまり、自己に対する自信、のこと
とされています。

自己効力感を高めるために
私が一番意識していることは、

<小さな成功体験>

です。

小さな成功体験を
していただける場面を設定して

ご自身の心身の変化を
実感していただき

その時、

モチベーションを確認していきます。

そして、

今まであきらめていた行動
自信がなかった行動が少しずつ
獲得できるようになること
親身に支援しております。

このとき、その行動の妨げになるものに、

「恐怖回避思考」というものがあり、
これには、
「破局的思考」が関与していると
されています。

◇まとめ

今回は、
困難な場面にでくわした際に
「自分はなんとかできる!」と
思えるかという

「自己効力感」

について、慢性腰痛という観点で
みてきました。

慢性腰痛の改善になる

・痛みに対応
 
・薬が無くても
 
・徐々に活動

の、3つのポイントも確認できました。

是非すべての人々の“ハッピー”のために
活かしていただければ幸いです。

次回も、

慢性腰痛改善のヒントとなる

「破局的思考」について一緒に見ていきましょう。

このようなことも、
ILPTベーシックセミナーではお伝えしています↓

参考文献:松平浩・竹下克志「そうだったのか!腰痛診療」南江堂

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複合的腰痛アプローチ
IAIR Lumber back Pain Technology(ILPT)主宰

赤羽秀徳

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・「自分の不安が患者さんにうつってしまっていたのではないか、
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・「腰痛だけではなく、人間関係のことなど、視点が180度変わりました」(PT5年目川名さん)

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