現場は多忙

この忙しい時期、マニュアル更新と新人教育はセットでやろう!【5年目を過ぎた療法士の君へ】(24)

科長「じゃあ、来週から新人さん来るのでよろしく」
先輩・後輩「はい!」
先輩「久しぶりですが、新人教育は誰が?」
科長「来年度から5年目だし、後輩君やってみよっか!」
後輩「はい……ちなみにマニュアル古いままですけど……」
科長「あ、忙しくて振るの忘れてた!」
先輩「まじっすか。何か考えあってそのままかと思ってました!」
後輩「ど、どどど、どうします? 今の運用と微妙に違いますが……」
一同「……」

ということで、今日は「マニュアル」をテーマにしてお話しましょう。

 

◆ マニュアルに対する意識が低い?

さてさて、このリハ科の面々は随分困っているようですね。

  • 毎日の業務に追われてる。
  • やっていることが変わっても、マニュアルを更新する手間が惜しい。
  • 3人だけだし、口頭説明で分かるからいいや。
  • お互い分かってるし、都度説明すればどうにかなるよね。

色々理由はありそうですね。

大事なことは分かっていても、ついつい後回しにしてしまう。

やっぱりマニュアルに対する意識のかけ方は、低いのでしょうか?

 

◆ この忙しい時期、マニュアル更新と新人教育はセットでやろう!

ノウハウ

今日で来週の緊急事態……皆さんのリハ科はそうなっていないと思いますが、折角のいい機会です。

この忙しい時期、マニュアル更新と新人教育はセットでやってしまうことをオススメします!

と言うのも、現場で何も考えずに業務が行えているあなたにとって、新旧業務の違いを紙面に起こすのは結構大変。

だったら……旧マニュアルを新人さんに渡し、あなたは業務を説明しつつ手本を見せる。

新人さんには口頭で言った部分を旧マニュアルに赤ペン記載をしてもらう。

その上で、新旧混在マニュアルを用いて業務を実際に一緒にやってみる。

最終的に今のやり方に寄せた内容でマニュアル内容の変更を一緒にやる。

ここまでやれば、業務内容を教えつつ、やりつつ、マニュアル更新までできます。

不完全なマニュアルで新人さんが困ることもなく、業務の改善もできて一石二鳥です。

 

◆ ついでにもう一つ新人さんに手本を見せられることがある!

新人サポート

マニュアルの作成や更新のプロセス、実はリハビリテーションの評価-再評価の流れと酷似しているんです!

指導役が「リハ科」という患者さんの「業務」という行動に「マニュアル更新」というリハビリプランを提供するようなものです。

マニュアル作成や更新が、毎日行っているリハビリと違うものだと思うからやりたくなくなるんじゃありませんか?

だったら共通項を見つけて、リハビリテーションの基本的な考え方が、この世の中の色々なことに活用できることを紹介できれば最強です!

新人さんは、今まであなたのしてきた実績ややり方を真似しながら成長していきます。

できる限りで大丈夫。手本を見せていきましょう!

 

◆ まとめ

ということで、今回は「マニュアル」をテーマに、

「マニュアル更新と新人教育はセットでやる方法」

を紹介しました。

 

ちなみに、緊急事態の方法です。

新人さんを迎え、職場の理念、コンセプトをしっかり伝え、一緒にリハ科を作っていく。

そして、患者さん、クライエントさんの健康と幸福に関わっていくことを真摯に伝えていきましょう!

IAIR齋藤信
齋藤 信

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Saito Makoto

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精神科作業療法に従事する。そのなか、臨床実習指導と院内改善指導に携わり、統合的な視点で医療の質向上をマネジメントする取組みを10年にわたり行ってきた。 IAIRに参加することで、病ではなく人をみる視点を手に入れ、同時に組織も人と同じく、病を抱えていることに気づく。共に育む「共育」をテーマに、療法士一人一人が組織に関わるための多角的な視点を持てるよう、人財育成とマネジメントに関する発信を行っている。
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