保険外サービス 自費リハビリテーションについて

From.IAIR 福留良尚

 

日本理学療法士協会が発行しているJPTA NEWS2月号の特集。

テーマが「社会から認められる療法士になる」でした。

 

このテーマだけを読んで、もしかしたら「ん?」と思う療法士もいるのではないかと感じました。

というのは、このテーマの前提が「まだ認められていない」という解釈をしてしまう人も居るかもしれないと思ったからです。

 

先日行った講習会の中で「我々療法士が社会に認められていると感じる人?」と伺いました。

会場にいたPT、OT(この時はSTはいらっしゃらなかったです。)は、考えつつも一人として手を挙げることはありませんでした。

 

つまり、少なくともその会場にいた20名程は「我々療法士は社会に認められていない」と感じているのです。

 

社会に認められる療法士

では、良く考えてみましょう。

私たちがリハビリテーションを提供することで得られる対価、診療報酬介護報酬はどこから支払われるか?

 

7割、ないし9割は社会保障費として扱われる「税金」です。

 

税金とは、日本にいる人のほとんどが納めているお金です。

その国民全体から集めたお金を、リハビリテーションを提供した専門職種に支払っても良いと認められているのが、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士です。

 

完全に国や国民からの了承を得て、認められているわけです。

「我々は国や社会から認められてリハビリテーションを提供している」

ここは今日お話しするテーマの前提の話になります。

 

保険外サービス

社会から認められるということは、そこに住む人たちの要望、ニーズを満たしているから認められるというのは分かります。

病気や怪我をして日常生活やスポーツ、仕事が出来なくなった人が、その環境に戻る、社会復帰をする、そのニーズに応えるためにリハビリ職種が存在しています。

 

しかし、昨今「保険外サービス」としてのリハビリテーションが認知されつつあります。

いわゆる「自費」でのリハビリを受けることで、保険が使えない分利用者の負担は大きくなります。

それでも、今自費リハビリテーションは社会から必要だと注目を集めています。

>>>脳卒中後遺症のリハビリ施設開設(NHKニュース)

 

社会的ニーズの変化

つまり、これまでとは違ったニーズが社会から出始めているということです。

ただ歩ければいい、仕事が出来ればいい、日常生活が出来ればいい、という復帰のみを目的にしたリハビリテーションではなく、歩行の質、生活の質、仕事の質を利用者は追求し始めたということです。

 

先程のリハビリ施設だけでなく、フィットネスジムにも常勤のPT、OTがいるところも出てきています。

そのニーズは「運動の質」「間違った方法で運動をしたくない」「効果的な体の使い方を知りたい」といった、ジムに通っている人々が更に質を追求し始めたからこそ出てきたものです。

 

正にQOL(Quality of Life)

 

今回、講習会の会場だけでなく、インターネットを活用して全国のPT、OT、STに二つの質問をしました。

  1. 保険外サービスについてどう思いますか?これまでどう感じていましたか?
  2. これからの社会的ニーズとはどんなものがあるでしょうか?

 

以下、参加していただいた一部の方の回答。

社会のリハビリテーションに対するニーズは変わってきています。

だからこそ我々リハビリテーションを提供する療法士も、働き方に多様性が出てきて当然です。

多方面からヒトを見れる療法士の必要性がこれまで以上に高まっています。

 

今回の「オンラインミーティング 療法士の働き方」については、動画もご覧いただけます↓↓↓↓↓↓

(※動画は4:00~スタートします。)

 

それでは最後まで読んでいただけて感謝です。

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一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会

理事 理学療法士 福留良尚

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福留 良尚

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国際統合リハビリテーション協会常任理事 IAIR九州専任講師 理学療法士 コンディショニングサロン仁愛クリニカルルーム代表 3児の父 
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