【学生指導にも使える思考過程② 初学者に対するトップダウン評価の実践方法】

トップダウンでの評価をどう伝えますか?

 

さて前回は、学生や初学者のうちは、

「評価手技というボトムをしっかりできないと、

トップダウンで考えたときに流れが止まってしまう」

というお話でした。

 

 

今回は、トップダウンで評価を進める場合は

どう伝えたらいいの?というところになります。

 

 

 

前回もお伝えしたように、

トップダウンで評価を進めていく場合、

「動作分析」ができないと全く

話になりません。

 

 

 

動作分析の中から問題点としていくつか仮説を出し、

その確認のために評価手技を用いて、確定させます。

 

 

 

まずは動作を見て、ここが異常だ、ここが逸脱している、

なんてことを見つける必要があります。

 

 

 

厳密には「動作分析」の前に「動作観察」

ができなければなりません。

 

 

 

もうこれだけで学生さんや初学者は

アップアップのはずです。

 

 

 

観察って言っても、何をどう見たらいいのか・・・。

 

 

 

やりがちなのは、いきなり動作を見て、

関節運動を記載すること。

 

 

 

これをやり始めると、ドツボにハマるので

今すぐやめてください。

 

 

 

書いたはいいけど、そこからは何の進展もなく

くじけるだけです・・・。

 

 

 

では、歩行を例に考えていきましょう。

 

 

 

トップダウンで評価するのでまずは

歩行観察をします。

 

 

 

歩行観察では、「全体像をメイン」に見ます。

 

 

 

まず、全体像を見て、対象の歩行がどんな印象なのか?」

全体を通してどんな「目立った特徴」があるのか?

 

 

 

1つか2つで構いません。それだけでOKです。

 

 

 

次は

この全体像で見つけられた逸脱動作や特徴

について、考えていきます。

 

 

 

「なぜ、その現象が起きたのか。

その原因になる要素は、可能性として

何が考えられるのか?」

という「仮説」を立てます。

 

 

 

ここも1つか2つ仮説が上がればOK。

 

 

 

最後に「仮説を証明するために必要な

評価バッテーリーは何か?」

 

 

 

見つけたら、評価を実施します。

 

 

 

具体的に言えば、

【歩行観察】

右足の立脚時間が短く見えた。

 

 

【仮説】

右足の立脚時間が短いのは

下肢の筋力低下が原因ではないか?

 

 

【評価手技】

MMTを選択し、実施した。

 

 

【結果】

筋力低下が見られた。

 

 

【解釈】

右足の立脚時間が短いのは、右下肢の筋力低下が

原因である可能性がある。

 

 

 

という流れになります。

 

 

 

ここで大切なのは、

最初から正解を求めないこと。

 

 

 

学んで欲しいことは、

正解を当てはめることではなく、

思考過程を知って、体験してもらうこと。

 

 

 

考え方だけを教えて、あとは各ピースに

何がハマるかはご自身でやってもらいます。

 

 

 

多くの方が、この思考過程の方法自体を知らない、

もしくは体験したことがないことが多いです。

 

 

 

どうしても、教科書や文献に「正解」を

探しにいくからです。

 

 

 

思考過程の流れさえ身につければ、

あとは繰り返し検証して、

精度を上げるのみ。

 

 

 

まずは大雑把なところで構いません。

 

 

 

全体を見て、観察されたことから

問題点を見つけ仮説とし、その仮説を

検証するために評価手技を実施する。

 

 

 

やり方さえわかれば、楽しくなります。

 

 

 

難しく考えず、シンプルにいきましょう。

 

 

 

今日はここまで

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

 

IAIR 理事

理学療法士 中嶋 光秀

 

 

 

→【IAIRセミナーページ】

https://iairjapan.jp/calendar

 

◇◆◇◆◇◆お知らせ◆◇◆◇◆◇

IAIRの公式LINEが始まりました!
まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。

お友達も1300名達成です^^!
LINE@特典のクーポンもございます^^

クリック↑

*******************************
一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
E-MAIL:info■iairjapan.jp(←■を@に変換してご利用ください)
HP:https://iairjapan.jp
Facebook:https://www.facebook.com/iairjapan/
中嶋個人Facebook:https://www.facebook.com/mituhide.nakajima

*******************************


Scroll to top