臨床でまず大事とされるROMとMMT
2月も中盤に差し掛かり、
各職場とも新年度の体制どどうするか?という話をしているところかと思います。
気持ち的に、前向きになりつつも、
若干の不安もありつつというのもあるのではないでしょうか。
こういう時にこそ、
基本に立ち返りましょう。
リハビリの評価といえば、ROMやMMTですね。
養成校時代でも、
評価の教科書でも一番最初は、ROMの項目がありました。
さて、みなさんはこのROMとMMTばっちり!でしょうか?
苦手意識はありませんか?
私としては、はじめのうちはとても苦手意識がありました。
何が苦手か一言でいうと、、、、
「どう動かしていいか分からない」
もっと踏み込んで言うと、
「どう触っていいか分からない」
という気持ちというか、考えがありました。
ROMやMMTなど評価に関して、共通すること。
上記のように、
どう触っていいか、どう動かしていいか分からないという状態で、
片手にはゴニオメーターを持ち、
基本軸と運動軸がずれないように注意を測りながら、
相手の最終可動域の角度を必死に測る。
と、現場ではこのような状態になっていませんか?
このように、あくせくしながら、
自分の身体やメンタルも緊張しながらの状態で、
ROMの角度は測定出来たとしても、
エンドフィールの質感などを感じることは至難の業だと思います。
(参考記事:ROM制限の原因を推測するために必要な3つのこと。)
と考えていくと、
ROMにもMMTにも共通していえることは、
”触れる”
ということですね。
まずは、ここへの苦手意識などを無くして、
スタートラインに立てたら、少し落ち着いて臨むことができるのではないでしょうか。
”触れる”ということに対して、
自信をつけてるためにはできることは、
”触れる”ことです。
もちろん闇雲に触れればいいというわけではありません。
どういう触れ方が良いのかというと、
触れている方も、触れられている方も、
心地良いかどうかです。
IAIRでは、この触れ方を
Comfortable Touchと呼び、セミナーなどではお伝えしています。
普段の現場でどうやってその心地よい触れ方ができているか、
確認するためには、
肩や股関節の屈曲のROMで行ってみましょう。
エンドフィールを感じた時に、もう少し可動域を広げられるそうな方向を、
対象者の方と確認しながら行うことで、
練習にもなります。
感覚の共有というのは、
最初は難しいと感じるところもありますが、
共有することが出来ますので、ぜひ練習してみてください。
触れることの精度を上げるためには、
こちらも参考にしてみてください。
参考図書:手の治癒力(山口 創著)
(画像をクリックすると、Amazonのリンクにとびます)
まずは、触れるということを安心してできるようになった上で、
ゴニオメーターなどの器具を用いることに余裕ができるので、
角度も質感もしっかりと把握できるようになります。
こういった関わりを続けることで、
現場での臨床にしっかり活かすことが必ずできるようになります。
ぜひ現場でもトライしてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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write by 渡邉 哲
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